ことばのちから 〜 ネット配信について

『ことば』とは剣。
鋭利な刃を相手にかざすだけでなく、押し返えされたら同じ刃がこちらにも向く。
こういう状況になってより強く感じた方も多いことでしょう。

長年特にツイッターを利用してて、様々なニュースが飛び込むたび、それをネタにつぶやく人が多いけれど、見知らぬ人が見知らぬ人をことばの剣で攻撃して追い込む。本当にそれが正しいことなのだろうか。

なんかその、3.11の時とは違うネットの怖さ、人間のテキストメッセージの怖さを感じてて、必要な情報や自分が信じているコンテンツ以外はあまり見ないようにして過ごしています。

いっそ、全SNSやめようかと一瞬思ったくらい。それくらい知らない人間って醜いし面倒な生き物であり社会だなぁなんて思ったりもしてました正直。

っていちいちイライラしてストレス溜め込んでても仕方がないなぁなんて思い、そういうニュースや記事の扱いに慣れてる信頼できる人に任せて、私は私で何一つ変わらぬ、時にはこういう時だからこそ自分が好きで面白い事に集中して乗り越えよう。そう思うのです。

私とギタリスト・ふくたろうさんとでやっている『コエダケ』というネット配信があるのですが、ふくたろう先生のギター演奏、ゲストの方とのフリートーク以外、私がトークすることは決して内容が濃いとは言い切れません。しかしながら、それでも全国から耳を傾けてコメントをいただいたりもする。本当にありがたいことです。感謝。

こういう世の中になってよりその、ネット配信が活発化してくることになるし、新規さんが続々やってくる。ぜひ内容やネタが無いからとあっさり諦めたり嘆くことなく、とりあえず『続けてみる』ことを目標にやってみてはどうだろう。

あなたのことを観てくれるひとは誰もいない。ということはないはずだから。

それにしてもその、テキストメッセージで物事の本質を伝えることは実に難しい。あるテレビで聞いた話によると…ブログやツイッター様々なSNSで綴ったメッセージのおよそ30%しか相手には伝わらない…らしい。時には自らの言葉で相手の目を見て話し合うことがとても大切なのかもしれない。そう感じさせられる日々です。

今日、緊急事態宣言の延長が発表された。
光回線と電波を通じてだけど、共に乗り越えていこう。

そして、来るべき時が来たらみんなでまた輝かしい何気ない日常に乾杯しよう。

そんなことを願って。

低姿勢ウクレレゴンタ
ギタリスト・ふくたろう先生と愉快な仲間たちのフリーな時間
『ものとんずのコエダケ3』
http://twitcasting.tv/monotons

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