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手術後1日目・リハビリ開始(人工股関節日記その8)

手術後1日目。

朝ごはんをリカバリ室で食べて(完食!)、その後体を拭いてもらい、自室のベッドに戻りました。

初めて乗る車椅子の操作もすぐに慣れ、トイレにも行けるようになりました。
前日(手術直後)の、痛みで身動きが取れない状態から考えますとすごい回復力です。


リハビリも始まりました。
手術の翌日からリハビリとは!

リハビリ室には車椅子で連れて行ってもらいました。
やる気満々で始めるも、まずまっすぐ立つことができません。手術由来の筋肉痛、傷口の痛みもさることながら、膝やら足の付け根やら腰やら……もう、いろいろなところが激痛です。

理学療法士さんにそのことを伝えると「今までの歪んだ歩き方のせいで筋肉が固まってしまっている」と教えていただきました。

(手術直後の激痛は、仰向けに寝かされたことにより固まった筋肉が伸ばされた痛みもあったのだと、このとき気付きました。)

確かに、股関節そのものの痛みは(当たり前ですが)ありません。
でも、立とうとするとその周辺一帯は激痛です。


……固まった筋肉ってのはこんなにも痛いのか。せっかく手術したのに。


足腰の痛みでまともに歩けなくなってから2年半くらい経っていました。その間、「くの字」な姿勢で前のめりに歩いていたのですが、そのまま筋肉が固定されてしまったようです。

いや、その2年半だけでここまで酷くなったわけではなく、きっと以前から……子どものころから……の姿勢の悪さも影響していたのだと思います。

小学生か中学生の頃に「歩き方が特徴的」と言われたことがあったのですが、要は「歩き方が変」だったのでしょう。
そのときに正しい歩き方にしておけば、今の苦しみはなかったのかもしれません。
本当に今更ですが、とても後悔しました。

(学校の体育で「正しい歩き方」を教えてもいいのになぁ。きっと健康寿命が延びると思う。)

痛くても、今伸ばしておかないと、また筋肉が縮んだまま固まってしまうと聞いて、とても焦りました。
でも、錆びてしまった蝶番のように「くの字」のまま、なかなか動かない私の体。
こんなに痛くて普通に歩けるようになるのか?いや、まっすぐ立てるようになるのか??と甚だ不安になったのでした。

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