12:ある日のGS合コンの記録

もう話題としては過ぎ去った感じになっていますが、先日某女優の結婚の件で話題になったGSことゴールドマンサックスについて、今日は合コンという切り口で雰囲気を書いてみるというゆるやかな内容にしてみようと思います笑

ただ、そもそも合コンというのは今時の学生にとって未知、もしくはオワコンになっていて話が通じない可能性が高いのでまずはそこから共有しなくては、と思っております。合コンが社会人の間でもオワコンかと言われると実はそうでもなくて、コロナ禍前までは頻繁にリアルで行われていました。合コンという名前自体は聞かなくなってきている肌感はありますが、例えば「食事会」などと名称を変えて同じことは行われている、という認識です。

合コンといってもその形態は無数に存在し、多くの場合は、出会いの場を提供するものです。その目的も参加者によって様々。主には恋人を探す場として、そして高所得者になればなるほどワンナイト狙いの場として臨む輩が多くなる印象です(あくまで個人の印象です)。開催場所も様々で、それっぽいレストランでやることもあれば、ホームパーティ的な形式もあり。今日ご紹介するGS合コンは、あくまで一例ですがホームパーティ形式でした。

合コンも実は奥が深く、その場でどう戦うべきか、という戦略も考え始めるとチームワークが大事になってきたりとなかなか面白いのですが、とりあえずは上記のような基本情報を持って、以後、あくまで一例をご紹介してみようと思います。

ここから先を読み進める諸注意としては、あくまで本アカウントの講師陣の一人が体験した、ある日の一例であって、GSを代表するような事例ではないことをお断りしておきます。ただのゆるやかな読み物として、お楽しみ程度に広い心でお読みください。

さて、当該GS社員は外大卒ではなく、慶應卒の男性です。講師陣の一人はその人物の慶應の同じゼミの後輩の、さらに会社の後輩という立場で、要は他人の外大卒です笑 ちなみにかなり古い話で、リーマンショック前夜、まだGS社員の平均年収が7,000万などと言われていた時代で、当該社員は30代半ばだったものと推察されます。平均というのは普通は上の層が引き上げますから、この人物がそのレベルであったかは定かではありません。が、読み進めていただければ、まぁまず滅多にお目にかかれないゾーンにいる人であることは明らかです。取り急ぎその人物の前の前の彼女は某有名女優であり、前の彼女も某有名タレントという情報を記せば何となく普通じゃなさは伝わるかと思います。普通、有名タレントとそのような関係になれるゾーンはどんなに下のゾーンでも年収3,000万からというのが相場なので(もちろんこれは最下層のゾーンだと認識していますが)、後述する生活スタイルを見てもこの水準は余裕でクリアしていたのは間違いありません。ちなみにもうその人はとっくの昔にGSを退社しており、よくあるパターンかと思いますが自ら会社を経営しています。

さて、事前情報はこのぐらいにして、肝心の会の様子について入っていきましょう。彼の生活スタイル、合コンに現れた誰もが知る人物達、進行の様子、後日談、一連から見えてくる別世界とのキャズムの考察、といったことについて記していく予定です。ただし、例によってこの手の話を不快に感じられる方もいらっしゃると思いますので、そのような方は読まずに飛ばしていただくことをお勧めします。しかも今回は参加したのが男性で、かつ男女の合コンでしたから、どちらかというと男性視点の話にならざるを得ないというのも要注意です。

では、いきます。

当日、集合は高級住宅地の

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