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社会の中の「わたし」のクリエイティビティを 見出す(おうし座下弦の月)

25日10:18に、おうし座で下弦の月を迎えます。
23日に太陽がしし座入りし、最初に迎える節目となります。

尊厳、クリエイティビティ、自己表現を象徴するしし座の太陽が
社会的な枠組みを意味する10ハウスにあり、
自分の方向性、人生で表現したいこと、社会での自分の役割、生き方など、
何かしら、ハッキリと見えてきそうな配置です。

すでにしし座入りしている火星は、いて座木星と手をつなぎ、
はなばなしく表現したい気持ちに「もっと行けー!!」と、
追い風を送ってくれます。

この時期、気をつけたいこと
しし座のシーズンでは、アイデンティティを確立して、
自分らしく輝くことがテーマとなってきます。
自分らしさを表現することで、みんなから注目のマトになりたい。
ただ、そのしし座の質が成熟しないまま表現されると、
子どもっぽい自己中心性にもなりやすいのです。

今回、特に風のエレメントが全くなく、
感情や自分の思いをいったん離れて
バランスよく、客観的に自分を見る、
というのはむつかしいかもしれません。

その場合、天王星と重なったおうし座の月が、
パートナーを意味する7ハウスにありますので、
身近な対人関係から
(結婚相手、恋愛相手以外にも、仕事のパートナー、友人等
様々な実質的パートナーを含みます)
何かクギを刺される、物申される、反対される、協力してくれない、
という事態になるかもしれません。

(逆に、「自分を表現したくない」と自分の創造性にフタをしている
場合には、自分勝手なパートナーに振り回される、という場合も)

ですが、
今回テーマになっている創造性を活かすステージは、
社会の枠組みの中ですので、
その事態に向き合うことで、
独りよがりを避け、
自分らしさを現実的に社会で活かすための
準備、たたき台のような形になりそうです。

成熟した、社会で分かち合えるクリエイティビティを目指す
前回に引き続き、
かに座とともに真向かいのやぎ座、
このラインがずっと強調されています。

太陽と月の軌道の北の交点である、ドラゴンヘッドもかに座。
南の交点であるドラゴンテイルはやぎ座で、
土星と冥王星に挟まれています。

社会的達成のやぎ座が、家族の部屋である4ハウスに、
感情や母性のかに座が、社会の枠組みである10ハウスに位置し、
お互いの質をもたらしあい、行き過ぎをバランスする配置です。

そして、やぎ座の土星、冥王星はうお座の海王星と協力関係で、
世代を超えて民族的に抱え続けている課題を越えるための
インスピレーションを現実的に実現するのを応援してくれています。

今回テーマとなるのは、
自分のための個人的な楽しみ的なクリエイティビティというより、
社会性を兼ね備えた、みんなのためのクリエイティビティ。

積極的に人生を創造的に生きる、
そのことにチャレンジして初めて発揮できる太陽のパワー。
AIの出現により、
太陽のパワーを発揮していない人は、
人間としての優位性を発揮することが今後難しくなってくるでしょう。

自分にとって、クリエイティビティとはなにか?
そしてそれは、どう表現したら社会の中で役立つのか?

それを考えてみるとともに、

尊厳、クリエイティビティ、自己表現とも、
誰にも備わっていて、
誰もが特別な存在で、本来スポットライトを浴びる資格があることを
覚えておきたいものです。
もちろん、自分自身もね!!



先日の満月の日、アーティストのアコちゃんと、
ライター兼おかたづけのプロである野中真規子ちゃんとともに
「アートセラピー&星読みワークショップ」を開催しました。
「感情を解放する」というテーマに合わせて、
わたしは過去の感情が溜まりやすい、
月星座のお話をさせていただいたのですが、
みんなもりもり「出したい!」という方ばかりでして…
大人になるとすぐに考えすぎちゃって、
とにかく自由に「感情を出す」というのが難しくなるよね。

ヘタとか上手いとかそんなことはどうでもよく、
絵に右脳的に表現するのって楽しいし、
一度始めたら手が止まらない!
子どものときのクリエイティビティ、
少しは取り戻せたかもしれない、そんな楽しい時間でした。



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