flick辞書登録の品詞について
PCでGoogle日本語入力愛用してスマホでも数年前まで使っていたけど廃止されて仕方なくgboardを検討したものの使いづらすぎて辿り着いたのがflick⌨
変換精度にたまにイラッとするけど今はこれしか無理。
Googleの時も品詞設定をあまり意識してなかったけどflickにもあるしと思い立って今回自分のメモとして調べてみた。
Google日本語入力とflickの品詞設定は一応同じ挙動らしいけど今回はflick(Android版)を使ってます。
細かい設定は書いてませんが予測変換と次の入力予測はON、アルファベットの際に1文字目を自動で大文字にするのはOFF、あとは設定で大きく品詞による違いに影響与えないと思うので省略。
基本的に品詞=カテゴリの使い方であってるけどその品詞の中には変換に影響がある代表的なものが3種類。
🟠抑制単語
抑え気味にしてうしろのほうに順番をまわす、わけではなく変換候補に出てこなくなる。
🟢サジェストのみ
その名の通り予測変換にしか出てこなくなる。(読みの1文字目から最後の文字打つまで出現)
これ、通常変換と違いがわからなかったけど私が使っていないだけで漢字変換ボタンを使うことで候補一覧に出てこなくなる仕組みだった。
ちなみにこの変換ボタン、いつも数字をひらがなで入力中に「さん」とか打っても後ろの方にしか通常使う半角や全角の「3」が候補に出てこなくてイラッとしてたけどこの変換押したらちゃんと最初の候補に出てくることに気付いた。
ちゃんと意味あるボタンだった😅
(タッチパネルだと予測変換一覧の方で探そうとするせいかわざわざ変換ボタン押すという意識がなくなってました)
🟣短縮よみ
登録した読み方、またはその読みの1文字目から最後の文字打つまで(予測変換)
▬例▬▬▬
読み:いちご
単語:イチゴ🍓ちゃん
予測変換の場合
⭕[い][いち][いちご]
❌[いちごたべたい]
変換ボタンの場合
⭕[いちご]のみ
▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬
これを踏まえていくつかの品詞設定変換パターンを確認。
昔、Google辞書登録の時にメルアドなんかは文字種固定の顔文字を選ぶといいと書いてあったからずっとそうしてたけど今回確認したら使い方としては間違ってないけど正確には[顔文字]も登録した文字形態しか出てこないわけでなかった。
その理由が英単語やアルファベットだけの登録時に発生する大文字小文字の変換候補(アルファベット以外の記号文字などが単語に含まれてるときは登録した単語しか出てこないので問題なし)
アルファベットのみの企業名、アカウント名など大文字小文字も区別して固定のものだけ変換候補に出したい時はそれに対応した品詞にしないと予測変換と変換候補に他のも出てくる。
▬アルファベット使用例▬▬▬
単語パターン(半角のみ)
小文字のみ:qwert
途中に大文字:rootYuki
途中に小文字:EDgPU
大文字のみ:ABTM
🟥名詞、短縮よみ、サジェストのみ、顔文字、アルファベット、記号、数字、独立語などの変換候補
※すべて半角のみ
・登録した文字そのまま
・小文字のみ
(qwert)、rootyuki、edgpu、abtm
・頭だけ大文字
Qwert、Abtm
・大文字のみ
QWERT、(ABTM)
※そんな登録まずないと思うけど単語に全角アルファベットを含む場合は品詞関係なく登録そのまましか変換候補に出ない
🟦登録そのままの単語のみ変換候補に表示させる品詞
固有名詞、地名、組織名、人名(姓名)など
※読み方そのままで単語を変えた場合など、過去の記録から前のも予測変換には出てくるので長押しして削除すると消えます
▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬
あとついでに、記事にして書いてる人も多い文節の中の単語変換問題について。
よみ:あり
単語:ありがとう🫶
[ありますか?]と打つと
[ありがとう🫶ますか]と出る
🩵これを回避できる品詞
短縮よみ、サジェストのみ、独立語
※全部は確認してませんが一般的に文章に組み込んで使う前提の名詞、アルファベット、地名などは❌
以上、調査結果でした🫡
flick公式
🔗https://kaomoji.tokyo/
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