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検証!イラストレーター縛りでデッキを組んで最強を決めてみた【デュエマ】

こんにちは、ライターのばんびーIIIです。

皆さんはカードゲームをするときのこだわりはありますか?

私は数種類絵柄のある中からカッコいいイラストを選ぶのが楽しくて、カードのバージョンにこだわってデッキを組むのが好きです。

お気に入りの絵柄でデッキを組んで遊ぶと、デッキに対する愛着が湧いたり、高額なバージョンを使って相手を威圧したり、友達に自慢したりできますよね。

そうなんです、カードゲームにおいてイラスト選びは超重要。
皆さんお馴染みの「フェアリー・ライフ」33種類もの絵柄が存在し、カードのデザインまで含めると52種類もあります。

これはほんの一部です。

これだけ沢山のカードを、たくさんのイラストレーターさんが担当していることから、プレイヤーの中には「推しイラストレーター」がいる人も少なくないはず。


一人のイラストレーターでも担当カードを集めればデッキ作れるんじゃね?




そんなわけで今回は「イラストレーターさんを一人選んで、その人の担当したカードだけでデッキを組んだら一体誰のデッキが一番強いの?」という検証をしてみたいと思います。

今回集まったメンバーはこちら。

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合計6人でお送りします。

一番左→タカ 
ばんびーIIIの友達。マイナーカードへの造詣が深いので呼んだ。
自己紹介:色々なレッドゾーンと色々なジョーカーズを使う人だ。

左から二番目→札剣
某二本槍の大学所属。DM大で培った知識は功を奏すか?
自己紹介:程よく真剣にデュエマしている若年(当社比)DMPです。よろしくお願いします。

真ん中上:ばんびーIII
人間。この企画の主催者としていい結果を残したいところだが……?
自己紹介:ロージアダンテとキモいコンボデッキが大好きなサークル代表。

真ん中下:どや
絵が超うまいバロム使い。絵を描きし者が選ぶイラストレーターとは……?
自己紹介:好きなデッキはvol-val-8、嫌いなデッキはクロックが入ったすべてのデッキです。好きな漫画は嘘喰いです。

右から二番目:月クマ
去年卒業した元サークル代表。今企画の最年長として躍進できるか…?
自己紹介:レッドゾーン大好き元サークル代表。

一番右:カジュアル型お兄さん
人間。突然5Cモルトを売却するなど、予測不可能な行動に定評がある。
自己紹介:デュエマとシャドバやってます!デッキは環境もファンデッキも好きです!


それではやっていきましょう!


作品1.どや

 トップバッターを飾るのはこの男。自身も絵を描くことからサークル次世代のビジュアル担当との呼び声も高い彼だが、そんなどやの持ち込んだデッキとは、、、、

どや「今回は好きなイラストレーターを選んでデッキを組むという企画ということで」

ばんびーIII「はい、好きなイラストレーターか、それとも強いデッキが組めそうなイラストレーターを選ぶかはお任せします。」

どや「この企画を聞いた時からもう決まってました、ぼくが選んだイラストレーターは増田幹生さんです!」

増田幹生:イラストレーター。大迫力の構図、重厚感のあるクリーチャーデザインがプレイヤーの心を掴んで離さない。これまで担当したカードは「轟く侵略 レッドゾーン」「終末の時計 ザ・クロック」など。

どや「革命編のときにレッドゾーンに一目惚れして、それがデュエマに復帰するきっかけになったので増田幹生さんはずっと好きなイラストレーターでした。」

絵を描く者として増田幹生先生を敬愛するどや
果たして彼が完成させたデッキとは、、、

デッキ名「増田幹生レッドゾーン」

デッキの説明
「作ったデッキはクローシスt緑バイクです。3tゼノシャーク→4t下バイレッゾZとか、トリッパー、コブシ童子、ブラックvで妨害しつつビートしたりとか色々できると思います。
ノワールモナークが面白くて、強引に鬼タイムに入って羅刹ジャオウガ走ったりリーサル時に保険として置いといたり、手札補充したり、理論上はいろんなことができるカードです。(なお実戦)
ドキンダムが積めないので制圧された時は覇王ジャオウガ頑張って引きましょう。
受けは12枚でクロックもあるんでそんなに薄くはないと思います。
環境デッキにはまあ勝てないですが、イラストレーター統一縛りの環境では最強クラスなんじゃないでしょうか。」

