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気ままに日記 恋が冷める

サムネは昨日買ったスコーン。口に入れた瞬間からおいしくて、胸が高鳴りました。そうしてnoteを書きたくなった夜。これが私の幸せ?

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7月と8月は、初めてできた彼氏とずっと一緒にいた。頭の中にも彼がずっと居座っていた。ちなみに今も頭の中から彼が離れなくて、声がする。それが当たり前の生活をしていたから、切り離すのには時間がかかりそうだなぁと思っていた。けど、なんか急に怒りにも似た感情がわいてきた。

私から見た彼は「安定」「安心」を求めていた気がする。
好きな人の色に染まりたいという欲望はあまりなく、自分の色のままでいて、違う色が来たら理解はするみたいな感じ。

私は好きな人ができると、相手の色に染まりたいと思う。好きな人がかけている眼鏡を自分もかけてみて、その世界を見てみたいと思う。でも彼はそうじゃなかったみたい。私の見ているもの、聞いているもの、感じているものにあまり興味を持ってないなと私は感じた。

そうしてある日、彼が好きな私は、「彼女」としての「私」でほんとうの「わたし」ではないのでは?と感じるようになりました。彼女としての「私」は癒しや支えを与えてくれる存在で、聞き分けのいい、いい子ちゃん。私も初めは恋ゆえにそれをしていたけど、日が経つごとに違和感を覚えるようになった。つまり恋が冷めて、ほんとうの「わたし」が目を覚ましてきた。「彼女」でいることが苦しくなってきた。「彼女」を演じていることに気づいてしんどくなった。自分らしさが消えて、楽しくなくなった。

あぁ、恋ってこうして冷めるのかーと思った。恋ゆえに相手の色に染まって、相手の求める自分になるけど、恋が終わると本来の自分が目を覚まして、あれ?って冷静になる。恋が冷める=目が覚めるだと思う。

恋から目が覚めた私は、彼が「わたし」にあまり興味がないことに気づいた。興味がないというよりは、私のことを知ろうとする姿勢がなかったなぁ。それが私にはつらかった。少しでも私が好きなものに興味を持ってくれたり、わらかなくても、面白くなくても、知ろうとしてくれたら恋が冷めても彼を好きでいられた気がする。

彼は私みたいに、誰かの色に染まって自分の世界を広げることを望んでいなかった(自分でも「好奇心なくなったねぇ」と言ってた)。彼が求めているのは「安心」と「安定」。それが彼の望む幸せなんだと思う。

でも私はちがう。いまの私の幸せは心が動くこと。楽しい、面白いと感じること。それが彼といてもなかったから、別れた。

ぜんぶ私の推測だから、こんこと考えてもしょうがないんだけど
頭から切り離せないんだよね。だからこうして、いろんな形で消化しています。

とりあえずまぁ、私が彼との別れを選んだ理由は「一緒にいて楽しくないから」「心地よくないから」でした。お互いが求める幸せの形が異なっていました。

最初に書いた「怒り」の原因は、彼から言われた「(次付き合うなら)公務員の彼とかいいんじゃない?」「俺がフリーターとかなら面白いだろうけど(以下略)」という言葉を思い出したから。私のこと馬鹿にしてんのか?って急に怒りが湧いてきた。公務員と付き合えばいいのはてめぇの方だろうが、って言い返したい。職業のせいじゃなく、てめぇがつまんない男だってこと自覚しろ!って言ってやりたい。

ふつふつ、怒りが湧く。おそらく彼のマイナスの面を思い出して、頭から排除したいんだろうなぁと思う。次に進むために(笑)

ここだけ聞くとわるい感じだけど、たぶん自分のことよく知らないだけなんだろうなぁ。もちろん私もそうだけど、いまは自分のことは知らんがなの精神。

私の幸せは私が決める。私は私の幸せを大切にしていこうと今回の恋愛から思った。別れは悲しいけれど、そうしないと自分が幸せにでいられないなら受け入れるしかない。自分が幸せでいられるための選択をしたんだと、自信を持ちたい。そうして前を向いて、また恋が出来たらなと思う。

スコーンを齧りながら。2023年10月11日。


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