ポケカ、しませんか(始めどきなので) ③部内戦編

こんにちは。ちゅうとくんです。
この記事はポケモンは分かるけどポケモンカードはやってないという人に向けて、やろうよ〜というお誘いをするだけのシリーズ第3弾です。
今回結構内輪向けです。

何故我々はポケモンカードを始めるべきなのか

こういうタイトルをつけると何故〇〇なのかの〇〇の部分は正しい前提っぽく見えるらしいです。気をつけましょう。

さて、ポケカを始めるべきである理由については勿論ポケモンというコンテンツの1つの楽しみ方としてカードゲームも楽しいから、というのがいちばんシンプルなものなのですが、もう1つ決定的に大きなポイントがあります。それは…

部内戦をやるから

です。

それだけ?

はい。

いや、もっとこうオススメの新商品とか紹介する感じじゃないんですか

違います。
最新商品は普通の強化拡張パックだし6月のも強化拡張パックだし、大型の拡張パックはたぶん7月にならないと出ないんですよね〜
※拡張パック・強化拡張パックとは、5または6枚のカードが入ったポケカの商品であり構築済みデッキと違いこれを買うだけで対戦をすることはできないが持っているカードと組み合わせてデッキを作ることができる。
拡張パックはおよそ3ヶ月に1度のペースで発売し、デッキの中心となるようなカードが多く収録される傾向にある。強化拡張パックは拡張パックの次の月やその次の月に出たり出なかったりして、デッキを強化するようなカードが収録されることが多い(これは諸説)。最近の強化拡張はイラストにも力を入れている印象がある。

では何故そこまでオススメするのか

部内戦、楽しそうじゃないですか?
サークルの仲間と真剣勝負をして、勝ったら嬉しい、負けたら悔しい。勝ったら「部内戦優勝」って自己紹介に書けるし負けても悔しいだけで別に恥じる必要はない。参加し🉐。はじめてなら尚更。
なにか始めるきっかけとしてすごく良いと思うんですよね。部内戦きっかけに始めてくれる人がいたら主催者冥利に尽きます。

ポケモンカードの始め方

というわけでここからはポケカを始めたい皆さんに始め方をレクチャーしていきます。
なお、部内戦の勧誘を目的としているのである程度バトルに主眼を置いた紹介になりますが、ポケカの楽しみ方はバトルだけじゃなくてイラストとかコレクションとかもあるのでそちらもぜひ楽しんで貰えたらと思います。

(書きたいことだらだら書いてるので読みたいところだけ読んでください)

ポケカって、お金かかりそう

皆さんの中にはこう思っている方もいるかもしれません。僕はなるべくお金の話に触れずに紹介したいタイプの人間なんですが、お金を理由にやらない人がいるならそれを払拭してあげられればということで一番最初にお金の話をします。

時は2018年、シロナやグズマやカプ・テテフGXが2000円だの5000円だのするという話を聞いて当時高校生でポケカをやっていなかった僕はビビってました
しかし時は令和。今ポケモンカードを始めるのに1枚の必須カードに2000円も払う必要はありません。

じゃあなんでお金かかるイメージあるんでしょうか🤔
答えは簡単で、本当にお金はかかるからです。

おしまい

ん〜、お金はかからないわけじゃないんですよね。でも、2018年とかとくらべたらほとんどのカードは格段にリーズナブルに入手できるようになっています。

例えばシロナと同じ役割のいわゆるドローサポート「博士の研究」や「マリィ」、これは1枚30円以下です。
悪いカードオタクなので30円は実質タダみたいな雰囲気を伝えたいんですが、この雰囲気を出してるのは多くのカードショップでいちばん安いコーナーの値段が概ね30円(安いところだと20円とかだったりもします)であることが原因で、需要に対して供給が十分すぎる場合には30円で売られてるんですね。既存のプレイヤーは必要な数以上持ってる人も多いはずなので言えばタダ同然で譲ってもらえる可能性は多分にあります。まぁなので実質タダです。
グズマの後継である「ボスの指令」は100円前後、テテフの後継であるネオラントVは400円くらい、クロバットVは200円くらい。
それでこの辺のカードはほとんどどんなデッキにも入れることができます。

ちなみになんでポケカ高いみたいなイメージが令和でもはびこってるのか真面目に解説すると、同じ中身のカードでもイラスト違いのハイレアリティなカードがあって、これがコレクター需要があって値段がつくからです。例えば先述のマリィ、1枚30円以下と言いましたがこれがノーマルの値段で、SR(スーパーレア)は5万円とかします。効果は一緒なので気分の問題です。
あと、先程1枚の必須カードに2000円も払う必要はありませんって言ったんですが、嘘でした。ごめんなさい。ポケカ(というかトレーディングカード全般)は時々発売済みの需要のあるカードを再収録します。これによって市場価格が落ち着くのですが逆に言うと再録の機会が少ない、または無かった人気カードに関しては値段が上がってしまいます。その筆頭がジメレオン(特性うらこうさく。拡張パックソード/シャイニースターV収録)で、現在1枚1300円とかします。これがデッキの軸として非常に有用で、様々なポケモンと組み合わせられるのですが需要に対して供給が少ないためなかなか高くなっています(デッキに3~4枚入れることが多いので、これだけで4000円。高い)。それと登場が最近のカードに関してはまだほとんど再録の機会が無い(新しい商品は買って欲しいからね)ので物によってはちょっと高いです。