会場の反応
「レッドゾーンの基盤をきれいに落とし込んでてすげぇ」

「どれもイラストめっちゃカッコいいな」

「増田先生〜ドキンダム描いてくれ〜」

激推しのイラストレーターへの敬意すら感じるデッキの登場に、他の参加者の惜しみない拍手が響く。トップバッターとしてかなり良いデッキが持ち込まれたんじゃないでしょうか。



作品2.タカ

CS出場回数の多いプレイヤー。
マイナーなカードの知識も豊富で、独創性の高いデッキがたまに完成する。
数多の実戦で研いだ牙が今企画に襲いかかる、、、

タカ「デュエルマスターズを支えてきたのはコロコロコミックに連載されていた漫画作品。多くのプレイヤーに思い出を残したし、漫画に出てくるカードはすごく欲しくなりましたね。何なら今もめちゃくちゃ見てる。」

作:松本しげのぶ 小学館

ばんびーIII「確かに、俺も漫画の影響でバルキリー・ドラゴンが好きになったのかも」

あまりにもカッコいいバルキリー・ドラゴン登場シーン

タカ「で、過去にこんなパックが発売したじゃないですか?」

DMEX-15 20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST


ばんびーIII「あ、なるほど!」

タカ「このパックに収録されたのはほとんどが松本しげのぶ先生のイラスト。この試合デュエル、もらいましたね!」


イラストレーターが一種類しかないパックの存在からヒントを得、デッキの構築に走ったタカ、果たして完成したデッキとは、、、?

デッキ名「松本しげのぶ大先生」

デッキ説明
「魂の章により松本しげのぶ先生の漫画イラストのカードが増え、カツキングからLEGEND団長sへの革命チェンジなど環境でも見かけるような動きが可能になりました。
さらに3マナ以下のマナ加速手段を12枚採用でき、初動も安定したものになっています。
そして何より『松本大大大先生』が採用されているため、きっと強いです。」

会場の反応

「カツキングと革命チェンジ使えるのズルすぎるだろ」

「松本大大大先生を使う発想はなかった、脱帽」

「松本しげのぶ先生でデッキ作って弱かったら公式の立場なさそう」

まさかの漫画版作者という抜け穴(?)で攻略を図ったタカ。完成したデッキはやりたい放題のガチガチデッキに仕上がりました。会場は「その手があったか」というどよめきが起きています。果たしてこれを超えてくるデッキは登場するのか、、、?

作品3.札剣ふだけん

サークル次期副代表と噂されているこの男。サークルきってのデュエマガチ勢の一人で、某二本槍のDM大学に在籍している。

札剣「こういうのってパワーカードを中心にデッキを構築すればいいと思うんですよ。」

ばんびーIII「なるほど?」

札剣「だから今回はみんな大好きあのカードを切り札にデッキを構築してみました。」

札剣「モルトNEXTです。」

ばんびーIII「うっひょ〜〜!!!」

札剣「ということで今回はshosukeさん縛りで組んでいきます!」

shosuke:イラストレーター。担当カードは《超轟速 マッハ55》 《超戦龍覇 モルトNEXT》 《闘将銀河城 ハートバーン》など。イラストの端々に仕掛けを感じられる作品が多く、モチーフが持つ世界観の繋がりに定評がある。

大人気カード「超戦龍覇モルトNEXT」を中心にデッキを作ることを宣言した札剣。果たして完成したデッキとは、、、?

