粟ケ岳スカイレース スカイランナーワールドシリーズ
4月21日。新潟は三条市に粟ケ岳スカイレースに出場する為に、行ってきました。アウトドアでも有名な燕三条。 道中、雪をかぶった中央アルプスや妙高の山々をみれてテンション高め。
途中、ナビは右と行っていたがあえて左にいってみた。あ、間違えた。テンパる。もう一度高速にのる。ナビは分岐で何も言わない。あえて左へいってみる。いや距離のびてるー。ジャンクションジャンクションてなんやねん。そんなこんなでジャンクションを2回間違え5時間程で会場にジャンクション。 あ、到着。 会場は外国人選手が多く国際的な雰囲気が漂っていた。
(山梨で散ってしまった桜が満開!)
今回、日本でワールドシリーズが開催されるのは実に12年ぶりということで、自分もワールドシリーズに若い内にチャレンジしてみたいと考えていたので気持ちが入っていた。実のところハセツネ30k も善光寺もテーパリングをせず足を使い込んだ上で出場していた。それは全てこの粟ケ岳の為。今年出場するレースで1番楽しみにしていた。善光寺からはプールとバイクで運動強度を落としながらレストを狙った。
今回、ワールドシリーズということでヨーロッパはじめ海外から約30名程のエリート選手が集まっていた。 世界の走りを日本で体感できる。前日は興奮してすぐ眠れないと思いきや、ぐっすり寝れた。ビジネスホテルのベットって柔らかすぎず硬すぎないから寝心地いいんだよね。うん。
(今回宿泊したアクアホテル。10階にお風呂がある事で決めた。展望よし。)
(ホテル一階にある二半亭。居酒屋だがご飯もたべれてリーズナブル。美味しかった。地元でも人気なのかだいぶ賑わっていた。)
(...チャンネルを回していたら...レースの前日はいかんいかん。笑)
そんなこんなでレースレポート。
Mt.AWA SKYRACE 21kmD+1476m
(skyrunning official より)
総合21位 (日本人5位) 2時間23分59秒
最初の5キロはほぼ平坦なロード。にしてもペースが尋常ではなく速い。ロードレースかと思うくらい。 キロ3分10~30でおしていくが、海外勢も流石にはやい。早々に自分が潰れると考えて速度を落とし順位も15、16番目に。 山に入ってからも抜かれまくる。こんなに山でごぼう抜きにされたのは初めて。国内の他レースでは経験した事がない。
序盤からおしていった。心拍が異常に高い...今後の課題かなー。
でも身体も休んだおかげか動くには動くのでマイペースで走る。にしてもコースがこれがまたいい!レース中ずっと感動していた。 左右がきれているような細尾根や急峻なのぼりくだりを気持ちよく駆け抜ける。 最高だ。
そこから粟ケ岳に取り付き雪に手こずりながらも長い登りを荒い息遣いで登れば眼下には絶景が。一瞬たりとも目を離したくない景色が広がっていて。そこから一気に1,000メートルを駆け下りて地元の方々に、半ギレしてるんじゃないかぐらいの叱咤激励をうけゴールへ。 いやー感無量。 楽しかった、の一言。スカイランニングてなんて気持ちが良くてキツくて最高なスポーツなんだろうと思ったね。 本当にいいスポーツだ。
(雪崩の危険などの関係でコースが変更された。21kmのうちロードが約7キロとだいぶロードの走力レースに。)
今年はなかなか調子があがらず、山を楽しめていなかっただけに今回は本当に楽しめた。と同時に世界の走りをみて
「もっと速く走りたい」
という思いがこみ上げてきた。今までそういう欲があまりなかっただけに気持ちが入ったというか刺激をビシビシもらった。今は枯渇していた欲をだしてもいいのではないかと。なんで海外の選手はあんなに速くスマートに力強く登りくだれるのか知りたくなった。だから 世界の山々を走りたい。チャレンジしたい。 世界の山々を走る事を考えるとワクワクする。楽しみだ。
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