さて、まぁ高いカードは高いんですが高くないカードは高くないので、真面目に戦えるデッキを組むってなってもめちゃくちゃお金かかるとは限りません。ご安心を。

ものは試しということでいわゆるガチデッキを組むのにいくらかかるのかちょっと計算してみましょうか。
今回計算してみるのは「アルセウス裏工作」と「ムゲンダイナVMAX」です。(どちらもシティリーグというかなりガチの大会で上位入賞したものを探してきたものになります)

最新の強力カードであるアルセウスVSTARと強力な裏工作基盤を組み合わせた人気デッキです。ざっくり計算するとこんな感じ。

カードの種類が多いテクニカルなデッキ

これはね…高いです。高い理由なんですけどアルセウスV、VSTARが最近のカードなのでまだ再録されてなくて供給が少ない+様々なポケモンと組み合わせられる汎用性の高いカードなので需要も高い、というのが半分。もう半分はうらこうさくのジメレオン。まぁこれは高いと思って例に挙げてます。次のは結構安いはず。

登場から約2年もの間、様々な相棒を携えて悪タイプの大ボスとして活躍し続けているムゲンダイナVMAX。ガラルマタドガスやガラル鉱山を採用した構築です。

アルセウスとムゲンダイナの値段を見比べてほしい

あれ、あんまり安くなかったです。なんですが、値が張る原因は主に妨害役を務めるガラルマタドガス、ドガース、ガラル鉱山の3種で、これらを別のカードに変えて別の形のムゲンダイナのデッキとして遊ぶこともできます。

こちら、ポケカ公式チャンネルに出演するライチュ梅川さんがTwitterで紹介していたデッキです。

アルセウスの半額くらいになりました。これなんですけど、ムゲンダイナやブラッキーが再録により安く手に入るようになったのでこの値段です。

クイックボールやこだわりベルトはちょっと値段するんですがどのデッキにも入るカードなので2つのデッキに使えば実質半額みたいな話あります。

さて、そんな感じで安い側として出したムゲンダイナでも買い切りのゲームと比べたら高いですね。やっぱり、ポケカはお金が掛かる趣味なのでしょうか。
否定はできないんですが1つ良い知らせをしておくと、ポケカは複数のデッキで使い回すことの出来るカードの割合が結構高いです。上に述べたクイックボール、こだわりベルト、ボスの指令なんかはその典型例です。なんならジメレオンやアルセウスVSTARもそっち側です。
あと、これは人によると思うんですがカードは育成の手間がありません。まぁゲームの方もだいぶ育成ラクになったと思うんですがその辺好みが分かれるかもしれないですね。

あ〜、お金の話をしたくないって言っておきながら結構長くしてしまいました。ごめん。しかも不安払拭できてなさそうで辛いです。
ちょっと弁明をしますが、上の価格は大手カードショップの通販サイトの値段を元に僕の主観も混ぜて設定したもので、特価販売とかメルカリとか使えばもうちょっと安くなります。また、カードは最悪売れるので販売価格の100%の値段を使わなくても遊ぶことができます。逆にイラストに価値を感じるならゲームに使わなくなっても絵を眺めてニコニコすることもできますね、そこがカードの良さだったりします。

はァ〜〜

お金の話やめます。ここからはガチ対戦をやってみたいとなった時にどうやって始めれば良いのかを教えます。ここからが、【本題】です。

①どんなデッキが活躍しているかを知る
剣盾のランクバトルでもポケモンHOMEのデータを見たり構築記事まとめ見たりするじゃないですか(たぶん)。アレをやります。
情報源として身近なのはTwitterとYouTubeですね。シティリーグ(ガチな大会)などの入賞デッキを紹介するアカウントがあったり、強豪プレイヤーが動画で最新の情報を投稿していたりします。公式ポケモンカードチャンネルも見やすいです。
構築記事が投稿されるのは主にnote(ここ)です。有料のものもあります。
その辺を見て今活躍しているデッキを知ってみましょう。

②使いたいデッキを考える
競技プレイヤーは全部組んで使ってみてじゃあこれってやってるんじゃないかと思うんですがさすがにそんな資力体力はないので使いたいカード、戦術、予算などからデッキを考えてみるのがいいと思います。
まずは人のデッキを丸パクリしましょう(それこそTwitterに上がってる入賞デッキとかYouTubeとかが参考になります)。
その時の注意点として、現在の環境のデッキであるかどうかを見極めることがあります。シティリーグならシーズン6、YouTubeの動画なら4月頭辺りのものからが今の環境に近いです(詳細には、タイムゲイザー・スペースジャグラーが発売して以降の環境という感じ。5月にダークファンタズマも発売しましたが、環境の中心は変わってないので4月の情報も十分参考になります)。過去だけではなく未来のカードを使っていないかにも注意する必要があって、ポケカYouTube界には発売前のカードをカラーコピーで代用して撮った動画をあげるという賛否両論ある風習があります。公式から新しい情報が出るといち早く対戦動画にする人もいるのでまだ出てないカードを使ったデッキに踊らされないように注意しましょう。

③対戦する
できます。対戦が。カードを揃えてしまえば。ラクですね。
サークルのdiscordとかで呼びかければ2回に1回くらいは行ける人がいると思います。あとは部室とか学年discordとかもいいんじゃないですかね(最近今年の1年の代のdiscordも出来たと聞いた気がします。入りたい人は代表か渉外に聞けば分かるかも)

