今年のまとめ アニメ編

とっちらかってもアレなんでまずはアニメだけ
全部は書いてられんので特に褒めたいヤツと怒りたいヤツ
不満点も書いてあるから楽しい話だけ読みたい人はバック
読んで気分を害しても俺は知らん

シャニアニ先行上映の内容にも触れてるんで先行上映行ってないヤツはグリッドマンの話題見えたらリターン

冬クール

シュガーアップル・フェアリーテイル
推しが主題歌ということに釣られて視聴
世代的な事情もあって少女漫画チックなノリも美味しくいただける口なので結構楽しめた
男性陣がお気にな役者多かったのも嬉しかったポイント
特に内山くんのウィリアムはよかった
拗らせ愛重男からしか摂取出来ない栄養素がたっぷり

春クール

ポケットモンスター
予想外も予想外
推しが好みなキャラやってるのもあってテンション上がる
こういうファミリー向けアニメ見るの自体久々だからそこも新鮮で楽しい

アイドルマスターシンデレラガールズU149
原作からしてそうだけど
アイマスらしさとデレらしさと小っちゃい子たちだから描けるもののバランスが絶妙
放送後に原作者さんが感想配信してくれるのも贅沢な時間だった

この素晴らしい世界に爆焔を
安定
後述の影実と並んで良質なクソアニメ
いつも期待をストレートに超えてくれる

推しの子
さすがに気合い入ってましたねって感じ
りえりーも石見ちゃんもお気にな身としては黒川の例のシーン震えた

女神のカフェテラス
紅葉がよかったのでOKです

水星の魔女
TLのガンダム苦手とかロボットアニメ見ないみたいな層のオタクたちが反応してたしトータル成功だと思う

いちガノタとしてはシリーズでもかなり下の方
元ネタのある各種ネーミングだったり
エアリアルのガンビットごとに人格入ってるような描写だったり
広げた風呂敷をまるで畳まずぶん投げたのが凄く気になる
想像の余地として残して楽しい風呂敷なら回収しなくてもいんだけど
本編終盤で一気に回収して気持ちよくなるタイプの風呂敷を全部ぶん投げた感じ
回収しないなら語らなきゃよかったじゃんって設定が多すぎる
本編楽しむ上でノイズでしかなかった
物語よりイデオロギーを優先してしまった
活動家の演説聞きに来てんじゃねぇのよ
物語で感じさせろ
ボブがよかっただけのアニメ

夏クール

好きな子がめがねを忘れた
主人公が気持ち悪くてとてもいい
厨房の時の片思いってこんくら気持ち悪いもんだよねw

BLEACH
原作通りのシュールな笑いを期待して見たら激アツバトルアニメが始まったでござる
ひたすら熱かった

魔王学院の不適合者Ⅱ
1期わりと見返してたから梅ちゃんに慣れるのに時間かかった
タツの危うい感じというか儚さを伴う感じが凄く好きだったけど
梅ちゃんは地に足付いた凄みが要るシーンだと凄くいい
全体としては安定して見たいモノをお出ししてくれる感じ

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
おかしい薫殿が薫殿のくせにかわいい…
実写版寄りの格好いい剣心だね
コメディパート少なめでサクサク進むからこれくらいの演技のが合うのかも
これに限らずだけど最近のリメイクはちゃんと「前作もよかったけど今作もいいね!」ってなるからよき

わたしの幸せな結婚
わりと好きなんですよこういうの
メイン二人のキャスティングの時点で勝ちでしたね

秋クール

陰の実力者になりたくて!
今年一番手放しで褒めれるアニメかもしれん
超良質なクソアニメ
ギャグとシリアスのバランス
絶妙なキャスティング
1期曲流すタイミング
なにからなにまで全力ですげぇよかった

16bitセンセーション
神のみ好きで作者買い的に見てたんだけど
悪友はエロゲマニアだし
親父はガジェオタだし
ってとこで昔そのへんから色々話聞かされてたおかげで意外とネタがわかってよかったw

アイドルマスターミリオンライブ
AS千早Pとして・ミリ千早・琴葉・紬Pとして・アニオタとしてでそれぞれ別の感情になる凄く複雑なアニメ
雑な言い方「ひたすら絶賛なんだけど☆は1のアニメ」
正直これへの大好きとふざけんなを書きたいが故にこの記事書いてるまである

AS千早Pとしては
ASの使い方上手すぎ
しゃしゃり過ぎず
同事務所の先輩としてしっかりやることはやる
過去作を踏襲したシーンも凄くよかった
SVの一連の流れはミリアニ本編の最終盤の障壁としてもちゃんとしながらリアルトラブルの時の今井麻美さんを上手く如月千早の中に落とし込んでくれて
あくまで作中の千早のあの場面の気持ちとして無理のかからない形であのときのミンゴスの気持ちを込めてくれたの感謝しかない

ミリ千早・琴葉・紬Pとしては
紬の面倒くさいとこを上手くかわいく表現してくれてよかった
琴葉は出番は少ないなりに印象的なところで琴葉らしい役割をちゃんともらえててよかった
千早がめっちゃ先輩してるの泣きそうだった
他の子達についてはキャッチーさの強い子は比較的抑えめにしながら
知ると凄く魅力的なんだけど知る最初の一歩を踏み出してもらうのが難しい子に印象的なシーン多くてキャラを知ってもらう機会として凄くよかった
8話なんて最たるものだと思う

