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ビシエドに代走を出せば本当に追いつくことが出来たのか

note初投稿となるつけものです

今回のテーマはあの場面でビシエドに代走を出すことがほんとに勝ちに繋がると言いきれるか、です。

TLでは「ビシエドに代走出してたら一塁から('ω`)シュウヘイ…のタイムリーでホームインして追いついてたじゃん」という意見が散見されました。確かに足速い友永とかが一塁だったら追いついてたことね?って気持ちもめちゃくちゃ分かります。

ですが結論から言わせてもらうと「そうは言い切れない」と思います

なぜかと言うとまず1つは

「ビシエドに代走出しとけば…」は結果論であるからです


例えばあの場面で与田監督がビシエドに代走を出したとしましょう。1アウト一二塁、高橋周平の2点タイムリーで追いつく!ほんとにそうでしょうか?そんなことは無いと思います。

なぜならランナー(の足の速さ)が変わればバッテリーの配球も中崎、高橋周平の精神面においても全く違うからです。そう

高橋周平が(一塁に代走がいる場面で)ツーベースを打ち追いつくとは言い切れません

配球や投げてくる投手のメンタルが違えば当然結果も変わります。もしかしたら高橋周平が放つ打球がホームランだったかもしれないし三振かゲッツーだったかもしれない可能性もあるのです。それが野球の面白い部分のひとつであるとも言えますよね。

もうひとつの理由が

控え野手が友永・石川駿・松井雅人・堂上しかいなかった

ということです。あの場面で代走を出すとしましょう。そうすればきっと代走は足の速い友永になることでしょう。そして追いついてもし延長に行ったらベンチに石川駿、松井雅人、堂上だけとなると下位打線に積極的に代打を出せませんし外野手が負傷交代した場合対応しきることが出来なくなります。

そして他にもビシエドのUBR(平均的な走者と比べて盗塁以外の走塁でどれだけチームに得点をもたらしたか)という指標ではなんと平田に次ぐ、しかも大島よりもいい数値をたたき出しています。

https://1point02.jp/op/gnav/leaders/pl/pbs_advanced.aspx?sn=2019&lg=0&tm=1954001&ps=0&sl=1&sr=0&pn=-1

つまり結果ビシエドがホームイン出来なかったとはいえ、

交代要員の少なさとビシエドの普段の走塁を考えたら間違った選択ではなかったのでは?

と思います。

ああいう試合を取っていかないと上にあがれないことは間違いないのでああいう試合で勝ってAクラスになるドラゴンズを是非とも見たいですね。それを信じてこれからも応援して行きましょう。





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