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【西山琢馬】2021/10/24/ 大磯クリテリウム 第一戦 エキスパート(16位)

Top写真@Kai_Tarmac(チームメイトと映っている唯一の写真)

3年振りに大磯クリテに参戦。3年前にエリートでDNFしたし、最近のトレーニング量・質を鑑みてエキスパートに参戦。

近場だし、冬場に高強度で苦しむには最高なレースと頭で分かっていつつも足が遠ざかっていたが、縁がありボランティアもしながらの参加となった。

終日ボランティアとして朝は夜明け前の5:30に集合し、30名ほどの方々との挨拶も早々に担当する小田原コーナーの設営に移動。0.5m単位でメジャーで測りながらコースを作っているのには驚いたし、Walkrideの皆さん・ボランティアの活動無しでは成り立たないレースなのだと再認識。

で、肝心のレース。
レースを自ら動かす力が今の自分にないのは分かっているので、ただでさえない脚を温存しつつ、最後まで居たらスプリントぐらいはしたいという目標を持ちスタート時間を迎える。

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リアルスタート直後。このポジションを常にキープしないといけないのだが…

1周のローリングでリアルスタートだが案の定キツイ。ただただひたすら食らいつくだけで精一杯。あまりにも精一杯過ぎて口呼吸しかできず喉がカラカラになるがボトルから水を飲むこともできず、3年前のDNFが頭を過る。常に5番手以内で平塚・小田原コーナー共に突入を目標にしていたが、辛さから10番手ぐらいが定位置となる。その分余分にインターバルがかかるし何か動きがあっても反応できないのでダメなことは分かっているが、1秒でも脚を休ませたいと思うと常にアウト・インからかぶされてポジションを落とす。

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少しでもアドバンテージをとフォームだけは常に意識したつもり

がさすがにエリートほどのスピード感ではないので10周ほどするとペースもつかめてき、平塚コーナー~シケインではポジションを上げたり、楽に前に詰められる事が分かり、遠慮なく利用させてもらう。ただ、小田原コーナーに向けて緩むところで先頭に出るまではいかず、5~10番手ぐらいで突入する小田原コーナーの立ち上がりの毎周のインターバルが高強度練習していない自分にはただただキツイ。練習不足とコロナ禍の生活習慣で5Kg以上増えた体重も重しにしかならず、いつも立ち上がりで前走者と空いてしまい、巡行時までに余計な脚を使ってしまうのを毎周繰り返してしまった。

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小田原コーナーに向けて緩む際にインもアウトも空く

「もう無理!」と「少し楽になってきたか?」を行ったり来たりしているうちに残り5ラップ。レースは2人逃げができていたがそのタイミングでは一人になっていた。逃げと集団の差は15秒ほどの差だったと思うが、当日のTTを勝ったSBCの選手の2周ほどの鬼引きで8秒ほどに縮まっていた。
ここまで残り、逃げも吸収しそうになってきた途端やる気だけは出てきたが、身体は正直で、ポジションを上げようとしてもいう事をきかない。

残り2周でペースがさらに上がり、集団真ん中に埋もれる。ここで動けないのでは話にならないが、せっかくのレースだしと痙攣する左四頭筋をかばいながら最終小田原コーナーに向けてポジションを上げようと絞り出すが集団には元気な選手が多く、これまた10番手ほどでコーナーをクリア。
逃げている選手がストレートの先に見えるし、周りも腰を上げ始めたので自分も!と心は思うも心とは裏腹に全くもがけずシッティングでゴールまで踏み続け、ズブズブと抜かれ集団後方でゴール。

優勝は序盤から逃げ続けた選手。強かった。自分はDNFは免れたが食らいつくだけのレースとなった。短時間とはいえ良いトレーニングになったし、久しぶりのレースでこの結果となり少しモチベーションが沸いてきた。

終日小田原コーナーでマーシャルをしていたため会場で会えなかった人も多数いましたが、レース含めて色々と経験させていただきました。
次は11/20のサイクルジャンボリー(終日サポートライダー)からの翌日の大磯クリテリウム第二戦になります。
今シーズン中にエキスパートで入賞しエリートで勝負できるところまで持って行きたいという小さな目標もできたので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

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まずはこのワガママボディをどうにかしないと(汗

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