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【MATCH REPORT】2023年度第15節 VS武蔵野大学

2023年度 関東大学サッカーリーグ東京・神奈川
チャレンジリーグ 第15節 2023年度 VS武蔵野大学

【スコア】
東京農工大学 VS 武蔵野大学
前半 0-0
後半 1-1
合計 1-1
得点者 78分 青山 海

【スターティングメンバー】
GK.
12. 田中 康仁 (3年 名古屋高校)

DF.
2. 渡辺 駿太 (3年 都立国分寺高校)
25. 久保 直輝 (3年 都立西高校)
15. 鵜澤 大地 (2年 相模原中等教育学校)
6. 武原 昴誠 (1年 県立多摩高校)

MF.
9. 田口 幹人 (3年 県立川越高校)
14. 城尾 皐介 (2年 県立大分上野丘高校)
   →90+2分 16. 西澤 勇紀 (3年 県立韮崎高校)
22. 深津 京佑 (2年 県立松江南高校)
3. 石井 悠貴 (3年 専修大松戸高校)
10. 青山 海 (3年 県立船橋高校)

FW.
13. 益田 靖大 (3年 都立清瀬高校)
   →75分 8. 林 侑吾 (2年 桐朋高校)


【MATCH REPORT】

 リーグ戦2連敗と流れの悪い状況が続く中、友人や家族、OB・OGの皆様など多くの観客の前で勝利を飾るために川合監督の指導のもと試合に臨んだ。

 前半は武蔵野大学のボールでキックオフ。試合開始からどちらのチームも素早いプレスをかけたことにより、落ち着いたボール運びができない状況が続く。
 
 お互いにゴールに迫れないまま時間が経過していく中、前半20分にピンチが訪れる。自陣センターサークル手前でボールコントロールが乱れたところを相手が一瞬の隙を逃さずボールを奪いそのままシュート。相手の放ったシュートは、ゴールキーパー 12. 田中(3年 名古屋高校)の頭上を越えヒヤッとしたが、ボールは枠の右に外れ事なきを得た。
 
 飲水を終えた前半33分には今度は農工大のチャンスが訪れる。10. 青山 (3年 県立船橋高校)の落としから 6. 武原 (1年 県立多摩高校)が相手の背後に落とすスルーパスを送る。再びボールを受けた 10. 青山がクロスを上げると、ペナルティエリア付近で 14. 城尾(2年 県立大分上野丘高校)がボレーシュート。これが惜しくもゴール右に外れファーストチャンスを決めきることができない。
 
 さらにその4分後の前半37分、9. 田口(3年 県立川越高校)のパスを受けた 3. 石井(3年 専修大松戸高校)が1人2人とドリブルで相手をかわしシュートを放つ。このボールは相手にあたって 10. 青山と 13. 益田(3年 都立清瀬高校)の前にこぼれるが相手DFのクリアによってこれも得点につながらない。

 その後は互いにチャンスを作れないまま前半を終了した。ハーフタイムでは修正点を話し合い、選手交代は行わず後半は農工大のキックオフで試合が再開された。

 後半7分、いきなりピンチが訪れる。自陣右サイドのコーナーフラッグ付近から相手がスローインの流れからうまくボールをつなぎ、ゴール前にめがけてアバウトにボールを送る。相手FWにうまくボールを収められ一度は   25. 久保 直輝(3年 都立西高校)が決死のクリアをするも、後ろから詰めてきた相手にシュートを放たれる。しかし、ここは 12. 田中が体を大きく伸ばしビッグセーブ。守護神のファインプレーによってゴールラインを割らせなかった。

 その後も一進一退の攻防が続いた中、後半22分、ついに均衡が破られる。
自陣の深い位置で相手にスローインを与えてしまうと、相手チームはロングスローを選択する。放たれたスローインは相手FWが頭で後方にそらし一度はクリアするものの、コミュニケーションがうまく取れておらず中途半端な位置にボールをこぼしてしまう。この隙を逃さなかった相手チームにゴールを決められ0-1となり、後半の飲水を目前に先制点を許す展開となった。

 同点に追いつきたい農工大は後半28分、3. 石井のドリブル突破から 13. 益田がボールを受けシュート。これは相手DFにブロックされるがそのこぼれ球に 3. 石井が反応、さらにこぼれたボールをキーパーと競り合い 10. 青山がヘディングシュートを試みるなど分厚い攻撃が続くようになる。

 そして後半33分、ついに同点に追いつく。3. 石井の仕掛けから左サイドでコーナーキックを得ると、9. 田口がボールをセットする。右足で蹴られたボールはファーサイドで待っていた 10. 青山の頭の前へ。10. 青山はしっかりとボールを叩きつけ待望の同点弾をあげた。この得点には控えの選手たちもベンチを飛びだし、喜びをあらわにした。

 この得点でさらに勢いが生まれた農工大は2分後の後半35分、14. 城尾がセンターサークル付近からドリブルで相手をかわすと、左サイドからゴールに向かって走る 10. 青山へパスを送る。ニアサイドを狙った 10. 青山のシュートは枠を外れ、惜しくも逆転弾ならず。

 試合終盤は 15. 鵜澤(2年 相模原中等教育学校)を中心とした守備陣が集中力を切らさずに守りながら、後半から投入された 8. 林(2年 桐朋高校)のフィジカルを生かし逆転勝利に向け戦うも、1-1のまま試合終了となった。


【総括】
 今節の結果を受けて農工大は2023年度 関東大学サッカーリーグ 東京・神奈川 チャレンジリーグを 6勝2分5敗の 7位という成績で終えることになった。
 今節はチャレンジリーグの最終節であったことに加えて東京カップに出場しない3年生にとっては最後の試合であったため、結果は1-1の引き分けに終わったがチーム全体が気持ちのこもった良いゲームとなった。練習で意識してきた攻撃時のボールの動かし方、ポジションのとり方を試合で表現することができ一定の達成感を得た選手もいたが、これからも試合の続く1,2年生を中心とした集団はさらに成長できるように練習から意識高く励んでいきたい。


文責 2年 城尾



 


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