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우당탕탕韓国旅行 準備編

韓国語の中で特に好きな単語の1つに우당탕탕(ウダンタンタン)がある。우당탕どたばたという意味で使われていて、発音がリズミカルで音のイメージ的からは子犬が駆け回ってるみたいな、かわいい印象を受けるから好き。우당탕、우당탕탕。

空港出発前にスマホを無くし、空港の職員さんに韓国のアイドルの写真が挟まってます、あそうです、ブロマイドです、はいありがとうございますなどと説明するはめになる、というとっても恥ずかしい思いをするところからスタートした3月の韓国旅行はまさにこの우당탕탕に集約される。
韓国でも宿泊先にスマホを忘れ、地下鉄を乗り間違え、大移動して우당탕탕。Naverマップを使いこなせず目的の場所も間違えて우당탕탕。SEVENTEENが行ってたサムギョプサルの店では調子に乗って飲みまくって酔っ払い、夜の江南を爆走し、最終日は4時起きでまた爆走、ほんと仁川空港ってなんでこんなに遠いの??

そんな우당탕탕韓国旅行最大の目的はSEVENTEENのペンミことCARAT LAND、通称ケレンに行くことだった。大学在学中に渡韓してソウルコンに行くのが夢だった私にとってこの3月のケレンは最初で最後絶好のチャンス、なにがなんでも行なければならなかった。推しは推せる時に推せというありがちな言葉を身をもって感じたコロナ禍で、大学生活も不完全燃焼だった私にとって、実質学生最後の機会、今回のケレンに行かないという選択肢はなかった。

と言っても海外のライブはチケッティングなので日本みたいに抽選で運次第ですんなり行けるものでもないのが現実。この第一関門であるチケット戦争に勝たなければ推しに会うことはできない。ありがたいことにセブチはどんどん人気になってるし今回のkspoドームのキャパはそこまで大きくない。それでもこのチャンスを逃すわけにはいかなかった。こうして世界中のオタクvsわたしの絶対に負けられない戦いが開幕する。

全てはパワー、우당탕탕チケッティング

まず前提として私は今回のチケッティングを代行なしで自力で行った。過去に代行でまあまあの額を詐欺られて以降、信じられるのは自分しかいないと思っているからだ。チケッティング方法は人によるけれども、私は仮に代行を抑えてもそれで慢心すると痛い目を見るのでなるべく自分でもチケッティングした方が安心だと思っている。

そんな経験から学んだチケッティングの極意は以下の3つ

①Google chromeを使いこなす
②高速回線で勝負
③とにかく練習して経験値を上げる

①Google chrome
チケッティングで使用するブラウザのおすすめがCMの通り断然chrome!なのは割と常識なのかもしれない。そもそもチケッティングとは全世界のオタクが同じ時間、同じライブに行きたくてチケットを取りたいライバルになる戦争のことで、戦争と書いてチケッティングと読むくらいには真剣勝負の世界だったりする。したがって、チケッティングでどれだけ有利になれるかというのは、どれだけ事前準備ができているかの問題になってくるので、chromeの自動入力をしないとかなりのタイムロスが生じ、他のオタクと同じ土俵にすら立てない。そういうわけで、これから戦いに行くオタクにとってGoogle  chromeは強い味方になってくれる。

というわけで今回はインターパーク(韓国のチケットサイト)のグローバル版だったので、私も事前に chromeでインターパークでログインをしておいた。インターパークについては他界隈のオタクの方のnoteなどを参考にして購入方法を確認し、別の公演ページで決済ギリギリまで一度やってみるといいと思う。当たり前だけど、ここで必要事項と自動入力ができるかを確認し名前やメアド、クレカ情報などを入力しておかないと先に言った通り当日に우당탕탕しまくって最悪チケットが取れず絶望するので、やるに越した事はない。

②高速回線
戦いに挑むための準備が整ったら次に必要なのは戦う場所の確保をしなければならない(改めて考えると私たちオタクってほんと健気)これもチケット戦争の世界では絶対に外せない事項になる。ネットの回線的に韓国国内の方が有利なのは正直どうしようもない。そうはいってもチケットのためにわざわざ韓国に行くわけにはいかないので、だからこそ使うのが高速回線。私はチケッティングの時は、この強い回線を求めて、一般家庭のWi-Fiや5Gより速い回線があるネカフェを決戦の場にしている。

③とにかく練習
戦う手段と場所を確保し、ある程度の準備が整ったら最後に必要なのは練習。自分にとって初めての試みは何事もうまくいかないのが当たり前なので1番大事なのは練習をすること。アイドルだって私たちに会うために何時間も練習するのだから私たちも当日までにできる限り他のチケット販売のページで練習して、戦いに望まないといけない。

というわけで2月某日。決戦の日。1時間前に歴戦のチングらと共にネカフェに行きそれぞれGoogle chromeでログインをして待機していた。もちろん私たちはこの日までにインターパークの他のチケットで練習を重ね(イムシワンさんへ その節はお世話になりました)ていたのでここまでは余裕だった。慣れた手つきでインターパークを開き、ポップアップブロックも解除。韓国時間の時報を画面に出して、持ち込んだPCの二刀流でタブを大量に開いて待機する。

このあとはだいたい時報をみて1分前から30秒15秒とかでタブをリロードしてひたすら時間との勝負になるのだけれども、正直この待ち時間が本当に緊張する。私は2回目のチケッティングだったけど普通に大学受験とか就活の最終面接より緊張した。(推しに会えるかが決まるんだから当たり前だよね)

そんなこんなで時間になってからはタブ開く→リロードを繰り返す。だいたいすぐには入れないし、一時間くらいは入れないと思った方がいいかもしれない。とにかく焦らず、イライラも抑えて下にあるようなぷるぷるした女の子のいる待機のページに入って番号が出るまで何回もトライをする。ここではジャンプ主人公顔負けの諦めない気持ちを持つことが大事なので、落ち着きながら脳内で負けないでを流し諦めずに待機しないといけない。

待機番号が表示されるまで何回もリロード
ここまできて番号が減り始めたらほぼほぼ確実にチケットページまでいけるので脳内BGMを負けないでからサライに変えても良い

そのようにして、待機が過ぎると購入ページになるので座席を選択し決済する。ここでもたついてるとあっという間に座席は取られてしまうのであらかじめこのエリアにするっていうのは決めておくと迷わずに済む。ちなみに購入ページはインターパークに関しては日本語なので言語の問題は心配しないでもいける。

めちゃくちゃ埋まってる座席
戦いに勝利したオタクたちの痕跡
取れた〜!!!最初はかなり焦ったけど運良く30分ほどでページに入れて1階スタンド花道近くを獲得


そのようにして無事に決済メールが来たのを確認すれば、それがおめでとうSEVENTEENに会えるよメールなので勝利宣言ができる。

これがわたしの人生初の本国参戦が確定した瞬間だった。その後全員無事に座席をゲットできたのでこの記念すべき日(予約完了ってインターパークが言ったから2月13日は予約完了記念日)を祝い、爆速で航空券、ホテルを抑えて行動力の化身になった。

というわけで、チケッティングの思い出をざっとまとめて3000字になってしまったので一旦ここで終わりにする。우당탕韓国当日編はまた別の機会に


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