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課題解決型デザイナーを目指す人向けのワークショップをやります!

こんにちは。今日は、10月に初めて行うデザイナー向けワークショップに向けたポエム的な何かを書こうと思います。

ワークショップをやりたいと思った理由

今年の3月まで、アイスタイルという会社で6年間、UIデザインやチームマネジメントをしてきた中で、本当にいろんな人に出会いました。
それと同時に、人数の多いチームで開発したことがなかった私は、「いろんな自分」と出会いました。

ディレクターに伝えたいことが全く伝えられない自分、時にエンジニアに上から物を言ってしまう自分、モヤモヤしているチームメンバーの声に耳を傾けられない自分。ここだけ読むとめちゃくちゃダメな人に見えますが、実際そうでした。

自分ダメだな、と気づけた時は、より良いやり方が学べそうな社外の場に出て、新しい考え方を取り入れられるよう努力はしてみました。
今思えば、もっとたくさんの場所に出かけて、いろんな立場の人に会って、チームを変えるような働きをしてもよかったなと思います。

そう思ったら、もしかしたらこの「自分がやってこれなかったこと」を、「これから学びたい人」に共有して行くことにも価値があるのかな、と思って、デザイナー向けのワークショップができないかなと考え始めました。
今悩んでいるデザイナーの役に、少しでも立てたらいいなと考えていました。

「役に立ちたい」って、目的なんだっけ?と思い始める

何をやるか考えていく中で、一言で「デザイナー」といっても、いろんな立場、それぞれの組織や事業形態でさまざまな職域があるなと当然ながら気づきました。
それと同時に、「役に立つ」ことにフォーカスしてしまうと、Tipsに寄ってしまったり、同じ人にとってもその時々で役に立つものが違うので、自分の中でなかなかまとまりませんでした。
また大きかったのが、終わった後で誰にも「役に立った」と言ってもらえなかった時の自分のダメージが大きいな、と思い始めて、考え直しました。

共創というキーワード

ワークショップイベント開催にあたり、ファシリテーションなどを少しずつ学んでいるのですが、職種をまたいで何かを作る、イノベーションを起こす、などのテーマが出てきたときに、必ずといっていいほど出てくるキーワードに「共創」というものがありました。

自分の立場、相手の立場と主張するのではなく、
お互いの立場を癒合して、新たな場を創り出し、
そこからお互いの才能を掛け合わせて新しいアイデアや技術を創り出していく

デザイナー向けのイベントでも、このテーマにに触れられること多いと思います。

多分、それだけ大事で、そして難しいことなのではないかなと思います。

デザイナーに留まらず、誰しも自分のやってきたことに踏み込まれたくないし、そう思う分、他の人の領域に踏み込んではいけないと思うのは当然な気がします。

そしてそれを身につけるには、いろんな人に会って話して、経験から学ぶしかないのではないかなと思いました。

専門外の領域の人がどういう目線でやっているのかを自ら体験して、目線が交差するところを探すというトレーニングができるといいなと思っています。

一緒にブレイクスルーしよう

記念すべきワークショップ第1回は、カスタマージャーニーからペインポイントを探し出して、改善策をUIまで落としこもう、です。

「そんなのデザイナーの仕事じゃん!やって当たり前!」と思った方は、もしかしたら今回のワークショップのターゲットではないかもしれません。

どちらかというと、普段、

「すでに決まっている要件に対してデザインを起こす」

というお仕事が多い。でも

「もう少し誰のためかって考えたり、提案したりしてみたい」

とは思っている。だけど

「何から学べばいいか、何から始めていいかがわからない」

という方に、一歩前に進んでもらえたらいいなと思っています。


というわけで、長くなりましたが絶賛参加受付中です。
ぜひ一緒に私たちと学んでください!

※9/20追記
予定人数を上回るご応募ありがとうございます!!
実のところ、定員にならないのではないかとドキドキしていたのでとても嬉しいです。
定期的に開催できればと思っていますので、もし今回定員オーバーでご参加いただけなかった方、次回開催時に優先枠を設けるなどできればと思っております。本当にありがとうございます!!