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血を吸っている蚊は叩いたらダメだった?


こんばんは! つーばきです!


今年の4月、Twitterで小学4年生のお子さんを持つ母親が、子どもの足の甲の斑点(はんてん)が写った写真をツイートしてバズっていました。


内容は「足が変と言うから見たら謎の斑点に焦って皮膚科に連れて行くと『(医師から)今同じ症状で来るお子さんが増えてます』と言われ、『感染病なんですか!?』と聞くと『クロックスの日焼けです』と言われて大爆笑した」というものです。


リプには「うちも経験ありです」「あたしも昔やらかしました。今では笑い話ですが」など、子を持つ母親と思われる人たちから多くの反響が寄せられ、40万件以上の「いいね」がされていました。面白いですよね。


ツイートをした母親は、前にもお子さんに似たような斑点ができたことがあり、病院で診察を受けると皮膚病だったので、今回もなんらかの病気だと思って病院に駆け込んだのだそうです。クロックスの日焼けあとでよかったですよね。ぼく的にちょっとホッコリするツイートでした。


しかし、ある日突然肌にできた謎の斑点は、なにかの病気である可能性もあります。今回の話はホッコリエピソードでしたが、みなさんに同じような症状があらわれたときは病院に行くことをおすすめします。


実際にリプの中には「子どもの頃、足の一部が白くなったので『日焼けあとだろうな』と思って放置していたら白い部分がどんどん広がったので、病院で診てもらったら皮膚の病気でした。幸い今では色素を取り戻していますが」という声もありました。素人目で決めつけるのではなく、病院でプロに診てもらうことが大切ですね。


夏になると紫外線や汗のせいで肌トラブルが増えますよね。それだけではなくヤツのせいで非常にやっかいな「痒み(かゆみ)」に襲われることもあります。そうです、蚊です。


私たちは蚊に刺されても痛いと感じることはなく、知らないうちに血を吸われて逃げられます。そのあと皮膚の赤い腫れと痒みを感じて、はじめて蚊に刺されたことに気づきます。


一体なぜ、刺されたときに気づかないのでしょうか。


これまでは蚊の針が非常に細いからだと考えられていました。しかし、最近の研究で痛くない理由は針だけではなく「蚊の唾液」にもあることがわかりました。蚊の唾液には刺したときの痛みを和らげる成分が含まれているのだそうです。


私たちが痛みを感じるのは体に備わったセンサーがあるからです。センサーには、病気やケガなどで損傷したところを修復する間、体を動かさないように警告する役割があります。体中に張り巡らされたセンサーが刺激を感知すると、脳に「刺激がきたよー!!」と伝えるので、痛いと感じます。


ところが、蚊の唾液には麻酔薬の効果と同じような成分が含まれており、そのせいで痛みを感じないのだそうです。この唾液が人体にアレルギー反応を起こすから、刺された皮膚が腫れたり痒くなるのです。


蚊は注入した唾液を血と一緒に吸い戻します。ですから、肌に止まっている蚊を見つけても、血と唾液を吸い終わるまで我慢して待った方が痒みがマシなのです。


もし吸引中の蚊を上からピシャッと叩き潰してしまうと、痒みを引き起こす唾液が回収されないどころか、叩き潰した衝撃でより多くの唾液が体内に流れ込んでくることになってしまいます。


そのため吸引中の蚊を見つけたときは、吸い終わるのを我慢して待つか爪先で横に弾き飛ばした方が、その後の痒みを抑えることができるのです。


吸引中の蚊を見つけたときは叩いて潰していたので、次からは横からデコピンしようと思います。蚊に吸われたときの痒みって地味にウザいんですよね。。。


いかがでしたでしょうか。私生活に活かせるだけではなく、お客さんとのちょっとした会話にも使えそうだなと思って、この記事を書いてみました。こういうちょっとした雑学が好きな男性は少なくないので、教えてあげたら喜ぶかもしれません。


この話をキッカケにお客さんの雑学話に花が咲いて、その後はお客さんの雑学話に「すごーい!」「知らなかったー!」「◯◯さん、よく知ってるね!」と少しオーバーにリアクションをするだけで、満足していい記憶のまま帰ってくれるかもしれません。


ひとは誰かに話を聞いてもらうと脳が気持ちいいと感じます。朝早く起きて満員電車に乗り、上司と部下の顔色を伺いながら日々の仕事をこなし、家に帰ると家族から煙たがられているおじさんは、あなたに自分の話をゆっくり聞いてもらえるだけで、幸せな気持ちになるかもしれません。


ぼくの担当の中には、少しオーバーリアクションで話を聞くことで、お客さんが気持ちよくなり指名に繋がっているひとがいます。みなさんにも試してもらえたら嬉しいです。



今日はここまで。それではまた。



 おしまい 

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