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【MATCH REPORT】2023年度 第11節 VS東京都市大学

2023年度東京都大学サッカーチャレンジリーグ
第11節 VS東京都市大学

【スコア】
東京都市大学(A)VS 東京農工大学(H)
前半 0-1
後半 0-1
合計 0-2
得点者 中西 正樹、城尾 皐介

【スターティングメンバー】
GK 12 田中 康仁
DF   4 北出 歩夢
    15 鵜澤 大地
  6 武原 昂誠
   →18 治田 康成(60分)
   25 久保 直輝
   →13益田 靖大 (67分)
MF 22深津 京佑
   9  田口 幹人
  14 城尾 皐介
  10 青山 海
       3 石井 悠貴
FW 23 中西 正樹
  →8 林 侑吾 (18分)
    →26 緒方 聖輝

 リーグ戦後期の2戦目となった今節。相手は、縦に速く鋭い攻撃力を持った東京都市大学。前節では創価大学に敗戦を喫したため、今節こそは勝利をという強い思いで試合に臨んだ。

 前半は農工大のキックオフで始まった。試合は立ち上がりから、互いに蹴りあうシーンが続き、激しい攻防となったが、農工大がセカンドボールを拾うことで、押し込む場面が多く見られた。

 前半7分、農工大に早くも先制点が生まれる。左サイドでのスローインからボールを受けた石井が相手ディフェンダーを2枚かわし、そのままクロスボールをあげる。クロスボールは、ファーサイドまで流れてしまうが、ファーに走りこんでいた田口がボールを拾い、再び中央にボールを供給。そのボールに素早く反応した中西がゴールに押し込み、農工大は幸先良く先制点を挙げた。

 前半9分、立て続けに農工大にチャンスが訪れる。ハーフェーラインを少し超えた左サイドで青山がファウルを獲得。田口が蹴ったフリーキックは、ゴール前に走り込んだ青山の頭にドンピシャに合ったが、青山のヘディングは惜しくもゴール左側に逸れ、ゴールとはならなかった。

 前半12分、コーナーキックを獲得した農工大。田口が挙げたボールに対し都市大キーパーが勇気をもってキャッチをした。しかし、ボールに飛び込んでいた武原は勢いそのままにキーパーと接触してしまう。このプレーがファウルとなり、武原は今シーズン1枚目のイエローカードをもらってしまった。

 前半18分、農工大に不運が訪れる。北出からの縦パスを受けた中西が相手から厳しいマークを受け、腰を負傷し、そのまま林と交代となった。

 その後前半は、相手にボールをもたれる時間が続きピンチをつくられるも、ゴールキーパーの田中を中心とした農工大の集中したディフェンスで、前半を無失点で折り返す。

 都市大のキックオフで後半が始まった。

 前半立ち上がり早々、農工大にチャンスが訪れる。右サイドでボールを受けた石井が相手ディフェンダーを一枚かわし、林に縦パスを送る。縦パスを受けた林はすぐさま城尾にボールを落とし、そのまま城尾がゴール前まで運びシュートを放つ。このボールがゴール右隅に突き刺さり、農工大の追加点となった。

 後半13分、農工大がハーフェーライン中央付近からのフリーキックを獲得し、鵜澤が相手ゴール前までキック。ボールは相手の頭上を越え青山の頭に合うも、相手ゴールキーパーがこのシュートを防いだ。しかし、こぼれたところを石井が詰め、シュートを放つも、またもや相手ゴールキーパーに阻まれ得点することはできなかった。

 後半20分、ハーフェーライン右側付近で都市大にフリーキックを献上してしまう。相手キッカーが蹴ったボールは、農工大ディフェンスの頭上を越え、相手にシュートを打たれるも田中のセーブでチームは一命をとりとめた。

 さらに後半70分、農工大の中盤が相手にはがされ、ディフェンスラインが乱れたところに決定的なスルーパスを出されてしまう。スルーパスが通りキーパー田中と相手フォワードの1対1になってしまうがここも田中のビックセーブにより都市大に得点をゆるさない。

 その後も2点を追う都市大が激しい攻撃を仕掛けてきたが、農工大も必死にディフェンスをし、何とか猛攻を耐えしのいだ。
 
 試合はそのまま終了し、2-0で農工大が勝利する形で幕を閉じた。

 【総括】
  今節は、前節の敗戦の悪い流れから切替え、全員で勝利をつかみ取ることができた。立ち上がりの早い時間での先制点が今節の試合運びを楽にしてくれた。また、後半勢いに乗った都市大の攻撃に対して得点を許さなかったことはチーム全体にとって、とてもポジティブな要素である。次節以降、またポジティブな要素が見られることを期待している。

 【NEXT】
 9月17日(日) VS横浜商科大学 

 文責 1年 成田

 

 

 




  


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