カードを買おう

話は変わってカードを買う時のことについてお伝えします。
カードを買う時の方法はだいたいこんな感じ
①カードショップの実店舗や通販サイトを利用する
②フリマアプリなどを利用する
③パックから気合いで揃える
④先輩を叩く

①について、これは初めてだとちょっとハードル高いかもしれません。カードショップ、いわゆるカドショ。オタクがいっぱいいて臭いが気になるという人もいるかも。キレイな所もちゃんとあります。でもだいたい階段は急です。別にそんなことはどうでも良くて、カードショップにはカードが売っています。新品商品はもちろんなのですが、メインの目的は「シングルカード」。目当てのカードをこれくださいって言って買う形ですね。
(え〜、あの、基本的に小さい時って買ってもらったパックから出たカードでデッキ組んでたじゃないですか。今の少年たちもきっとそうだと思うんですが一旦ここではガチ対戦についての話ってことなので使いたいデッキを使うべく必要なカードをピンポイントで買う、買わなければならないゲームを始めると思ってください。なんかワクワクとかすっ飛ばしちゃって寂しいんですが、それはそれとしてパックは開ければ良いと思います。引いたカードで戦うシールド戦とかブースタードラフトという遊び方もあります。普通の構築戦が肌に合わなければこういうので遊んでもいいんですよ。)
カードショップで買うことのメリットは確実性。必要なカードが確実に手に入ります。ちょっと大きな街なら複数件のカドショが近くにあることが多いので値段の比較をしてここで買うのがお得だなあとか考えながら買うのも良いでしょう。カードショップはたぶんちゃんと正式な古物商の認定を受けていると思うので買取も販売も個人でやるよりは信頼がおけます。その分(スタッフの給料の分)個人売買よりは少しだけ高いということはあるかも。でも状態を確認した上で購入できるしだいたいまともな買い物ができます。それからポケモンカードジムとなっているショップではジムバトルや新弾バトルなどの小規模な大会を開いてくれています。知らない人と対戦してみたい時は行ってみると良いと思います。
あと、カードショップがやってる通販サイトもあります。だいたい店売りの価格と同じ値段なので相場調べる時に使ったりもするんですがショップに出向くのが大変だったりどうしても見つからないカードがある時などには便利ですね。

②について、これはメルカリとかヤフオクとかMagiとかですね。僕はメルカリを数回使ったことがあるという程度です。ショップを介さない分少し安めに売買できますがリスク管理も自分でしなければなりません。まぁでも安いですからね。これも便利です。
ただし、こういう所でパックは絶対買わないようにしましょう。開けずに中身を調べた上で出品している人がいるかもしれないので。

③、お金があるならこれでいいです。レアリティR以下のカードは2箱とか買えばだいたい2~4枚以上は揃います。RRやRRRに関しては揃わないです。めちゃくちゃ買うかシングル購入するかしましょう。(この記述は箱をめちゃくちゃ買うことを推奨するものではありません)
※レアリティについて、拡張パックから出るカードは出やすい順にC(コモン)、UC(アンコモン)、R(レア)、RR(ダブルレア)、RRR(トリプルレア)、SR、HR、URと言った感じです。SR以上はRRR以下のレアリティ違い。なので対戦で使うカードはRRR以下を揃えれば全部になります。RRはポケモンV、RRRはVMAXやVSTARが該当します。その辺についてはあとで触れます。

④、箱開けたけどそのポケモン使うデッキ組んでないみたいな人がいれば言ったら譲ってもらえるかもしれないです。大会に出たいから貸してと言われたらたぶん貸してくれます。めっちゃ余ってるようなカードならタダでくれるかもしれませんがそうじゃないかもしれないので、悪しからず。
叩くという表現で伝わってるか不安なんですが、叩けば出てくるよみたいに言う人がいるのでその文脈で使ってます。

ポケモンカードの遊び方

ポケカで遊ぶのに必要なものとゲームの仕方について説明します。

まず、必要なものについて。
①デッキ
60枚のカードの束です。同じ名前のカードは4枚まで。ワザで戦ったり特性でゲームを有利に進めたりするポケモン、ポケモンを育てたり試合の流れを作ったりするのに役立つトレーナーズ、ポケモンにつけてワザを使うために必要なエネルギーのカードを組み合わせてデッキを作ります。
②ダメージカウンター(ダメカン)、マーカー
ダメカンはポケモンが受けたダメージをカウントするのに使います。サイコロの目で表すこともあります(公式のダメカンダイスはあまり入手しやすくないのですが100均のサイコロとかでも対戦相手の了承が得られればいいと思います)。マーカーはどく・やけどの特殊状態になった時にそれを表すために使います。
③ポケモンコイン
やけどやねむりなどの特殊状態の処理や一部のカードの効果でコインを投げます。いろいろな柄があるのでお気に入りのものを使いましょう。公式からコインダイスという商品も発売されていますので、コイントスに不安のある方はこちらも使えます。市販のダイスの偶数奇数で代用することもあります(真剣勝負の場でダイスをコインの代用とする場合には特定の目が出やすくなるように改造を施すイカサマをしていないことが確かめられるような透明なものが好ましいそうです。まあでも使うならトラブルを避けるために公式のものを使ったほうがいいです)。
④VSTARマーカー
ポケモンVSTARの持つVSTARパワーを使用した目印として裏返すマーカーです。裏表がお互いに認識できてVSTARマーカーだとわかるものであれば公式のものでなくても許される場合が多いです。エクストラ・殿堂レギュレーションではGXマーカーも同様に使います。