デッキ名「shosukeコントロール」

デッキ説明
「shosukeさんといえばモルトNEXT、ということでデイガカラーで組んでみました。
優秀な闇文明の中型クリーチャーをバギンや決闘者で早出しして盤面を制圧したのち、じっくりマナ武装を達成しNEXT+ハートバーンで詰めるプランを軸にしています。
サインやザライブ、イヴィルヴィなどで勝手に墓地が肥えるので比較的速い相手には5000GTとゴウケン斎で蓋をするというプランもあり、総じてカードパワー高めに仕上がったかと思います。」

会場の反応

「モルトNEXTをこうやって使うの初めて見た」

「ドラグハートの脳筋感が好き」

「5000GTがドラゴンじゃないの泣ける」

いまだかつてないモルトNEXTの新境地を生み出した札剣。知名カードが多く盛り込まれた安定基盤に、細部に宿るマイナーカード。そんなまさに黄金比のようなデッキが誕生しました。イラストレーター縛りが起こす奇跡のデッキは我々の想像を遥かに超えてくる。

作品4.月クマ

この企画最年長。レッドゾーンを愛し、レッドゾーンに愛されたり愛されなかったりするこの男は果たして今企画にどんな衝撃を与えてくれるのか?

月クマ「この企画さ、必勝法ある気がするんだよね。」

ばんびーIII「マジですか?」

月クマ「デュエマって文明や種族ごとにテーマが決められてるよね」

ばんびーIII「確かに、ジョーカーズや魔道具、ビートジョッキーなどなど……テーマでデッキが完成するような風潮がありますね」

月クマ「そして、その種族の中でも一番強いものを選んできた。」

ばんびーIII「それって……」

月クマ「ドギラゴンバスターだ!」

ばんびーIII「なるほど!ハムカツ団ですか!」

月クマ「てことで、ハムカツ団絵師の中村エイトさんに夢を託すぜ!」

札剣に引き続き大人気カードに目をつけた月クマ。なんとハムカツ団を軸にするとのことだが、一体どんなデッキに仕上がったのか、、、?

中村エイト:イラストレーター。DS期以降の主人公カードの多くを担当するだけあって、魅力的なクリーチャーデザインとワクワクさせられる色彩と世界観が大人気。代表作は《天命讃華 ネバーラスト》、《極・魔壊王 デスゴロス》、《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》など。


デッキ名「中村エイトバスター」


デッキ説明

「有名なドギラゴン剣を軸にデッキとしてある程度回ることを考えた結果、ハムカツ団デッキになりました。
基本的な動きとしては「ジョニーウォーカー」「風の1号ハムカツマン」でマナを伸ばしつつ、革命チェンジをしてどんどん強いクリーチャーへ移行して攻めるものになっています。
多色が多いのでドギラゴン閃・ドギラゴン剣からの展開もしやすく、低コスト帯が小型やブロッカー除去できるのである程度安定して動けると思います。
個人的にはミラダンテも入れたかったですが、枠の都合上断念しました。」

会場の反応

「すげぇ、完全にハムカツ団だ」

「ドギラゴンめっちゃ種類あるのにほとんど中村エイト先生なのか」

「色が綺麗にまとまってて美しい」

さすがはこの企画最年長。手堅いカードチョイスにセンスのきいた種族デッキで殴り込んできました。次の挑戦者はそれとは対照的にミラクルを起こすことに、、、?

作品5.カジュアル型お兄さん


5番手はカジュアル型お兄さん。過去に使っていたのは5Cモルト、最近のお気に入りは墓地退化という「無自覚で人をボコボコにする」なろう系主人公のような性格の男。

カジュアル型お兄さん「昔から好きなカードがあって」

ばんびーIII「うんうん」

カジュアル型お兄さん「ボルメテウス・サファイア・ドラゴンなんだけど」

ばんびーIII「もともとはプレ殿だったけど今は4枚使えるのが感慨深いね」

2020年12月に解除が発表された。

カジュアル型お兄さん「だから今回は獅子猿さんを選んでみた」

獅子猿:イラストレーター。圧倒的な書き込みと重厚感のある質感表現が魅力的。代表作は《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》、《インビンシブル・フォートレス》、《無双恐皇ガラムタ》など。

デュエル・マスターズ開始時からカードイラストに貢献してきた獅子猿さんを選択したカジュアル型お兄さん。果たしてミラクルは起きるのか???


