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突然ですが、わたしの好きな漫画について話します。おススメのBL作家ーその①

これまで、何度も書こうと思って書かなかったことを書こう
私はいわゆる腐女子で、BL漫画が好きなのだが、今日までどんな作品を読んでいるかなんてことは殆ど誰にも言ってない。と、いうか言う相手がほとんどいない。言えたとしてもお互いに好みというものがあり、たぶん私が好きな作品は友人の好みではない。なのでこれまでずっと一人で読んできた。今まではそれで問題なかったのだが、最近は好きを共有したくなってきた。

幸い現代には、こうして自分の好きを書ける場所がある。誰かが見てくれることを、誰かと好きな作品を好きだと共感できることを少し期待して、書いてみようかなぁと思いました。

では、さっそく。好きな作家さんを紹介します。そして一言添えようと思います。

腰乃先生
 私の不動の推し作家。初めて購入した作品は『鮫島くんと笹原くん』。この作品を読んだあと、私の中で新しい扉が開く音がしました。
 書きながら気づきましたが、私は音フェチかもしれません。というのも、腰乃先生の作品には「音」の書き込みが沢山あるからです。「オノマトペ」というのでしょうか。下の画像がその例です。

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 『滅法矢鱈と弱気にキス』という作品のシーンです。ここでは「じんわり」や「じわ じわ じわ」「ぶるっ」、下の画像では「ふこ ふこ」「ぺたっ」という音が文字化されています。
 特に、「ふこ ふこ」といった音は普段つかわない、腰乃先生オリジナルの音です。私はこの腰乃さんオリジナルの音がすごく好きです。なぜなら、マンガの各場面の印象を色づけるのは、絵だけではなく、こうした「音」も重要だと思うからです。
 「ふこ ふこ」という音は、耳にやわらかく響きます。そのやわらかさがこのシーンをいじらしく、かわいらしくしている。逆にこの音がないと、言葉が先行してちょっと命令的なキツい印象になると思います。

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 この他にも、「はーー」と書きそうなシーンを「ずはーー」(『新庄くんと笹原くん①』)と書いたり。「パタン」を「パタム」(『鮫島くんと笹原くん』)と書いていたり。
 先生の語感センスにはいつもグッときます。音が好きな人はぜひ読んでください。お願いします。

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 最近、オメガバースというジャンルにハマっています。そのきっかけが腰之さんでした。『滅法矢鱈と弱気にキス』はオメガ作品です。物語の仕様上、触れるシーン(手を触ったり、撫でたり)が多く、音もその分多い気がします。(他の作品と厳密に比べてないので、正確ではないです。)
 私の感覚ですが、オメガ作品に興味がある人は、この作品から入るといいのではないでしょうか。ただ、エロいシーンは描写がリアルな方だと思うので注意です。(ですが先生の作品の中ではソフトな方だと思います。)

 腰乃先生の作品は、全作品おススメします(正直に言うと『部活の後輩に迫られています』だけはうーんという感じでした(・・;))。ちなみに一番好きな作品は、オメガ作品の『滅法矢鱈と弱気にキス』です!^^///次巻を楽しみにしているのですが、いつ販売されるのやら…(ー ー;)トホホ 気長に待ってます。

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 一言と言ったのに全然、一言に収まっていませんが、このまま次に行きます。次は絵津鼓さんという作家さんです。


ここまで読んで下さりありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。

その②↓


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