オタクVSTARマーカーの例


⑤プレイマット
対戦する場所を表すためのマットです。紙製やラバー製のものがあります。オタクはラバー製のものを使いがちです。なくてもいいです。(と言おうと思ったんですが公式の「対戦に使うもの」のページには書いてました、へ〜)
⑥その他あったほうがいいもの
デッキケースとデッキシールド(スリーブ)です。カードは輪ゴムで留めるよりケースに入れたほうが傷や汚れがつきにくいです。デッキケースはポケセンとかで300円台で売ってます。柄とか気にしないならダイソーの2個100円のやつもおすすめです。スリーブというのはカード1枚1枚につけて傷や汚れから守るアイテムです。カードに傷がついて裏面からでも特定できるようになったら不正になってしまうのですが、同じスリーブをつけていれば同じ見た目になるので安心してそのカードも使えます。公式の絵が描かれたデッキシールドは64枚で700円くらい、さらさらしてシャッフルしやすい無地のスリーブは品質にもよりますが80枚400円とか100枚で1000円のものとかがあります。(ダイソーには50枚100円のが売ってますが崩れやすい&品質に粗があるので大会で使うには不向きだと思います、遊び用ならいいです)

ゲームの仕方。めちゃくちゃざっくり話すので詳しいことはここを見てください
ゲームの準備:あいさつをした後じゃんけんで先攻後攻を決めて、デッキのカードをよく混ぜて山札として置きます。その後、初手の7枚を引いてたねポケモンを用意し、サイドを6枚置きます。
バトルの流れ:自分の番が回ってくるごとに、山札を引き、ポケモンにエネルギーをつけたり進化させたり、トレーナーズのカードを使ったりします。番の終わりにはバトルポケモンのワザを1回使えます。これを繰り返して、相手のバトルポケモンのHPを0にしたら、ご褒美として倒した方がサイドをとって手札にすることができます。
勝利条件:自分のサイドを6枚全て取り切る、相手の場(バトル場とベンチ)にポケモンが1匹もいなくなる、相手が番の始めに山札からカードを引けなくなる、のどれか一つを満たすと勝利です。基本的にはサイドを6枚取るデッキがほとんどですが、相手の盤面に妨害をしたり山札をトラッシュするカードを使ったりして山札切れによる勝利を目指すデッキタイプもあります。

どのポケモンを倒してサイドを取るか、サイドを先に取られた時にどうやって逆転するか、みたいな駆け引きがこのゲームの妙だったりします。

現代ポケカ徹底解説

さっき言った活躍しているデッキを知るとかどんなデッキを使いたいか考えるみたいなのに関して、今強いカードとかデッキを紹介していくのでちょっとでも参考になればなと思います。(YouTubeとか見た方が情報の質とかは高いです。ここ書くのが楽しいから書いてるだけです。)

覚えておくべきカード

バトルをする、デッキを知る時に覚えておくべきカードを紹介していきます。

「ルールを持つポケモン」編

「ルールを持つポケモン」とは、通常のポケモンのカードとは違いサイドを多く取られる、やデッキに1枚しか入れられない、といった特別な効果を持ったポケモンのことです。カードに〇〇のルールと書いたルールボックスがついています。

・クロバットV
「Vルール」を持つポケモンVの一種で、きぜつしたとき相手はサイドを2枚取ります(通常は1枚)。
クロバットVの強さは特性「ナイトアセット」。ベンチに出した時に使えて、手札が6枚になるように山札を引けます。これで必要なカードを引きにいくことができます。

・ネオラントV
特性「ルミナスサイン」で出た時に山札からサポートのカードを1枚手札に加えられます。クロバットと比べると確定で持ってこられるのがメリット、サポートを使ったあとの追加の展開に使えないことなどがデメリットになります。

・ゲノセクトV
特性「フュージョンシステム」で自分の番ごとに1匹につき1回、手札が自分の場のフュージョンのポケモンの数と同じになるように山札を引けます。「フュージョン」というマーク(バトルスタイル)のついたポケモンがいて、デッキのポケモンをこれで固めることで毎ターン異常な量のドローを実現しています。めちゃくちゃ強いです。

ワタシラガVとかコロトックVも強い

・アルセウスVSTAR
「VSTARルール」を持つV進化ポケモン(ポケモンVから進化する)で、きぜつしたとき相手はサイドを2枚取ります。
VSTARパワーの特性「スターバース」で対戦中1回、山札から好きなカードを2枚手札に加えられます。通常のワザ「トリニティノヴァ」も強力で、ダメージを与えながら後続を育てることができ、必要なエネルギーの種類が限定されていない無色ポケモンなので様々なタイプのポケモンと相性が良いです。

・ミュウVMAX
「VMAXルール」を持つV進化ポケモンで、きぜつしたとき相手はサイドを3枚取ります。
現環境の中心にいるフュージョンデッキのメインポケモンで、エネルギー2個で使えるワザ「クロスフュージョン」によりベンチのフュージョンのポケモンのワザをコピーして使えます。メインの打点はゲノセクトVのテクノバスター。他にも自身の持つ貫通技や進化前のミュウVの山札に返る(実質回復)技など多彩なワザを使え、取り巻きも全員強いので、最強です。

