きみはステンドグラス。

自分の考えることとかを定期的に文章にしておくことが好きな人間なので、懲りずにNOTEを作る。一生長文を書き続ける根からのオタク体質。昔はてなブログを書いていたけれどログイン情報をきれいに忘れたため、それはインターネットの海に漂わせておく。

最近仕事中などふとした瞬間に、私は何でNCTが好きなのか…?ジェノくんが好きなのかと考えることが増えた。幸薄そうな男がすきだったはずなのに…。まあ、つらつらと語りはするけれど、大前提としては顔が好きだからジェノくんのオタク。

きみがいとおしくて仕方ないのは、きみの努力や
舞台に立つ姿が美しいからだと思うけれど、
きっと、きみを光に透かして、ぼやけて見える
過去の私をほめてあげているような、そんな気持ち。



NCT、どうしてすきなのかなと、始まりを考えたときがSMルーキーズの公開だった。この日のことはなぜだかものすごく新鮮に思い出せる。スエムちゃんがなぜか練習生を公開するといったとき、嫌悪感があった。デビューまでベールに包まれているからこそいいんだよと高校生のくせにいっちょ前に語っていためよ。レッスン終わりに吉野家で牛丼を食いながらケースタイルを見ていると、公開された練習生たち。初めに公開された中にジェノくんもいた。SMのアーティストが当時、自分とある程度年が離れている中、自分より年下の男の子が練習生をしていたことが衝撃だった。だがその時はべつにそこまでジェノくんには関心がなかったように思う。この時の私をくるわせたのはジェヒョンお前だよ。
自分と同じ生まれ年の男の子がこの大手事務所からデビューを目指して頑張っている。衝撃と少しの羨望。まじでこのころのジェヒョンかっこよくて、てんちゃんとバスケのやつ(おぼろげ)の写真をアホほど保存していた。当時のバックアップ見ると大量のバスケジェヒョンがおり、ちょっとドン引きしている。

ジェヒョンにくるわされたと言ったときに出てきた「羨望」というワードが、NCTを応援する私の中のキーワードとなると思っている。

学生時代、ずっとクラシックを勉強しており、その時は漠然とプロになりたい。と思う気持ちがあった。週に何度もレッスンを受けて、朝から晩まで練習室にこもる日常に現れたジェヒョンは厚かましいことはわかっているけれど「舞台に立つ」という夢を追う仲間のような存在に思えた。当時の自分、本当に厚かましくて面白い。だけど、自分が好きな事務所からデビューを目指す同い年の男の子、本当に勇気をもらえたと思ってる。音楽番組で司会を頑張る姿であったり、ルキズショーの姿だったり。デビューに向けて、舞台に立つ姿を電車で時々見ては、自分を奮い立たせた。当時の気持ちを思い出すために現在ルキズunder the seaを見ながら書いています。

ドリームの子たちをすきになったきっかけは正直あまり思い出せないけれど、彼らの、閉鎖感と練習への向かい方が好きだ。そこになんだかまたもや厚かましいけれど、自分の生活を重ねていたように思う。
自分の学生時代が、放課後も早々に帰ってレッスンに行ったこと、学校行事をレッスンに行かなければいけないと早退したこと、早退して集合写真に自分だけ写れなかったこと。芸術科に入ってから練習漬けの毎日で6時前に家を出て21時過ぎに帰り、「友達と遊ぶ」時間より「練習する」時間が多かったこと、別にこうやって過ごしたことに対して、悲観的に思ったことはないけれど。すべてをドリームにささげた彼らの生活は時々、自分が音楽にかけていた日を思い出して、いとおしくなって、舞台をあきらめなかったからその姿があることがうらやましくて、たまらない。


彼らより全然緩かったけれど、練習に明け暮れた日々だったり、一緒に練習室に残っていた子たちとそのあとすこしの時間、ご飯をたべながらお喋りしたり。舞台に立つための準備に明け暮れていた中の些細な楽しみを、練習終わりと思われる外食中の写真などを見て思い出したりする。

あと、ドリームのオタクをしているうちは一生わすれることはできないのが、6人での国フォだったりする。
ロンジュンの最後のメントの場面でこちらにはわからないような些細な失敗をしたことが悔しくて泣いている姿をみたことだった。本当に悔しそうに涙をぽろぽろと流す19歳(まだ18歳だっけ、いや、20歳?)のロンジュン。社会人になった私も一緒に泣いたし、高校生の頃、思い描いた上手な舞台ができないのが悔しくて、舞台を降りた瞬間わんわんと泣いた自分を思い出した。そして、なぜかわからないけれど、大学を出てから、自分であきらめた舞台にもう私は戻れないんだと、そう思った。

練習室で、ああでもない、こうでもないと必死に練習した日常を、うまくいかなくてくやしくてずっと泣いていたことを、舞台に立つ高揚感を、一緒に舞台に立つために努力した友人たちと過ごした日常を、彼らを見るたびに思い出して、愛おしくなる。きっと彼らの舞台を見ているとき彼らのステージを楽しむ気持ちと一緒に、過去の私を透かして懐かしみ、頑張ったねと褒めてあげているような気持ちなのかもしれない。だから、長い時間、好きなのかもしれない。

だらだらといろいろ書いたけれど、今まで書いたことに元も子もないことをいうのであれば、マジで私はジェノくんの顔とフィジカルが好きです。毎回ジェノくんの何が好きなのよと聞かれると食い気味で顔が好き!と答えておりますが。それにプラスして深堀していくと、きっとこういうことがあるから好きなんだろうなと思い、書いただけです。おーしまい!


これで終わる気満々だったのですが…この話、ビヨンドを見ながら書いていてどうしても書きたいことがある。やっぱり、TTFを踊るジェノやっぱり世界で一番美しいなと思いました。
国フォで初めて生で「TTFを踊るジェノ」を初めて見た日、「美しい」「儚い」という言葉が一番似合うのは、TTFを踊るジェノだと知った。ライブを見ながら初めて前がうまく見えないほどに涙が出た。ライブが終わった後、ドリームの卒業は最後はチソンが一人で卒業して、もうドリームは美しいままに終わらせてほしいと死にかけの顔で話をしていた。それほどに美しかった。
幸い7人のドリームになってからも、何度か見る機会があったけれど、何度見てもTTFを踊るジェノは世界で一番美しくて、いとおしい。何よりもまぶしくて、太陽のようだと思う。輝いていて、大好きだと思う。
夢を見るたびに一つになる、彼らと、わたしたち。世界で一番美しい景色をみせてくれるのは、いつだって君たちだ。
これから先の未来、ジェノくんにとって、ドリームにとって、明るく美しいものばかりであればいいと願う。本当にオタクというものは規模がでかい。

最後に、イジェノは世界で一番かわいいアイドルです。
これからも幸せであることを、いつだって願っているよ。だって、誰よりも強くて素敵な君だから。


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