イスラエルはハマス指導者をスマホを通じて追跡できたのか? 元CIA職員が語る
「イスラエルは目標の検知と攻撃を可能にする『Lavender(ラベンダー)』などのさまざまな電子監視技術の開発に多額の投資をした」
イスラム組織ハマス最高指導者のイスマイル・ハニヤ政治局長がメッセージングアプリ「WhatsApp」を通じて追跡されていたという報道について、元CIA職員のフィリップ・ジラルディ氏がスプートニクにコメントした。
ジラルディ氏は自身の同僚の話として、このような追跡方法は非常に効果的であることがわかったと指摘した。
一方、個人の追跡におけるWhatsAppの実際の役割は不明だが、テクノロジー企業が外国の情報機関と協力するのはこれが初めてではないという。ジラルディ氏は、情報機関が監視に利用できるWhatsAppのようなシステムをなぜハマスが使い続けたのかは依然として謎だとした。
ハマスのハニヤ政治局長が殺害された後、レバノン人のジャーナリスト、エライジャ・マニエ氏は、イスラエルの情報機関がハニヤ氏のスマホのWhatsAppに組み込まれたスパイウェアを通じてハニヤ氏を追跡していたと主張した。マニエ氏によると、スパイウェアにより、建物の中にいたハニヤ氏の正確な位置を特定することができたという。
無料のマルチプラットフォームメッセージングアプリ
2014年からFacebookはユーザーのデータを収集すること、さらにはそれを販売することに注力すると話していました。
これは公言された情報ではなく、あくまで匿名での密告だったのですがそれがSNS上で大拡散。
WhatAappの買収でプライバシーポリシーを変更したのも、全てその一環だったのです。
また、WhatAappのエンジニアは「いずれは情報収集のためにWhatAappが使われるかもしれない」と危険性を口にしていました。
2021年になりそれが現実としてなっていき、WhatAappは情報収集のツールとして再度リリースされてしまいました。
現在アクティブユーザーが月間15億人以上に上るFacebookは
プライバシー
セキュリティ
に力を入れると話していますが、WhatAappからの情報漏洩の危険性について完璧に不安を拭えたわけではありません。
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