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开小灶を食べてみた

开小灶カイシャオザオとは。
私の中国の推しの一人、肖战シャオジャンがCMをしてるインスタント食品(だと思う)の商品名(のはず)

オタクのサガというもので、推しがCMをしてるものは手に入れたいじゃないですか。それが高級車だとかハイブランドだと無理だけど、インスタント食品ならなんとかなりそう・・なのに、なんとかならない。日本で売ってない。

ところが去年の年末、なみ公主(中国在住の中国語学習者のコミュニティメンバー)が帰国した時にお土産に持ってきてくれたのですよ!

おおお!これがあの幻の开小灶!!!


パッケージにちゃんと肖战がいる。こんにちは。


なかなか食べる機会がなかったけど、先日ついに!開封の義!
もちろん作り方も全て中国語である。しかしえらいもんで学習始めて約2年。一向に進歩が見られないと思っていたけど、これくらいならわかるようになっている

(たぶん学習してなくてもイラストと漢字を見ればだいたいわかる)

以前王一博ワンイーボのカップ麺じゃなくてカップご飯を食べた時は、お湯を注いで何分・・というヤツだったけど、これは違うのだ。容器の底にとある物体と水を注ぐと、発熱して調理してくれるという代物なのだ。

開けてみる。

左下のやつが水をそそぐと発熱するのよ。
説明書の通りにセットする。

お米はもちろん生米ではない。「方便米饭」って書いてるのでフリーズドライ的なのかな。お米に具材をのっけて、お水を注ぐ。おかずは「小香菇烤肉」シイタケと豚肉の何かしら(←よくわかってない)

黒い包の容器の底に発熱するやつと水を入れて、その上にご飯を入れた容器をセットしてふたを閉じ15分で出来上がるらしい。しばらくすると、ふたの穴から蒸気が噴出してきて、沸いてる音がする。ほおお、すごいな・・とタイマーセットして待ってたら

ビーーーッビーーーッ!窓を開けてください!!!

な・・・なんですと?!

鳴り響く警報音

火災報知器なのか、ガス漏れ警報器なのか・・・
慌てて窓とか開けてみたけど、いやまて。落ち着け。
た・・たぶん、火災報知器だな、ガスコンロがある場所じゃないところで高温になったのを感知しちゃったのだな。あたふたあたふた

警報音を止めたけど、管理室から連絡来ちゃったわ。
すいません、大丈夫ですぅ~~~~

あ~~。びっくりした。
気を付けてください。火災報知器の近くで調理しないように。

さて、気を取り直して15分後。
あっつあつなので気を付けて・・じゃじゃーーん


出来てる!ご飯もふっくら。おかずも美味しそうにホカホカ。
あ。なんか小袋ついてたな。これは・・

ザーサイでしたよ!豪華!

さっきの警報音でまだドキドキしながら
実食~~

実はあんまり期待してなかったのだけど、めっちゃ美味しかった!!
お肉もたくさん入ってるし「芸豆」って書いてるのはインゲン豆だな。どんな味?と言われると説明しがたいが、外国のものにありがちなクセもなく、非常に口にあう。香辛料も控えめ。むしろ物足りないくらい。

ご飯は、最初パラパラしててタイ米っぽいかな~と思ってたけどしばらくすると蒸らされてふっくらしてきた。ん~~、ザーサイも美味しい~~。

火も使わないしレンチンもしない、水さえあれば、こんなに温かくて美味しいご飯食べれるのはめっちゃいいんじゃないの?こういうの日本にないの?
非常食としてもいいだろうし、ローリングストックにいいよねえ。常備したいわ。

好好吃!ごちそうさまでした!

※今日の内容と密接に関係あるタイトル画像は、开小灶そのもの


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