課題: 気づきは生き物
文章表現で重要なのは、
・洞察力
・調査力
・表現力
なのではないかと、数日前に書いた。
今日は、洞察力について考えてみたい。
例えば木の枝に鳥が巣を作っていて「おや、鳥がいる!」と気付くことが洞察力なのだと思うのだけど、このような外的な現象は扱いやすい。
目に見える。
誰の目にも見える。
難度の高いのは、自分の心の中の現象に目を向けること。
何を思ったのか
なぜそう思ったのか
これらを、切り取り、どこかにペーストしておくことは難しい。
弱くぼんやりした信号である。
毎日向き合う、仕事や家族に向けて感じることなら、ぼんやりした信号でも徐々に残像は長い尾を引くようになるが、頻度が低い、もしくは一度きりということもある。
キャプチャするにはどうしたらいいのか?
カレーの匂いから、母の顔を微かに思い出すような、ぼんやりとした信号。
残像を残さない現象は、思いが詰まっていないから残しておいても仕方がないのだろうか。
そのキャプチャ方法と、それらを分析する手立てを今一度提案し、パターン化しないと、表現テーマの探索に困り続けることが目に見えている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?