俺がリアルタイムで配信見るの、せいぜい5人なんだけど


見てる側として、実はとりわけ、同時接続が増えてほしいと思わない(意地悪とかじゃなく…)一方で、配信者が同接増加を望むなら、増えればええのになあ、とぼんやり思う。

俺が延々と、キモータコメントし続けていても、サラッと流れるくらいコメントが多かったら、まあ助かるな、という程度のことを思う。

以下、YouTube活動について考える。

自身のYouTubeパワーを計る指標として
「チャンネル登録者数」「同時接続数」「動画再生数」というのがあるけど、それぞれ、あんまり連関してないよな。
別ジャンルというか。教科違うから点数伸ばしたければ別の対策が必要って感じがする。

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【パワーを上げるためのイメージ(仮)】

★「チャンネル登録者数」の増やし方★
……一定のクオリティの動画をコンスタントに生み続ける。
(理由)視聴者側は、一定のリズムでコンテンツが増えることを期待でき、ブックマークするように登録するから

★「同時接続数」の増やし方★
……毎日同じ時間に同ジャンルの配信を行い、違う事をする。
(理由1)アルゴリズムに好かれる
(理由2)見る側が習慣化できる

★「動画再生数」の増やし方★
……最速で流行に乗る、クオリティが高いものを作る 
※レッドオーシャンの場合
(理由)人の母数が多いジャンルの先駆者になる

……誰も見たことのない新しくて面白いものを作る
※ブルーオーシャンの場合
(理由)他に代わりがいないので、そのジャンルを求める人間全てが集まる
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この仮イメージを元に、人物像を考える。
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<登録者数を増やせるタイプ>は、『真面目』で『マメ』。『セルフマネジメント』と『プロデュース能力』が高い人間。あるいは、そういう相棒がいる人間。

<同時接続数が増やせるタイプ>は、第一に『時間』がある事。第二に、習慣化(依存)してしまうほど、人に『快』を与える”強み”がある事。その”強み”は、センシティブな『スタイル』とか、『ユーモア』とか、『毒』のあるキャラとか、魅力的な『声』でも何でもいいが、突出したセンスやアドリブ力、物珍しさが必要な気がする。

<動画再生数が増やせるタイプ>は、
レッドオーシャンの場合、流行を察知するアンテナが広い事と、嗅覚を持つことを前提に、さらに『編集力』か『資金力』がある事。YouTubeの基本モデルはこのイメージ。
ブルーオーシャンの場合、強い『企画力』が必要だろう。実在するもので言うと、クソ雑魚ベイブレード(トライピオ)を改造し、最強を目指すというニッチなチャンネルがある。都会の流行とは仕組みの異なる離島のコンテンツであり、他に代わりがない。
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基本イメージをここに置くが、”バズり”という”変数”も存在する。運が絡む。基本外れるばかりの博打。生殺与奪の権が自分以外の要素に握られている。そして何より幸福に必ずしも繋がらない。

極端な例として、何かの拍子に自らが炎上したり、一方的な被害者になることで、「登録者数」が何万人も増える事がある。
「同時接続数」や「再生数」も増えるかもしれない。”勢いよく燃える個人”には代わりがいなくて(嫌な熱狂とはいえ)ホットなコンテンツだから。

ただ言うまでもなく、自分の力以外で数字が増える事は幸福なのか疑問である。憐れみがあるだけで喜びはないし人も留まらない。
マネジメントや、プロデュースや、センスや、企画や、努力でついたファンは、例え一人や二人だったとしても、幸福につながり得るはず。

要するに、
上に三つ挙げたYouTubeパワー(数字)に表れない裏バロメータとして、活動幸福値のようなものがあるはずで、”お金を支払ってでもコンテンツを支えたいファン”がいる事はその一つ。なお、数字自体も活動幸福値であることは否定しない。

たとえばVsinger界隈をチラチラと見ていると、ファンの人数や熱量から「登録者数」「同時接続数」「動画再生数」が全く予測できない、という事がある。(あんなに熱いファンが多くいるのに、意外とYouTubeでの人の動き、少ないな??)って思う事が多くある。
ただ、それはもちろん何らかの怠慢ではなく、前述したような教科別対策を、”取捨選択の結果”していないだけかもしれない。ファンがつくに足る(数字に見えない部分での)熱い活動の積み重ねエネルギーを注いでいるだけと解釈できる。

数字の強化には、性格適性もあるだろうし、現実的な条件適性もあるだろう。何にせよ、一度に三つの力を増すのは難しく、間違った進化を望めば、活動幸福値を下げる可能性すらある。何が自分にとって最も快なのか、という点の問い立てが必要のように思う。

例えば、俺がYouTube活動するとしたら、という妄想をしているんだけど、俺が初めに一番重視するのは多分、自分が満足する独自性のある動画を作ること。
そして、その動画を楽しんでコメントしてもらい、動画の再生数が増えることを目指す。
初めのうちは、チャンネルのファンになってもらう必要すらない。俺は企画を形にする事自体が好きで、それが誰かに刺さることが幸福だから。

次に、無限に上昇志向を持つ俺は、自分の強みをパッケージ化できると判断した時点で、セルフプロデュースを始める。具体的には、動画の量産にかかるだろう。一定のクオリティの動画を増やし、登録者数を増やせば、動画自体の評価が上がり、より多くの人に見てもらえる可能性も上がる。それが次の幸福。

最後に、コミュニケーションの目的で、配信をするのかもしれない。同時接続数を伸ばすにあたって、性癖と欲望の限りを詰め込んだアバターを制作し、俺はそれ自身になる。毎日同じ時間に、自分と同質性の高い人間を集め、くすぐり、戯れ、偉そうに語り、いじられ、受け入れ、ネット友達を増やす感覚で、人と触れ合うだろう。ただ、コミュ力がないので、思わしくない結果を招くだろう。喋りの世界は才能だ。
ただ、無限に時間がある俺は、配信に来る人間にとって最良の暇つぶしや心の支えになることを目指した上で、自分のキャラで出来る最大につきて考えるだろう。

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