AC音ゲー未経験者が弐寺始めて1年経ったので振り返る雑記(2)
(1)は下からどうぞ
(2)は絶望した時の思い出について。
初めて絶望した時
AC弐寺を始める前には、アルモバを人差し指でやっていた。その流れでAC弐寺でも最初は人差し指でプレイしていた。
2〜3度ゲーセンに通ってLEVEL3辺りの曲をやるようになった頃だっただろうか。人差し指だけでは無理を感じ、中指も使い始めてみる。しかしこのやり方ではすぐ限界が来ると直感する。これは運指なるものを覚えないといけないに違いない。
初心者にお勧めの運指の1つが3:5半固定と聞いた事があったので、早速調べて説明を読む。
...............何が何だかわからない...............
そのうち私は考えるのをやめた。
もう1つ初心者にお勧めと聞いた事があった1048式の説明を読む。こちらは理解できたので、1048式固定運指を覚えることにした。早速アルモバで指を置いて試してみて若干の不安を覚える。筐体とアルモバの画面では大分違うからだろうと思う事にした。
そうしていそいそとゲーセンに向かい、初めての固定運指を試した。これで劇的に上手くなってしまうかもしれないと希望を持ちながら。が。
どのノーツがどの指かさっぱりわからない
頭がこんがらがる
アルモバで人差し指でなら余裕でクリアできたLEVEL4の曲に全く歯が立たない
これが初心者にお勧め?マジで言ってるのか?マジで言ってるのか??
AC弐寺デビュー後初めての絶望である。心挫けそうになった。
この時少しばかり心の支えになった事がある。アルモバの指プレイ配信をやっていた方が、弐寺のPC版であるINFINITASの専コンプレイ配信をやり始め、こう言っていたのだ。
「アルティメットモバイルさんの時はあんなに軽々と同時押しもいけたのに!」
いやわかるわー......
自分よりも遥かに音ゲーの上手い人が、自分と同じように苦労していた。あれだけ音ゲーが上手い人でさえこの苦労は必ず通る道なのだな、というのを事実として実感できたので、挫けないで続けられた面がある。
(この方とはたまたま弐寺デビュー時期が近かったので、弐寺に対する感想には共感することしきりだった。弐寺初心者の新鮮な感想を聞きたい方にはこの方の動画視聴をお勧めする。)
次に絶望した時
ともあれ固定運指でのプレイを続けて、なんとか1048式に慣れてきたものの、最初に苦戦したのが皿+1鍵だ。私は1P側なので左手親指で1鍵を押しながら小指で皿を回す事になるのだが、それだけのことが意外とできない。
とは言っても練習したら割とすぐできるようになった。これで皿と同時に鍵盤が振ってきても捌けるようになったな!と得意げになったのをよく覚えている。
そしてその次にプレイした曲の譜面がこれだ。
はい。無理。
皿と鍵盤と左手を見比べる。人差し指で3鍵を押しながら小指で皿を回すのが無理なことを確認する。ひょっとして手が小さい人間には弐寺をやる権利がない?
少し思考停止した後に頭によぎったのは、訳がわからなかった3:5半固定の説明だ。説明を読み返す。皿+3鍵に有効そうだ。なるほど。再び思考停止する。
え?運指2つ覚えるの?
確かに上手い方々は運指を聞かれた際に2種類は答えていたような気がする。なるほどそういう事だったのかー。
え?譜面見てとっさに運指判断して切り替えるの?
再度固まる。いや、曲のどこで何の運指を使うか覚えるのでは、と考えてすぐに思い直す。確か聞いたことがある。弐寺は基本ランダムをつけるもので、覚えゲーではなく反射ゲーだ、と。
皿+3鍵が降ってきた曲は確かLEVEL4前後のNORMALの難易度だった。そう、少なくとも「ノーマル」の難易度だった。そのノーマルで求められているのが、降ってくるノーツを見て、とっさに必要な運指を判断して切り替えて、捌くことだ。
難易度ノーマルって何?え?ていうか弐寺やってる人ってみんなそれやれてるの?
音ゲーやってる人ってやっぱり全員人外なのでは?
絶望した。音ゲーマーのことがわからなくて絶望した。
深く考え出すと心が折れそうだったので、「皿+3鍵が降ってきたら、3鍵は右手親指で押す」だけを意識するようにした。練習して無事捌けるようになった。これで今度こそ皿と同時に鍵盤が振ってきても捌けるようになったな!
無理です
1皿、3皿、2皿の中では2皿が一番苦労した。気合いで何とかできるようになった。
絶望した思い出はここまで。後は家での弐寺環境を整えたり、緑数字などの設定を変えたりと、ひたすら楽しく試行錯誤した思い出。
(3)に続く↓
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