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ハイコンテクスト文化


ハイコンテクスト文化という言葉を先日初めて聞いたのです。

アメリカの文化人類学者であるエドワード.T.ホールが唱えた「ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化」という識別法でコミュニケーションにおいて、言葉以外の文化や慣習、価値観などが共通認識となっていて、すべてを言葉にしなくても、お互いに理解しあえることをハイコンテクスト文化というらしい。

その最極端な例が日本語で、確かに「以心伝心」だとか「空気を読む」は
その最たるものだな。


なるほど、全てを言葉にせずとも「察してね」でなんとなく通じるし全部言葉にして言うのは、なんとなく粋ではないというかヘタしたら下品みたいなこともあるかなあ。

と、誰もが納得しそうですけども。

いやいやいやいや、そうでもないよね?ローカルテレビのCMはローカルでしか通じないし、これが普通!スタンダード!と思ってることが他の地域では通じない、ご当地物だったりすることが山ほどあるよね?!


テレビ番組でなんとなく違いがあるのかなあ・・と思ったとしてもそれはあくまで「テレビ」の話 だと思ってた節がある。アレは特殊な事例なんだろう、と。


インターネットが急速に普及して、SNSなどで各地の人と、細かいコミュニケーションをとるようになると意外とハイコンテクストでは、無理なんじゃないのか


北海道にはキンモクセイやゴキブリがいないことも知らなかったし、桜餅や、ひなあられも、関西と関東では、全く違うものだし。

関西のツッコミ文化で、友達とチャットしてたら、それを見た他の地域の友達がケンカしてるのかと思ってたり。


例えばハイコンテクスト文化と、ローコンテクスト文化の違いとして

電話をかけた時、日本語なら「〇〇さん、いらっしゃいますか?」というけど英語では、「私は〇〇さんと話がしたい」というような言い方をすると例があったのですが。

あ~~!!

なるほど。


高校生の時に、先生に「職員室に天体教室の鍵があるか見て来てくれ」と言われて北校舎の4階から、南校舎1階にある職員室に行って戻ってきて


「ありました!」


と、見てきた私は、ローコンテクスト文化の人だったのですね!!


だったら、鍵持ってこいって言うてやー(^^ゞ・・・と思ったよ(遠い目)



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