・オリジンパルキアVSTAR
ミュウVMAXと双璧をなすもう1つのTier1がパルキアのデッキです。
「あくうのうねり」はエネルギー2個で最大260ダメージを連発できる超強力なワザ。VSTARパワーの特性「スターポータル」でトラッシュから水エネルギー3枚を自分の水ポケモンにつけられるため攻撃も途切れにくいです。そして、↓

・かがやくゲッコウガ
デッキに1枚しか入れられない「かがやくポケモンのルール」を持つポケモンで、すぐに場に出せるたねポケモンです。
このポケモンはエネルギー3つ必要なワザ「げっこうしゅりけん」が非常に強力で相手のポケモン2匹に90ダメージずつ与えられるという破格の性能を持っています。さらに、特性「かくしふだ」は手札のエネルギーを1枚トラッシュすることで山札を2枚引けます。特性、ワザどちらもパルキアと相性が良いです。特性だけのためにデッキに入ることも多いです。

・かがやくサーナイト
特性「じあいのヴェール」により居るだけで相手のポケモンVから受けるダメージを「-20」してくれます。

つよい

ポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)編

めちゃくちゃ回りくどい言い方ですが普通のポケモンのことです。俗に「非V」「非ルール」「非エク」などと呼ばれ、サイドを1枚しか取られないことを活かしたデッキのメインになったり、ポケモンV主体のデッキのサポート役になったりします。

・インテレオン、ジメレオン、メッソン
インテレオンはよく使われるものが2種類あり、1つは特性「うらこうさく」(進化した時に山札からトレーナーズを2枚手札に加えられる)、もう1つは特性「クイックシューター」(自分の番ごとに1回、相手のポケモン1匹にダメカンを2個(20ダメージぶん)のせられる)です。どちらもサポート役として非常に有能なのですが、特にうらこうさくの方は水エネルギーが入ったデッキであればワザ「アクアバレット」を使うサブアタッカーにもなります。
その進化前として超、有能なのがジメレオン。こちらも特性「うらこうさく」を持ち、進化した時に山札からトレーナーズを1枚手札に加えられます。状況に応じて的確にカードを持ってくることができ、様々な戦術を意のままに使うことができるようになります。
その進化前として有能なのがメッソン。ワザ「どんどんよぶ」でベンチにれんげき(さっきのフュージョンみたいな、バトルスタイル。このメッソンやクイックシューターのインテレオンもれんげき)のたねポケモンを3匹も展開できるため、一気にメッソンを4匹にして次の番の進化に備えることができます。

・ビーダル
特性「はたらくまえば」で毎ターン手札が5枚になるように引けます。うらこうさくのような確実性はないですがビッパ2~3枚とビーダル2枚とかを入れておくだけでデッキの安定感を高めることができるのはうらこうさくに無い強みです(うらこうさくの場合メッソン4ジメレオン3~4+インテレオンが必要なので枠を食いがち)。

・チラチーノ
特性「やりくり」で手札を1枚トラッシュして2枚引けます。ビーダル同様手札を増やせる1進化ポケモンでトラッシュを活用するデッキとの相性も良いです。

・ゾロアーク
特性「げんえいへんげ」でトラッシュにある1進化ポケモンと入れ替わることができます。これを使うことで様々なアタッカーを使い分けて弱点を突いて戦ったり、アタッカーのかさましをしたりできます。

・ガラルジグザグマ
特性「かんしゃくヘッド」で出た時に相手のポケモンにダメカンを1つのせられます。あと10ダメージ足りない、みたいな時に役立ちます。

・ディアンシー
特性「プリンセスカーテン」はバトル場にディアンシーがいる時、自分のベンチポケモンが相手の使うサポートの効果を受けなくなります。いちばん有効にはたらくのは「ボスの指令」の効果を受けない点で、強力な呼び出し効果を防ぐ壁になってくれます。

・マナフィ
特性「なみのヴェール」を持ち、自分のベンチポケモンがワザのダメージを受けなくなります(ベンチにダメージを与えるポケモンとしてはれんげきウーラオスVMAXやかがやくゲッコウガがいます)。これがないとベンチを一気に攻撃されて立て直しが効かなくなるみたいなこともあるので大事な1枚です。

・バケッチャ
特性「かぼちゃのあな」で出た時に場にあるスタジアムをトラッシュできます。妨害系のスタジアムを壊して自分の動きを通すのに使います。

・ガラルマタドガス
ここまで見てきて気づいたと思うんですが非Vのポケモンは特性を使ってサポートをするポケモンが多いです。その天敵となるのがこのマタドガス。特性「かがくへんかガス」はバトル場にいるならかがくへんかガス以外の特性を全て止めるという効果です。進化前のドガースがワザ「かくせい」によって出たばかりでも進化することができるため、最速後攻1ターン目から特性ロックをしてきます。強い。

・ミルタンク
特性「ミラクルボディ」は相手のポケモンVからダメージを受けないというシンプルかつ非常に強力な効果。対策をしていないと詰むタイプのカードです。

グッズ編

自分の番に何回でも使えるトレーナーズです。

・ボール系
使いたいポケモンを確実に場に出し、理想の展開を作るのに欠かせません。いちばんよく使われるのが手札コスト1枚でたねポケモンを持ってくる「クイックボール」。他に最大HPが90以下のポケモン(だいたいのたねポケモンやジメレオン、チラチーノなど一部の進化ポケモン)を持ってくる「レベルボール」や、手札コスト2枚で好きなポケモンを持ってこられる「ハイパーボール」がメジャーです。また、ボールとはついていませんが進化ポケモンを持ってこられる「しんかのおこう」もよく使われます。

