雨の日の話。

今まで生きてきて雨の日ってちょっと憂鬱だった。

外で遊べないし、自転車漕ぐのが嫌になるし、バスなんていつもより30分くらい早い電車乗らないと人が多すぎて乗れないから講義に間に合わないし。天気予報見たりその日の朝の天気見てふざけんなって思ってたよ。マイナス思考ってやつ。笑

でもハマスタに行ってからガラッと変わった。

「あの日もこんな雨だったなぁ」とか「雨の日ってこんなに楽しかったっけな」とか「ちょっと隼ちゃん、時間差で泣きすぎじゃない?今だけは泣かないでよ〜笑」とか。

片岡さんが口にする「愛してるぜ」はより一層心に響くフレーズになった。でもそれは自分たちだけに向けて言ってるものではない。自分が同じ立場にいたなら同じ気持ちで言葉を投げるだろうな。
これからもずっと誰も隼ちゃんを忘れはしない。

あの日ライブが始まってすぐに、4分割されたスクリーンの左端に居た。それを違和感なく感じ取ったのは、隼ちゃんは紛れもなく偉大で、忘れられないヒーローだって知ってるからだと思う。

片岡さんも、おがりんも、ともくんも同じ。サポートメンバーの皆さんだって同じ。誰だって代わりはいない。あの日だけじゃなくて、今までも、これからもずっと。

突然失った大事な人の偉大さに気付く。
日常の中の些細な出来事に一喜一憂する。
今いる大切な誰かと時間を共有して笑う。
苦しいことがあって、消えてしまいそうになって泣く。
…とかとか。

何が起こるかわからない毎日を生きているからこそ辛い出来事があっても、それをどうにか耐えて耐えて、踏ん張って、一歩ずつ進めて。時には足が止まって振り返って後ろに戻ったとしても、それはまた前を向いた時、さらに前に進むための大事な過程なんだって。そうやって考えようって思ってる。

sumikaはこれからも、どんなことがあっても前に進んでくれるんだろうって思う、だからこそ後ろから着いていく。自分が苦しい時は背中さすってくれる。それならsumikaが苦しい時はいつだって後押しできるように彼らを愛していくのが自分なりの恩返し。

sumikaに出会って、ハマスタ行って、自分の気持ちの持ち方が180°変わった。何かを経験したからこそ、それを糧に成長していく。

そうやって生きていられるのが本当に幸せなんだろうなってふと感じた雨の日の話。

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