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影の素顔《紅蓮》に出てきた人

狂い月の絶影(くるいづき の ぜつえい)

黒い仮面で顔を隠し、冴え冴えとした白髪をしたアウラゼラ族の黒服の男。名乗り名は狂い月の絶影。復讐専門の殺し屋を自称し、働きに対して相応の対価を支払うと事を成してくれる。復讐専門とは言うものの、それ以外を受けないという訳ではなく、情報収集や人質の救助なども請け負う。が、最優先されるのは復讐である。仕事の邪魔となれば無害な相手であろうと平気で始末する一方で、目撃者や妨害者が未成年だった場合は見逃すのが主義らしい。笑いながら相手を追い詰めて殺すような残忍さを持ち、殺し屋としての仕事を心底楽しんでいる。その本来の姿は光の戦士と呼ばれる冒険者、月影の刹、その人である。

切り替えがはっきりしている様子で、刹の時よりも絶影の時の方が残虐で凶暴になる傾向がある。刹は絶影の事をもう一人の自分のような説明で喋ることがあり、まるで自我が入れ替わっているような振舞いをして見える事があるが……?

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