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【CIO】疑心暗鬼になりがちな自分と久々に向き合う【故障】

これは午前0時になって、2024年を迎えた直後のこと――


寝る前にYoutubeでも見るかと思った自分は、おもむろにCIOの充電器を手に取り、「PCを充電するついでに親のタブレットやモバイルバッテリーも充電しておくか」と考えた。

自分が実家帰省用に持ってきたこのCIOの充電器は、最大4つのデバイスを同時に充電できるという素晴らしい旅のおともなのだ。

充電器に各ケーブルをどんどん接続していく。

CIOのすごい充電器

そして充電器本体をコンセントに繋いで、PCタブレットモバイルバッテリーと、ついでにスマホの同時充電を開始した。

4つの端末が充電の開始を告げる。

最小の荷物でしっかり結果を出す……こういうのが気持ちいいんだよな……!


……しかしどうしたことだろう。

10分ほど経ってふとMacBookの電池表示をみると、充電が行われていない表示になっているのだ。

そして確認すると、他のガジェットへの電力供給も止まっていた

さらに……


「ピッ……ピッ……ピッ……ピッ……」


なんだか心電図みたいな音(高音Ver.)が深夜の室内に響いている。


謎の音の発生源を探ると……CIOの充電器だ。

今まで聞いたことのない断続的なコイル鳴きである。


※(同じ状況に遭遇した人のために録音したものを置いておく)↓


これはもしや……


なにもしてないのに壊れた!?



Amazonの製品レビューを見ると、「なんか急に使えなくなった」という報告はそこそこあった。

まさか自分もこのレビュアー達と同じ体験を……しかも新年になったタイミングですることになるとは……!

いままで充電器が壊れたことなんてないので尚更驚きだ。


……だが安心して欲しい。

日本企業であるCIOの製品は1年保証があったはずだ。
買ったのは去年の3月なので、なんとか保証期間内ではある。

問題があるとすれば、CIOは年末年始にしっかり休むホワイト企業なので、1月4日になるまでは対応が不可能ということ。

年末年始のトラブルって厄介なんだな……。

まあCIOのサポートはしっかりしていると話題になってた気もするので、悪いようにはならないと信じよう。

・・・

そして1月4日にサポートへの連絡をしたわけだが、今度は初売りセールが開催中なので、あらゆるサポートは普段よりも遅れるとのこと。


……年末年始は本当に厄介である。



そしてそんな初売りセールCIOのケーブルを買った自分がいた。

「なんで不具合で困らされてるメーカーの製品をまた買ってんだお前は」というわけだが、CIOのモバイルバッテリーにはいつもお世話になってるからつい……!


それに購入したケーブルは、液晶部分に充電速度が表示されるのだ。

無駄に温湿度計の値も気になっている自分なのだから、充電のW数だって把握しないとね!

(新品)

しかしなんかこれ、液晶部分がズタズタじゃないか……?


これって……

誰かが開封済みってこと!?


充電器に続いてこんな……!

CIOぉぉおおお!!!


……いや、CIOに怒られたくないので速攻で答えを明かすと、これは液晶部分にフィルムが貼ってあるだけである。

即座にカスタマーサポートに突撃しようと思っていたが、試しにXで検索してみたら自分と同じような事を言っている人が居たので判明したのだ。

……危ない危ない。

余計な手間と恥をかくところだった。

フィルムを剥いだら綺麗!

いやなにせ充電器で不具合が出ている状況なので、「CIOならやりかねないかも…!!」という疑心暗鬼モードになっていたのだ。

最近は鳴りを潜めていたこの疑心暗鬼モードだが、学生時代は本当にこれをどうにかしようと頑張っていた覚えがある。

自分は本かテレビか一体何の影響かは不明だが、世の中は悪意に満ちていると思っている時期があったのだ。


例えば文房具がなくなったりすると、「誰かが取ったのでは……?」という他責思考に瞬時に行き着くという非常にアレな状態である。

もちろん実際は自分がそこらへんに落としたり置いたりしただけで、周囲に悪意など存在しない。

勝手に疑って勝手に消耗する……あんな状態には戻ってはならない。


とはいえ今回はカスタマーサポートへ突撃する前にXで検索したわけだし、自分の思い込みを疑う姿勢が一応は維持されているようでよかった。



でも今回は充電器が故障したのが実家に居たときだからまだ良かったが、これが旅行中とかだったらかなり悲惨だっただろう。

厳選した帰省用ガジェットたちだったが、充電器が1個使えなくなるだけでここまで破綻するとは……。

かといって充電器を2個持ち歩くかというと、それもまた大変だ。


更には持ち歩くケーブルも再考の余地がある。

もし仮に充電器に問題が起きたとしても、ホテルには充電器いらずの充電用USBポートがあったりするわけだが、自分の行く価格帯のホテルではUSB−A端子が基本だ。

だが自分が普段持ち歩いているのはUSB-Type C to Cケーブルなので、USB−A端子の充電ポートは使えない。

こうなってくると、片側がUSB-Aのケーブルもいざというときのために持ち歩いたほうが良いかも……?

(一部のホテルではもうUSB-C対応の充電ポートがもうあるらしいけど)



そして調べていくうちに、「ケーブルだけ挿すような充電ポートは危ない場合があるよ」という意見も発見。

世の中にはUSB端子にO.MGアダプターのような機器を仕込み、スマホやPCに攻撃を加えてくる場合があるという。

こりゃもう完全に悪意しかない。

対策としては、充電ポートとスマホを直接つなぐのではなく、間にモバイルバッテリーをかませると良いらしい。

もちろんパススルー対応であることが重要だ。

パススルー対応しているCIOのモバイルバッテリー

なんだか意図せずCIOに始まってCIOに終わった感があるな……。


なお個人的には上の画像のモバイルバッテリーはケーブル内蔵なのが楽で良いのだが、USB-Aポートもついている製品の方が更に利便性は上がると思う。

なんだかんだでUSB-Cだけではまだまだ対応できないものも多いし。

(あと単純にこれはサイズがちょっと大きいし厚い)



とまあそんな感じでケーブルや危険な充電ポートについて書いていたら、1月5日の夕方にCIOからメールが届いた。

「初売りセールで対応が伸びる」とか言ってたけど、たった1日で対応してくれたじゃないか……!

また、メールに書いてあった交換対応の手順も非常に楽!!

なんとCIOの場合は返信用封筒に不具合品を入れてポストへ投函するだけだという。

Amazonの返品交換のめんどくささと比べたら超絶簡単で感動ものだ。


やっぱり選ぶなら日本の会社である。



そんなわけで、元日から始まったあれこれがようやく解決しそうだ。

なんだか自分で読んでいてCIOからお金貰ってそうな記事だなと思うが、もちろんそんなことはない。(2023年10月からステマは犯罪なのだ)


実際のところ、1月1日時点でこの記事の下書きは書き進めていたのだが、その時点ではネガティブな感情のほうが大きかった。

でもその後の営業開始からの素早い対応でひっくり返された感がある。

なにより交換対応の簡単さが良い!!


……実は今SwitchBotの温湿度計の交換対応をしなければならないのだが、もう手順を読むだけでうんざりして放置しているところなのだ。

せめて小型の商品くらいは、今回のCIOみたいな対応にできないものなのだろうか……?


これからは日本の会社贔屓で行きそうな自分に目覚めつつ、今度の充電器は故障しないことを祈るとしよう。



あ、CIOは公式で製品登録をすると、保証期間が2年に伸びるよ!!


・・・


(ステマ記事ではない)



【追記】
メール対応が早かったからといって交換品が早く来るわけではないのだ。



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