バトルVIPパスはデッキを選ぶが強力

・いれかえ系
シンプルにバトル場とベンチをいれかえる「ポケモンいれかえ」、相手にもいれかえを要求する「あなぬけのひも」がよく採用されます。特にあなぬけのひもは使われることを考慮したプレイングが必要になるカードですね。
また、少し違いますがポケモンV・GX以外を手札に戻す「回収ネット」もバトルポケモンに使うことで実質いれかえの役割になります。回収ネットは出た時や進化した時の効果を使い回せるカードなのでうらこうさくのジメレオン、インテレオンとの相性も良いです。
ポケモンのどうぐ「ふうせん」は逃げるためのエネルギーを2個減らせます。これもエネルギーを温存しながら入れ替えができます。

・ともだちてちょう、ふつうのつりざお
ともだちてちょうはトラッシュのサポートを、ふつうのつりざおはトラッシュの基本エネルギーとポケモンを山札に戻すことができます。サポートは1ターンに1度しか使えないので枚数を絞ってうらこうさくなどで必要な時に手札に加え、使い回したい時にともだちてちょうを使うというのが強力な動きです。

・こだわりベルト
ポケモンにつけることで半永久的に効果が発揮されるポケモンのどうぐの一種で、つけているポケモンが相手のポケモンVに与えるダメージを+30できます。強いです。

・大きなおまもり、タフネスマント
これもポケモンのどうぐで大きなおまもりはHPを+30、タフネスマントはたねポケモン限定で+50する効果です。大きなおまもりをポケモンVSTARにつけるとサイド2枚でHP300オーバーという高コスパポケモンになります。強い。


サポート編

サポートは自分の番に1回だけ使える強力なトレーナーズです。

・博士の研究、マリィ
博士の研究は手札をすべてトラッシュして新たに7枚引けるカード。大きく手札をリフレッシュできるのでできることが広がります。
マリィはお互い手札を山札の下に戻して、自分は5枚、相手は4枚引き直すというカードです。大事なカードを残しながらカードを引ける点、相手の手札も戻せる点などが博士の研究にはない利点です。

・ツツジ
相手のサイドが残り3枚以下の時だけ使えて、お互いに手札を山札に戻して切り、自分は6枚、相手は2枚引くという効果。相手は次の番2枚+番の初めに引く1枚で動かなければならず、非常に苦しくなるため、逆転のカードとして使われます。

・ボスの指令
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える効果です。一度ダメージを与えて弱らせたポケモンや元々HPの低いポケモン、相手がこれから育てようとしているポケモンなど、倒したいポケモンを選んで倒すことができるため、非常に強力です。

博士やボスは絵違いが複数ある、僕はマグノリアサカキ派

・カミツレのきらめき、メロン、ナタネの活気
それぞれ特定のエネルギーをつけることができるサポートです。エネルギーは普通自分の番に1回ずつしかつけられないのでこのようなカードを使って加速をすることになります。

スタジアム編

スタジアムは場に出すことでお互いのプレイヤーが効果を受けるカードです。別の名前のスタジアムを出すことで貼り変えることができます。

・トレーニングコート
トラッシュにある基本エネルギーを1枚手札に戻すことができます。派手ではないですが堅実にリソースを確保出来るカードです。

・ローズタワー
自分の番に1回、手札が3枚になるように山札を引けるスタジアムです。ハイパーボールなどを使ってどんどん手札を消費して戦うデッキに入ることがあります。

・頂への雪道
「ルールを持つポケモン」の特性を全てなくす最強の妨害カード。古今東西あらゆる強力なポケモンの特性が止まるのでクロバットやネオラントの特性に頼ることが出来なくなってしまいます。アルセウスVSTARやパルキアVSTARが使い切りのVSTARパワーを使った後これでフタをしたり、ツツジやマリィの手札干渉と併せて相手を止めたりといった使われ方が多いです。

・シンオウ神殿
お互いの特殊エネルギーの効果をなくすスタジアムで、フュージョンデッキの要のフュージョンエネルギーや、ダブルターボエネルギーを止められるので強力です。

エネルギー編

エネルギーには基本エネルギーと特殊エネルギーがあります。基本エネルギーは特別な効果を持たず、デッキに何枚でも入れられます。特殊エネルギーは同名は4枚までで、強力な効果を持っています。

・ダブルターボエネルギー
1枚で無色2個分になるエネルギーです。与えるダメージが-20になるというデメリットがありますが、1ターン早く動けることによるアドバンテージの大きさから、よく使われています。

・フュージョンエネルギー
フュージョンのポケモンについていると特性の効果を受けなくなり、すべてのタイプのエネルギー1個分としてはたらくエネルギーです。カミツレのきらめきの効果で山札からつけることができ、後攻1ターン目から場に3枚のフュージョンエネルギーを集められるのでフュージョンのメロエッタのワザ「メロディアスエコー」とも相性がバツグンです。

・オーロラエネルギー
つける時に手札を1枚トラッシュしなければなりませんが、すべてのタイプのエネルギーとしてはたらきます。複数のタイプを採用したデッキに入ることがあります。

さて、この辺のカードを覚えておけばあとはだいたいメインのポケモンを入れてそのタイプや特徴にあったカードを入れて、デッキを作ることができます。この後はいよいよデッキのメインとなるポケモン達を紹介していきましょう。(ミュウ、パルキア、アルセウスは非常にメジャーかつ強力なので既に紹介しました。これらもメインになります。)

