殻の中にいる / 2019年7月13日

知り合いが仕事で関わっていることが、Twitterのトレンド1位を取ったと喜んでいた。

僕にとっては全く明るくない業界の話題で、トレンドになっていたことも知らず、「へぇ、そうなの!」という反応をするしかなかった。

実はそういうことって沢山起こっているのではないかと思った。
モータースポーツ・ファンのみなさんのタイムラインを追っていると、レース後に「ホンダがツイッターのトレンド1位だ」「#F1jpがツイッターのトレンドにランクイン!」というようなつぶやきをよく目にする。Twitterを使っている人々の中で、その言葉が大量につぶやかれたことは関わるものにとっては、とても喜ばしいことは分かる。

しかし、ハナから興味のない人を振り向かせるようなことはトレンドのラインナップを動かしたとしても、起きていないのではないかなと思う。

Twitterでどれほど大量にツイートされても、興味の無い人たちを動かすことは難しそう、ということ。

また、(現状では)オフラインの世界で肩身の狭いモータースポーツ・ファンの気質とTwitterの相性がとてもよいということも言えそうだ。

僕たちは思ったよりも、情報のカタマリの間にある殻のようなものに囲まれながら、SNSの世界を生きているみたいです。


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