日暮里〜谷中界隈まったり文学散歩

画像1 お盆休みの期間は、東京も少しざわつきが治まる。そんな時思い立って、日暮里駅から谷中千駄木あたりに暮らした文人達の足跡を訪ねる文学散歩に出かけた。森鴎外の旧宅・観潮楼の跡地に建てられた記念館では、明治大正の文学者達が意外と近い場所に住みながら、徒歩で行き来していた様子がわかる。路地の角から今でも漱石先生や一葉が姿を現しそうな妄想が広がる。連れと夏の日差しの中へ戻ると、谷中の坂の向こうには東京スカイツリーがすっくと立っていた。東京の景色も人も移ろうのだ。(2022/08/15)

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