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AC音ゲー未経験者が弐寺始めて1年経ったので振り返る雑記(1)

AC音ゲー未経験者だった人間が今まで弐寺(beatmania IIDX)をやってきた感想や思い出をまとめた自分語り。

暇つぶしにどうぞ。

弐寺をやるまで

音ゲー経験

AC音ゲー未経験者とは書いたものの、弐寺をやる前に音ゲー(リズムゲー)はいくつかやったことがある。1番やり込んだのがKH BbSのアイスクリームのミニゲーム、2番目にやり込んだのがP4Dだ。後はスマホ音ゲーをいくつかHARD以下の難易度で数曲ほど程度。

このように音ゲー経験は無くはないものの音ゲーは好きではなかった、というか下手なので苦手だった。基本好きな曲を聴くついでにゲームをやっていたし、難易度も低いものまでしかやらない。難易度の高いものは自分とは違う人種(=音ゲーが上手い人)がやるもので、自分がやるものではないと思っていた。

特にAC音ゲーは、音ゲーが上手い人だけがやるのを許されているような印象を持っていた。周りにAC音ゲーをやっている友人もおらず、AC音ゲーは一生縁の無い世界とすら思っていた。

弐寺を始めたきっかけ

そんな音ゲー苦手な人間だが、YouTubeにあがっていた弐寺配信をたまたま見て弐寺に興味を持つようになった。弐寺のモバイル版のアルモバがあることを知り、iPadに入れて指でやってみたが、これはゲーセンでやるのとはおそらく別物だろう。こうなると一度ゲーセンで弐寺をやってみたいと思いつつ中々行動に移せない日々が続いた。が、BPLZEROを見てやりたい気持ちが強くなり、ようやくゲーセンに足を運べたのが一年前だ。

AC弐寺デビュー日

一年も前のことだが、この日のことは割合よく覚えている。

事前にマナーや遊び方は軽く調べた。e-amusement passというメモリーカードのような物があるが、無くても遊べはするらしい。音ゲーが苦手な私のことだ、長続きはしないだろう。1回だけプレイできれば良いのでそれは作らずにプレイすることにした。初心者にはステップアップモードが良いらしい。Bistrover公式サイトで筐体の説明図も見たがよくわからない。まあ皿が矢印で鍵盤が丸ボタンだろう事がわかれば大丈夫だろうと思い筐体に向かう。いざ筐体の前に来たものの踏ん切りがつかず右往左往する不審者になった後、意を決してお立ち台の上に乗った。そして100円を入れる。

画面に文字が表示される。「STARTボタンを押してください」

初手で詰んだ。どれだよ。

慌てて筐体の説明図を見返しなんとかSTARTボタンを押せた。チュートリアルがある事に驚いた後、ステップアップモードでBEGINNER曲から選んでプレイしていく。

どのノーツでどの鍵盤を押せば良いかがわからない!

ピカグレはおろか黄グレ判定すらほぼ出ない!

スコアもC以下しか出ない!

プレイが下手すぎるあまり、良曲のはずのサヨナラ・ヘヴンがゴミ曲に様変わりする有様!


楽しいーーーーーーーー!!!


今振り返ってもなぜあれであんなに楽しかったかわからないが、とにかく楽しかった。叩いた鍵盤や皿に合わせて音が鳴るとは知らなかったので、予想外の演奏感が楽しかったのだろうか。あまりにも上手くできなさすぎて逆に楽しくなっちゃったのだろうか。

こうして1クレだけのつもりが気がついたらウッキウキで数クレはプレイしており、結局その日の内にe-amusement passを買った。

その後、DJ NAMEを入れようと皿と鍵盤をひたすら動かすも何も入力できずパニクったり(あれ数字キー使うって異様にわかりづらくないですか?)、サドプラの付け方がわからず調べたら隠しコマンドのようなボタン入力を求められて目を白黒させたり、FHS設定もこれまた隠しコマンドのようなボタン入力を求められて困惑したりしながらも楽しんだ。(弐寺配信が入り口ゆえに中途半端にサドプラやFHSの存在は知っていた。今思えば普通初心者はサドプラやFHSを知らず設定しようともしないので、コナミコマンドよろしく隠しコマンドのような仕様なのかもしれない。)

こうしてデビュー日は何かと苦労したものの、とても楽しかった。

そしてこの後、何度か絶望することになる。


(2)に続く


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