見出し画像

衝動《蒼天》に出てきた人たち

刹 月影(セツ ツキカゲ)

アウラ・ゼラ族の青年。表の顔は冒険者、裏の顔は復讐専門の殺し屋。冒険者としては忍者として活動することが多いが、あらゆる職種を齧るため、ほかの立ち回りもある程度は出来る。故郷で《忍びの真似事》を継承してきたため、通常の忍術以外に隠し武器や銃の心得もあるが、普段は冒険者に準じた忍者として行動する。目が悪く、自然光、人工光どちらにも弱いため、シェイデッドグラスを愛用する。至って冷静であり、どこか不敵に笑っていることが多い。5歳年上の兄、3つ下の妻がいる。ふとしたことで魔物であるパイッサの子供を拾い、栗丸と名前をつけて世話をすることに。こう見えて甘い物が大好物。皮肉屋であり、縛られることを極端に嫌う自由人だが、お人好しでもある。チョコボの森で暴漢に閃光を浴びせられたせいで目を傷めて療養している。

画像1

スティムブリダ・ロストニスウェルドウィン

刹、劉の義理の母であるルガディン族の女性。名前はゼーヴォルフの名だが部族としてはローエンガルデの方になる。ウルダハのほうの生まれ育ちだが祖父がゼーヴォルフだったのでその流れで名前がこうなったらしい。非常に穏やかで優しい女性だが、その昔は凄腕の傭兵として争い事もこなしてきた豪快さと血の気の粗さも持ち合わせている。普段の様子からは彼女が元傭兵である、などとは全く分からない。料理上手であり、心配性。実の息子を病で早く亡くしており、西に逃げてきたばかりの刹に亡くした息子を重ねてみていた。種族も全く違うながら実の息子として刹を世話し、のちのち再会の叶った兄の劉も当然のように息子の一人として扱っている。ウルダハに転がり込んできたばかりの刹が精神的に不安定だったのをきちんと理解しており、少しでも落ち着くことが出来ればと尽力していた。今でも、刹のことも劉のことも常に気にかけている。なお刹は彼女の作るオムレツとポポトパンケーキが好物である。

画像2

ウィルフトゥーム・イルンアビルシン

刹、劉の義理の父であるルガディン族の男性。両親は海賊で本人は傭兵という戦闘が得意な一家の出身。荒仕事でスティムブリダと知り合い意気投合して結婚。息子を授かるも流行り病で亡くしている。刹をリムサ・ロミンサで見かけた時、息子が生きていたらこのくらいの年齢ではないかとの考えが過り、放っておけなくなって連れ帰る決心をした。そのまま養子として迎え、以来、家族として暮らしている。夫婦そろって西の作法や常識、エオルゼア文字の読み書きなどを刹に教え込み、冒険者になっても大丈夫なようにと備えてくれていた。料理上手であり傭兵を引退してからは酒場パッシングマーシナリー《行きずりの傭兵》を経営している。刹が料理好きになったのは義両親の影響が大きい。基本的に明るく優しい人物だが、スティムブリダと同じく血の気の粗さも持ち合わせており、それなりに怒りっぽい。刹、劉共に今でも大事に思っており、時折帰ってくるのを夫婦そろって楽しみにしている。

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?