環境デッキ紹介

長くなりそうなので1つにつき140字でまとめます。
ポケカデッキ紹介botごっこです。

【ミュウVMAX】
「FUSION」のテーマデッキ。ミュウVMAXのクロスフュージョンでフュージョンポケモンの持つ高火力、擬似回復、貫通などのワザを使い分ける対応力やゲノセクトVのドロー特性によるサポートに頼らない展開力、パワータブレットの打点増強など圧倒的なデッキパワーを誇る。

【オリジンパルキア】
VSTARパワーでエネルギー加速ができるオリジンパルキアVSTARを中心に、インテレオンやかがやくゲッコウガをデッキのエンジン兼サブアタッカーにして高火力やベンチ狙撃を押しつける。うらこうさくやカイでの確定サーチにより安定したゲームメイクが可能になる。

【アルセウス裏工作】
サイド2枚でHP280の高耐久、中打点に加えエネルギー加速のできるトリニティノヴァ、VSTARパワー・スターバースでの確定サーチという単体性能の高いアルセウスVSTARとうらこうさくのインテレオンを組み合わせてデッキ内のカードを自在に操り臨機応変に戦うデッキ。

【ゼラオラフーパファイヤー】
ゼラオラ、フーパなどの非Vの軽量ポケモンを中心に環境デッキの弱点を突いて戦うメタデッキ。ばつぐんグラスやこだわりベルトを使用することで打点を補い、終盤にはガラルファイヤーをクララで再起動して大ダメージを連発することもできる。

【ヒスイゾロアークVSTAR】
無色2エネで最大300ダメージを出せるヒスイゾロアークVSTARをメインにしたデッキ。ワザの条件を満たすため大口の沼やゲンガー、ダメージポンプが採用され、VSTARパワーの特性ファントムスターやビーダルのはたらくまえばのドローで必要なカードを揃える。

【アイアントLO】
場のアイアントの数だけ相手の山札をトラッシュするワザを持つアイアントのデッキ。ガラル鉱山やおうえんYホーンによる妨害で試行回数を稼ぎ、野党三姉妹のトラッシュも合わせて相手の山札切れによる勝利を目指す。

【カプ・コケコVMAX】
環境にマッチした雷タイプでVMAXの高耐久を活かして戦うことが出来る。エネルギーの供給は主にアルセウスVSTARによって行われ、アルセウスがきぜつした後などサイドが負けている時にはマヒの追加効果を得て、頂への雪道と合わせて逆転する戦術を得意とする。

【ハピナスミルタンク】
耐久力が高くワザを使う度にエネルギーを増やして大ダメージを出せるハピナスVに、ポケモンVからワザのダメージを受けないミルタンクを組み合わせたデッキ。ハピナスとミルタンクの役割補完も良く、たねポケモン軸のため回復カード等を多投することができる。

【アルセウスジュラルドン】
特殊エネルギー耐性を持ち弱点無し高耐久のジュラルドンVMAXをアルセウスVSTARで育成し戦うデッキ。2-3-3のサイドプランを押し付けられ、ダブルターボエネルギーをアルセウスのワザとすごいキズぐすりのコストの2役で活用できるなど構築上の相性が良い。

【ヒスイヌメルゴンVSTAR】
受けるダメージを-80するワザを持つヒスイヌメルゴンVSTARとエイチ湖や大きなおまもりを合わせて耐久しながら戦うデッキ。ワザの効果を最大限活かすために単騎で戦う構築や、アルセウスVSTAR、ドータクン、かがやくサーナイト等の補助を受ける構築がある。

【ドガスダイナダイケンキ】
ベンチに悪ポケモンを大量に並べて戦うムゲンダイナVMAXのデッキの内、特性ロックをするガラルマタドガスやベンチに依存しない打点を持つヒスイダイケンキVSTARを採用した構築。マタドガスのワザやダイケンキのVSTARパワーでムゲンダイナの打点も補える。

【レジギガス】
場に6種のレジを揃えることで破格のエネルギー加速をできるレジギガスを中心にしたデッキ。レジ以外のシステムポケモンを採用できないという制限はあるが、レジギガスはVMAXに強く、水雷闘鋼の各レジは弱点を突くことができ、サイド1枚の強みを活かして有利に戦える。

【アヤシシピッピ】
バトル場にいる時にベンチのピッピに超エネルギーをつけられるピッピの特性を入れ替えを繰り返して何度も使い、場に大量のエネルギーを溜めて戦うデッキ。ピッピで足りない打点はバトル場に出た時に場のエネルギーを自身につけかえてダメージに変換するアヤシシVで出せる。

【ヒスイウインディ】
手札が1枚も無い時にエネなしで160ダメージを出せるヒスイウインディのデッキ。ゾロアークのげんえいへんげを介することでアタッカーやシステムの供給が安定する。またボールガイからクイックボールやハイパーボールを加えることで、展開と手札調整を両立できる。

このくらいでいいんじゃないですかね。他にも面白いデッキはいっぱいあります。追加ターンを得られるオリジンディアルガVSTARとか、120ダメージを2体に与えるれんげきウーラオスVMAXとか、水タイプのいろんなポケモンを使い分けるWTB(ウォーターツールボックス)とか。使いたいポケモンとか戦術とかあれば先輩とかに聞いてみればおすすめを答えてくれると思います。

