『フルートベール駅で』

フルートベール駅で

監督・脚本:ライアン・クーグラー 出演:マイケル・B・ジョーダン、オクタヴィア・スペンサー、メロニー・ディアス 2013年/アメリカ

観てきました!素晴しいです。上映時間は85分で、空いた時間にサクッと観に行けると思いますよ。しかし内容は心に深くザクッと刺さること間違いなしです。以下、シネマトュデイよりあらすじを抜粋。

【あらすじ】2009年、新年を迎えたサンフランシスコのフルートベール駅。多くの人が入り乱れるホームで、22歳の黒人青年オスカー・グラント(マイケル・B・ジョーダン)が銃で撃たれてこの世を去る。命を 失ったオスカーにとって、母の誕生日を祝い、娘と遊び、家族や友人と過ごしたいつもの日常が、悲しいことに最後の日となってしまった。

http://www.cinematoday.jp/movie/T0013894 ←シネマトュデイ

実際に起こった事件の話です。オスカー青年が事件に遭うまでの1日間がドキュメント的にじっくりと描かれます。主演のマイケル・B・ジョーダンは『クロニクル』にも出演されてましたが本当にイイっすね。。。自然な表情がかなり上手で、見てて愛着が沸くというか、なんか妙に友達になりたくなるんですよ。本当にイイヤツそうな顔なんです。その分、不条理な現実に衝突した時の"いたたまれなさ"、やるせなさが何倍にもなって観ている側にのしかかってきます。『クロニクル』でもこの映画でもそうでしたね、素晴しいです。

冒頭で、あらかじめ事件の概要を見せておくという構成になっているのですが、その構成がかなり効いてて、主人公の生きる一瞬一瞬がとても目に焼き付きます。表情を映し出す場面が多くて登場人物の感情に観客が寄り添っていける素晴しい85分でした。

観た後は家族や仲間を今まで以上に大切にしたくなりますね。それと同時に自分自身の人生も大事にしたくなります。生きてる一分一秒を大事にしたいなとかなんとか思ったり。僕も観た後、母親とカレー作りましたもん(笑) あ、そういえば今日は母の日ですね。いい日に観たなー。

http://youtu.be/zkzYlA0zYYw ←予告編

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?