 

デッキ名「獅子猿サファイア」

デッキの説明
「デッキ紹介マナを貯めて最後にサファイアドラゴンで押し切るデッキです!」

会場の反応

「説明すくなっ!」

「マナ基盤とトリガー、メタが安定してて意外とアリだな」

「カーペラーキリテムとナウオアネバー強い」

一見キワモノっぽいカードを集めながらここまで仕上げてきたカジュアル型お兄さん。多くは語らず「見て理解わかれ」というメッセージを感じます。

さて、残すところは後一人。想像以上にレベルの高い大会になっていることにビビりながらもラストを飾るのはこの男、サークル代表がついに参戦!

作品6.ばんびーIII


ロージア使いの自称紳士。デッキを作る際、困ったら3枚採用する癖を拗らせ、名前に「IIIさん」が入るほどに。

ばんびーIII「私は昔から好きなイラストレーターがいます。あれは小学二年生ごろのこと。児童館で友達と集まってデュエマを楽しんでいた私は同じクラスの藤町くんに…

〈割愛〉


ばんびーIII「というわけで一番好きなイラストレーター、山本章史あきふみさんを選びました!」

山本章史:イラストレーター。独特のタッチで描かれる世界観と、印象に残りやすいビジュアルが人気を博す。代表作は《コッコ・ルピア》《サイバー・ブレイン》《浄化の精霊ウルス》など。ちなみに、歴代プレミアム殿堂、殿堂入りカードの種類数が最も多いイラストレーターでもある、はず。

初期のデュエマ を支えてきたイラストレーターだが、一方で最近のカードや主人公カードをほとんど担当していないことを完全に忘れているばんびーIII。彼の山本章史愛はそれを跳ね返すのか、、、?

デッキ名「山本章史スペシャル」

デッキの説明
「これはマジで知らなかったんですけど、山本さんはコッコルピアを手掛けているのに高コストのドラゴンを手掛けていないんですね。
山本さんの担当カードは主人公カードや切り札級カードではなく、テクニカルなカードが多いため、結果的にクローシスカラーのテクニカルなビートダウンデッキになってしまいました。
パワーカードが採用されておらず、デッキとしての出力が著しく低いのでデッキとしての強さは残念ながらアレですが、殿堂入りカードを効果的に使えるギミックが仕込まれているのでオススメです。
(例)
・サイバーブレインで手札補充しまくってからの摩天降臨
・ドリルスコールとチューザで封殺しながらビート
自分のやれることはやりました。あざした!」

会場の反応

「コッコルピア描いたのに強いドラゴン描いてないのムズムズする」

「殿堂カードの圧がヤバい」

「すいませんこれだけ言わせてください、弱いです」

お気に入りのイラストレーターをチョイスしたものの、その特性を生かしきれなかった面の目立つばんびーIIIの作品。しかしその表情はどこか、やりきったような達成感に満ちている……!

さぁ、これで全ての出場者が出揃いました。
どの選手も個性的かつイラストレーターさんへの愛に溢れたデッキになりましたね。

優勝とかどうでもよくね?


というわけで、皆さんも好きなイラストレーターを選んでデッキを作ってみてはいかがでしょうか?

イラストレーター縛りデッキの簡単な作り方


カードの探し方は簡単!

デュエマのカード検索機能を使って


イラストレーターにチェックを入れて、イラストレーターさんの名前を入れて検索するだけ!

ここから選んだカードをデッキメーカーに入力して、、、


ここからはいつも通りデッキリストを制作すれば、簡単に作ることができます!ぜひ試してみてください!

それではここまで読んでいただいた皆さん、ありがとうございました!

(編集:ばんびーIII)

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