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【日本が抱える教育現場の闇】


こんにちは! つーばきです!


練馬区の中学校で教え子の男子生徒にわいせつな行為をしたとして、37歳の教師の男が逮捕されました。


トイレ掃除をしていなかった男子生徒に「ふざけないでやりなさい」と注意して、トイレの個室に押し込み犯行に及んだとみられています。


教師の男は「スキンシップのつもりでやった」といっているようですが、スキンシップという言葉では済まされない男子生徒の人生に関わる重大な犯罪です。


ちなみに、性暴力事件の報道では「わいせつな行為」や「みだらな行為」という表現が使われていますが、キス・体への接触・脱衣などの行為をわいせつな行為、性交をみだらな行為といいます。


2020年度に「性犯罪・性暴力など」を理由に処分された公立学校の教員は200人でした。同じ理由で処分された教員は2013年以降毎年200人以上もいます。


しかし、被害者側が泣き寝入りしたり学校側が事実を認めなかったり私立学校の教員は含まれていないので、この数字は氷山の一角だといわれています。


国(文部科学省)は、教員による生徒への性暴力が報道されるたびに「二度とこのようなことが起きないように徹底したい」というようなことをいっていますが、一向に減る気配がありません。


こうした状況から子どもたちを守ろうと、今年の4月1日から教員による児童生徒への性暴力を防止する新法が施工されました。


これまでは教員と生徒の自由恋愛を禁止する法律がありませんでしたが「生徒の同意があったとしても、わいせつな行為や性交渉は絶対禁止!」とはっきりと法律で決められました。


また、性暴力を理由にクビになっても3年経てば教員免許を再取得して教壇に立つことができたのが、クビになると各都道府県の審査を通らないと教員免許が取得できなくなったことも大きく変わった点です。


各都道府県の審査では更生したことを示す医師の診断書や証明書を提出しなければならないのですが、これは完全に治っていないと証明されないものなので、また性暴力をする可能性のある人間が教員免許を取ることは極めて困難になりました。


しかし、課題はまだまだあります。


たとえば、性暴力をされた被害者がまだ小学生の場合、被害を受けた日時や場所を覚えていなかったり、まだ幼いので何をされたか言葉にして説明できない可能性もあります。


それに、自分が生徒だったころを思い出してもらうとわかりやすいと思うのですが、先生は絶対的に上の立場なので逆らえませんよね。


そんな先生から多目的室とかに呼ばれても無視はできないし、そもそも何か変なことをされると思わないので、呼ばれたら普通に行くと思います。


それで監視カメラがなく周りに人もいない多目的室で性暴力をされても、証拠がないから証明することができないのです。


実際に教員による生徒への性暴力の過去の裁判では、裁判官が「わいせつ被害を受けたという部分については、疑問を差し挟む余地がないようにも思われる」といいながらも、証拠不十分で教員が無罪になったケースがありました。


だから、そもそも教員免許を取得するときに、性犯罪を犯す恐れがある人かどうかを判断する検査が必要なんじゃないかな?と思っています。


こうした問題は、もっともっと多くの人が声を上げることで、国が対応してくれる場合があります。


実際に誹謗中傷問題は、テラスハウスに出演していた木村花さんが自死したことをキッカケに、国民がネットを中心に声を上げたから法律が変わりましたよね。今年の10月までに新法が施工される予定です。


日本には他にもまだまだ多くの問題があります。まずは私たち国民一人一人がそういうことに関心を持って、調べて知ることが解決に繋がるのかもしれませんね。


お客さんとこういう話をすると印象に残りやすくなるので、風俗の仕事的に見ても何かを知ることはプラスになるかもしれません。少しでも誰かのためになればぼくは嬉しいです。



- おしまい -

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