アニオタとしては主人公の不在が辛かった
まず基本的にものすごく丁寧な作りでよかった
特に1話の輝きは2023トップといっていいと思った
ただアイマスのアニメって
アイマスとしてアイドルは平等と
アニメとして物語を引っ張る主人公的な存在は必要ってのを
○の系譜とか信号機とか呼ばれるような子達とプロデューサーで上手く分担することで出番の不公平感と主人公のバランスを取るのがキモだと思うんだけど
その役割をやるにはプロデューサーのキャラクターが弱かった
かといって信号機たちがいつものマスアニより出張ってるわけでもないので
特に色んな子達にお当番回させた中盤(2幕あたり)の物語本筋を牽引する動力が足りない
過去作のプロデューサーたちとの差別化の難しさもあったとは思う
特に直近で未熟な新米プロデューサーが一生懸命成長する物語が放送されたばかりでそこと違う魅力を持ちながら成長する新人ってのは難しかったと思う
ただ1話の輝きだけで終盤の熱いとこに辿り着くには辛い
終盤また強い輝きを放つ話数が続いて持ち直すんだけど
結局プロデューサーが弱くてキツい
例のシーン スタッフやチーフが中止を強行に主張していればあの「止めたくないんです」だけでよかったと思う
ただスタッフは「止めたほうが」ってくらいでプロデューサーに判断を委ねてるし
チーフも「お前が決めろ」してる場面ではもっと主人公しなきゃいけなかった
そこでテンションが躓いちゃってREFRAIN REL@TIONだけじゃアガりきれなかった
(REFRAIN REL@TION自体は今年のミリ曲で一番好きくらい好き)

先行上映からED曲の追加とかも無かったのも個人的にマイナス
TV放送ってやっぱOPとEDが凄い大事だと思うんで物足りなかった

Pとしてもアニオタとしてもアニメに籠もった気持ちはよかったと思う
10年のありがとうをこれからデビューってアイドルたちの物語に上手く乗せてあった
リアルの出来事がモチーフのシーンたちに籠もった「あのときのお前らが繋いでくれたからここまで来られた」「お前らみたいなファンが居てくれる俺たちは本当に幸せものだ」
この機会にどうしても伝えたい
これからもこのファンと一緒に居たい
そんな気持ちはほんとに凄く感じた

というわけで2023一番評価に困るアニメになってしまった
キャラクターとしてのプロデューサーはアレなんだけど
中村源太くんって逸材をファミリーに迎えられたのはでかかった
ACT3での源P登壇マジでよかった

劇場

グリッドマンユニバース
2023のベストアニメ
お求めのものをお求め以上で
制作陣エンタメってものを理解しすぎてる
そしてクソメガネが天才過ぎる
激アツの場面で歴代主題歌流されてるのに今回の主題歌が超えて行くのヤバすぎ

あの曲流れて登場からのよもぎいいいいいいいいいのシーンでよもゆめの基本の関係性出しといて
さらっと家族との食事に誘う蓬と意味を理解して赤面する夢芽さんがよすぎた

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY
2期の出来の良さそのままにOVAって感じね
ふとした場面での丁寧さが光る
劇中歌は正直「その場面でその曲調はない」ってなった

アイドルマスター シャイニーカラーズ 第1幕
正しくシャイニーカラーズであるが故に人を選ぶなぁって感じ
丁寧に丁寧に作中の空気感を描きながら
一人の少女 櫻木真乃を通してシャイニーカラーズのきらめきとはをお出ししてくる1話
からの各ユニットお当番回
上手く要素をちりばめて行間読ませて最低限の尺で最大限描写してくるのはさすが

不安要素としてはアニメの冒頭としてはつかみが弱いなぁって
ある意味で5thのday1並みに「ついてこられるやつだけついてこい」のストロングスタイル
とはいえその5th-day1同様にシャニに求めてるのはこれなんだよなぁっていう
後はEDをどう処理してくるかが気になるところ
レッスンシーン・実際の歌唱シーンと続いてEDでインスト版で同じ曲ひたすら聴かされるのはさすがにくどい

アイドルマスター シャイニーカラーズ 第2幕
右肩上がりの2幕
シャニ追ってれば追ってる分だけ応えてくれる感じ
第1幕に続いて第2幕も1話目にあたる話数で今度はイルミネーションスターズの櫻木真乃としてシャイニーカラーズのきらめきとはをお出ししてくる構成はやられた
TVシリーズとしてだけじゃなく3本の劇場版としても構成練ってくるとは…
でWING編
プロデューサーの出番の差し込み方が上手い
結末はゲームでは個人コミュとして見せられるけど本来こうなんだよなって
ユニットごと反応の違いが凄くよかった
そして前向きな雰囲気の話数で〆て来るの上手い
1幕で気になったEDは2幕はそのままで行けそうかなって思った

予告でお出しされたものが死亡確定過ぎる…
また3幕1話目の話数で今度は283プロダクションの櫻木真乃としてシャイニーカラーズのきらめきとはをやられるの確ったようなもんだし
どうみてもあの背景アレやるし…