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自分を見つめ直す時間

新しい病院で改めて病気について話していて
こちらでも女医さんだったのだけど。
私の筋腫は子宮の中にできているものだから
子宮全摘が一番よい。
私は出産もしていてこれからまた出産をしたいわけでもなく、歳も45くらい。全摘が一番手っ取り早いよね。
女医さんは「子宮はね、別になくても大丈夫だから」的な事を言われて「赤ちゃんのベッドみたいなものですからねー」って。
そうね、そうなんよね。わかっちゃいるが
私の目から涙がぽとり。
ぎょっとする女医さん笑
ごめんなさいね、こんな45にもなって。
子宮ってね、なんだか神聖化されるようなとこあって。科学的な根拠なんてなんもないのに
女は子宮で感じる
みたいなね。でも、なんとなく、わかる部分もあって。それを失う事の恐怖があったのです。
卵巣も腫れていて。手術で取るかもしれないと言われる。「卵巣も1個あれば十分だから大丈夫ですよー」
ですよね。わかっちゃいる。しかし軽いのよ言い方が笑
手術は腹腔鏡手術。おへそとその横2箇所。
開腹手術ではないけど全身麻酔で。
色々、人生初で不安だらけ。
だけどもうやるしかない。
手術の日、麻酔のカウントから目が覚めたら病室に戻るところ。夫がいた。
病室でなんか色々履いたり装置つけたりして
私はうつろで、横に座る夫となんか話したようなあまり記憶がない。
痛み止めはあまり飲まなかったけど痛かった。
色々不自由な2日間くらいを抜けたら少し動き出して頑張って階段の上り下りとかしてました
しかし腹腔鏡手術でこんな痛いのに。
開腹手術だったらどんな??って思いました
1週間ほどで退院し、そこから2週間くらいよちよちよぼよぼな生活。
色んな繋がりのあった友から新店の立ち上げの話があり、そこのキッチンを借りてさわさわを再開できるのと、そのお店のスタッフとして働く事に
なり新たなスタート目前。
できるか不安だったけど始まれば体も動くようになったし、友の新店舗もオープン!さわさわもゆっくり再スタートしていきました。
ここで声を掛けて貰わなければ今はなかったね、ほんとうに有り難く思っています。
カフェのスタッフの方たちも皆さん良い方ばかりで。さわさわを応援もしてもらい、2年間お世話になったのでした。
手術からまた新たな場所で、さわさわを再スタートプラスまた沢山の方と一緒に働く。私にとってちょっとドキドキでした。
前職場での経験や、病気の事。
プライベートでも色々あって、自分自身を考え直す機会だったんだなとおもいます。
立ち止まり、自分を見つめ直す。
病気を境に自分の体への想いも変わったけど
一人で頑張りすぎず誰かを頼ることが周りとの関係をよくする事も往々にしてあるなと
感じています。
自分だけがって考えもいらない。
最近では他責にせず自責であらためて自分ができる事はなにかをベースに日々がんばっています。

さあ、病気のことも書いて、さわさわの今までの事もだいたい書きましたねー

次回からは工房開店のことを書いていけたらなと思います。

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