しばらく画像がなかったので入れた。
これ「シャカパチのイラスト」なんですね

テッパン戦術

戦術って書いたら戦術の話したくなりました。こういう行為が強いってのをいくつか書いてみます。

・速攻
それはそう。アグロとかって言われることもあります。今のポケカで「速い」と言えるのは大体2エネ以下のイメージです。無色2エネはツインエネルギーやダブルターボエネルギーを使えるので1と数えて大丈夫な場合が多いです。
ダメージの感覚としては、220(~200)くらいでたら相当いい感じ。2エネで220出るとほとんどのたねポケモン(ポケモンV)を倒せるので先攻2ターン目からサイドを取り進めていけます。アルセウスが先2で出せるのが大体180か210なのでHP220のたねポケモンはちょっと安心感があります(ミュウは最速後1から210+αを出してくるので、全然安心できません)

・耐久
今メジャーなのはHPの高いポケモンに回復カードをいっぱい使って耐久する形。エネルギーを2個トラッシュして120回復できるすごいキズぐすりとダブルターボエネルギーを組み合わせることが多いです。他にはサポートのコック(70)、ポケモンセンターのお姉さん(60)、グッズのエール団のおうえんタオル(50)、いれかえカート(30)、スタジアムの結晶の洞窟(30)などがメジャーな回復カードです。また、チェレンの気くばり(ダメカンの乗った無色ポケモンを手札に戻せる)やサイコジャンプ(ミュウVのワザで、使ったポケモンを山札に戻せる)を使ってダメージを受けたポケモンを場から消すことで実質的な耐久もあります。

・コントロール
相手の盤面に干渉して(エネルギーを枯らす、手札を無くすみたいな)相手の勝ち筋を無くす戦法。という表現であっているのか不安なんですが、積極的に攻撃しにいく以外の戦い方もあります。ちょっと違いますがLO(ライブラリアウトの略)と呼ばれる山札切れ狙いの戦術もあまり積極的には攻撃しないで勝利を目指しますね。

・サイドレースで優位に立つ
サイドを1枚しか取られないポケモンでサイドを2枚以上取るとサイドレースで優位に立てます。一撃で倒しづらいサイド2のポケモンであるVSTARの登場によってこの戦術は少し厳しい戦いを強いられている(こっちがサイドを2枚取る間に相手も2枚取るので2匹育てなければならない分こっちが不利)のですが、弱点をついて1回で倒すというアプローチで生き残ろうとしているようです。
サイド1のポケモンで戦うことの他にもサイドレースを有利に傾ける方法はあるんですが(それこそ回復とか。これはダメージレースか?)、割愛します。

・エネルギー加速
上のデッキ紹介でも特に説明なく使っていたワードを説明します。エネルギー加速というのは通常1回の番に1枚だけつけられるエネルギーを追加でつける行為です。ワザや特性、トレーナーズの効果でエネルギーをつけられることがあります。強力なワザを早期に使えるようになるので強いです。

・ドロー/サーチ
ドローは山札を引いて手札に加える行為。サーチは山札からカードを選んで持ってくる行為。プレイスタイルにもよりますがサーチの方が確実で理想通りの動きができます。例えば、たねポケモンが欲しいからメッソンをジメレオンに進化させて特性のうらこうさくで山札からクイックボールを持ってくる。そのクイックボールで欲しいたねポケモンを山札から手札に加える、など。しかし欲しいカードにつながるカードが手札に必要な枚数あるとは限らないので、山札を引いて潤沢な選択肢を用意する必要があります。それに、確実につながるカードがなくても山札をいっぱい引いていけば欲しいカードにはたどり着くはずなのでドローがたくさんできるデッキも非常に強いです。(その筆頭が特性フュージョンシステムのゲノセクトVを擁するミュウのデッキ)

・弱点、抵抗力
そういえば弱点弱点って説明なく言ってましたがポケカにも弱点があります。ドラゴンタイプ以外は弱点を1つ持っていて、ダメージ計算で×2されます。抵抗力は-30。弱点デカいですね。それだけで戦術になります。(いろんなタイプのポケモンで弱点をつくデッキのことをバレットと呼んだりします)

・呼び出し
「ボスの指令」の所で説明した通りなのですが、呼び出す効果は試合を決める力があります。ボス以外だとグッズのクロススイッチャー、ポケモンキャッチャー、特性のダークシグナル(ブラッキーVMAX)などが有名です。

さて、

書くことなくなったんでそろそろ締めに移ろうと思います。

こんだけ長い分を読んでくれたキミはこの時間を活かすためにもポケモンカードをやろう!
読み飛ばしたキミはポケカをやりたくなったときにまた見に来てくれ!
ここから読み始めてるキミは才能あると思います。ポケモンカードをやろう!

いや〜。本当に部内戦楽しみですね。
ぽけっちメンバーは僕の観測している範囲だと水デッキを使ってる人が多い気がします。なのでメタゲーム的には裏工作を止めるガラルマタドガス系統か、VSTARに強いはくばバドレックスVMAXあたりが立ち位置良さそう。僕は多分白馬使います。
ゲームはもう、始まってます。

開催は6月X日から(決まったらSlackに書くんで、見てください)。エントリーは6月X-1日まで。皆様の参加をお待ちしています。

それでは次回ポケカ、しませんか(始めどきなので)④ 夏はポケモン編に、つづく。

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