永遠などないって涙が出るほどわかっているから、今、あなたに会いたいのです

※これほど恋愛小説か?みたいなタイトルでものを書いておいて、諄いから恋愛で見て欲しくない、っていうのは烏滸がましいかもしれない

だけど私は、どれこれ構わず恋愛に当てはめる全ての事物が嫌いなので、全ての人間関係においてという体で書く


タイトルは我ながらとてつもなく諄いと思う、だが結局これに尽きる、今会って伝えたいのだ。いつ来るかわからないいつかなんかではなく、今。

私が何もかもどうでも良くなって、今こんなに会いたいと思ってる気持ちを忘れていって、あなたに会いたくなくなってしまう前に、私があなたに飽きられてしまう前に、今、今会いたい。

永遠にそばにいたいっていつも思う。だけどそれを強く思えば思うほど叶わない。だから、今しかない、わたしには時間が残されていないのだ。



別れは必ずやってくる。思えば私は、突然の別れをあまり経験したことがないのかもしれない。

予定が合わず、会いたいけど会えない日が続く。
しばらく会わないうちにだんだん会いたい気持ちが薄れていく。
そうこうしているうちに、会う約束をする熱量もなくなる。
うーん。別に会わなくてもいいかな。またいつか連絡すればいいし。フェードアウト。で終わり。

だから、いつか会ったときに……なんかでは遅い。
いま、あなたへの精一杯の想いを、余すことなく伝えるべきだ。私は今を目一杯優しく、大切に使いたい。

後悔しないことなんてない、生きてる限り、必ず後悔する。だから後悔しないためになんか言わない。

この気持ちは絶対に絶対に絶対に、伝えておくべきことなのだ、と心から思う。永遠なんてないから。


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