2024/8/6

 このあいだ、日本一遅れて「進撃の巨人」のアニメをぜんぶみて、いま日本一遅れて「進撃の巨人ロス」になっています。

 ロスが辛いから、「べつのアニメでもみて、進撃の巨人のことなんか忘れるか・・・」と思って、友達に教えてもらった「逃げ上手の若君」を再生してみたけど、「やだ!!!!やっぱり進撃の巨人じゃないとヤダ!!!!!!」となってしまい、逃げ上手~はまだ一話しかみてないし、進撃の巨人は二週目に入りました。

 失恋とおなじで、そのうち熱が落ち着いてくるから、それまで待つしかない。Dr.STONEに異常に感動して激ハマりしてたときもそうだった。あのときは結局、ONE PIECEがわたしのなかのDr.STONE熱を即倒してくれた(やっぱりONE PIECEはすごい!)。

 進撃の巨人は、おもしろいおもしろい言っているひとが多くて、いつかみたいなあと思っていたんやけど、金属バットの声流電刹をきいていたら、金属バットのふたりも「おもしろすぎる」「すごい」みたいなことを言っていたから、それが最後の一押しになった。そういえば進撃の巨人がリアタイで放送していたときは、食人キモすぎるし怖い・・・・と感じてわたしはみることができなかった。でもさいきんは、進撃の巨人ってまあ戦争の話なんだなーとか思って、こんなに人気のアニメで戦争を扱っているのはどういうストーリーになるんだろう?っていう興味のほうが上回った。

 進撃の巨人は、革命戦争のはなしだった。でもONE PIECEも麦わらの一味という“犯罪者”集団たちがいろんな島の既得権益者や政府のひとたちをバコバコたおしていくんだから革命戦争の一面があるし、でもひとびとがワクワクするような魅力的なストーリーを書くのだったら、そうなるよなあって・・・知らんけど

 だけど、わたしたちはニュースで戦争の話題をみて心を痛めるわけやけど、それにもかかわらず(それらを忘れて)こういった内容の漫画アニメに興奮してしまうのは「これいかに」、と頭を過ってしまうのも否めない。30歳とか越えてくると、あまり何も考えずにダラダラ生きてきたことを恥じて反省するように生きるから、純粋に楽しむなかでも、頭のある部分ではどうしてもこうやって少し立ち止まっている。

 でもやっぱりこういうストーリーを書ける漫画家のひとたちはほんまに凄いよな…あれだけ伏線を張っていたら、「そのときどきで考えながら漫画を描く」だけでは仕事が出来ないだろうに、どこまで想定していたんだろう。すごいなあ…
 それにルフィとかゾロとか、エレンとかアニとかアルミンとかピクシス司令とか…とにかくカッコいいキャラにパワーをもらって、じぶんは生きてるから助かる。
 日本に生まれてよかったです!

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