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防眩ミラーって?[google先生授業note]

毎日のように気になったことをググっている。すぐわかることもあればまとまった情報がなくて散財した情報を集めるときもあるので、自分用にまとめることをしようと思ってgoogle先生授業noteを開始。

今回は"防眩ミラー"の仕組みが気になったので調べてみた。防眩ミラーとは車のルームミラーで採用されている仕組みで、ミラー下部のレバーを操作することで、夜間の後続車のヘッドライトが眩しいときに光量を抑えつつそのまま後方を見れる角度に切り替える仕組みだ。

当然普通のミラーなら角度を変えた場合には後方の視野はずらした角度だけ変わってしまう。これが防眩ミラーだと一定の角度をずらした場合に角度が変わっても同じ視野を得られ、かつ光量が抑えられる、なんとも不思議だ。

色々ググったところ、どうやら、ガラスの後面で反射する光と前面で反射する光を利用しているらしい。

これは一般に普及している、前面にガラス、後面に金属面を用いた裏面鏡と呼ばれる構造の鏡に起こる現象である、以下引用。

"裏面鏡は金属面がガラスの内側にあるので傷みにくいが、鏡の裏側で反射する構造になっているため表面での光の反射の影響を受けてしまい像に多少のブレがある"


このような像のぶれが前面での反射であり二重反射とも呼ばれるらしい。これをなくすために表面鏡というものもある。表面鏡は光学機器などに使われているらしい。
日常目にするのは裏面鏡で自宅にある鏡を確かめたところやはり二重反射が見られた。
普段は邪魔なこの二重反射をうまく利用しているのが防眩ミラーみたいだ。

仕組みまとめ

防眩ミラーではガラスの厚みに角度αをもたせることで、前面反射と裏面反射の角度を変えている。これによって二重反射を角度αずらす。

あとはレバーを引く・押すことで角度αを物理的にスイッチする機構を設けることで、運転手は最初に調整した角度で前面反射、裏面反射を切り替えられる。

前面は反射率が低いため、前面反射に切り替えると夜間のライトのような眩しい光も反射を抑えられ、安全に運転できるという仕組みだ。

おそらく前面での反射率が通常の鏡よりも高く設定されていると推測されるが、前面での反射率がどのくらいなのか、どのように変えるのかについてはたどり着けず、前面での反射は後面より低いという程度までしかわからなかった。

調べるとすげー面白い機構、考えた人はすごい!

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