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THE AMBIENCE OF SPORTS

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カメラマンとして残したいのは「カッコいい瞬間」です。僕がみつけたカッコいいを御覧ください^^
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#競泳

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.163

昔の写真のexifを眺めていたら、1/8000の写真がみつかった。 もともと極端な性格でどうせやるならとことん振り切った志向で、写真を始めたばかりの頃は超高速シャッターに凝っていた時期があった。 最近は1/500を基本により遅いシャッタースピードで写真を作っているから、ちょうど10年前に撮ったこの写真を逆に新鮮に感じた。 ちなみにexif(エグジフ/イグジフ)とは「エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット」という舌を噛みそうな言葉の略称で、カメラのモデルや

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.156

ここ10年くらい自由形で何か撮れないかと試行錯誤している。 答えはまだ見つかっていない。 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.145

クリオネではない。 バタフライだ。 2011年@辰巳国際水泳場/ワールドカップ ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.140

ニュルッとした水の膜、表面張力を利用した写真が好きで泳法ごとに同じような写真を撮っているのだけれど、この写真で僕が注目したのはスイマーの後ろに発生した水のうねりだ。 競泳を撮るとき注視するのは頭や腕の位置だから、それ以外の部分がどうなっているか意識したことがなかった。 体全体のうねりを利用して推進力を得るドルフィンキックに連動するように水もまたうねる。当たり前の話すぎて「何言ってんだ?」て思うかも知れないけれど個人的には大きな発見だった。 2012年@辰巳国際水泳場/日

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.120

背泳ぎのスタート直後、選手は水中をドルフィンキックで「スーー」と進み「スル」っと水面に顔をだす。 一瞬の出来事なのだけれど、この瞬間だけはいつも音が消えてスローモーションになったような錯覚に陥る。 2010年辰巳国際水泳場/日本選手権 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.119

競泳の4泳法のうちのひとつバタフライは前から後ろに腕を引くプルと呼ばれる動作で推進力を得ている。 グイッと力強く向かってくる迫力は4つの泳法の中ではダントツで僕が一番好きな瞬間だ。 2011年@辰巳国際水泳場/FINA競泳ワールドカップ東京 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.117

「カブちゃん農園」を最大限に活用しようと試みた結果。 分かる人にしか分からない話です。 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.111

キレイに揃えられた指先から入水する競泳のスタートで最初に生まれる水飛沫はこんなにも小さい。 このコンマ何秒かあと「ザブーン、、、バシャバシャバシャ」と静かだった水面は大騒ぎになる。 2011年@辰巳国際水泳場/日本選手権 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.106

本格的に写真を撮るようになってから、プールには毎年必ず行っていた。 去年は2月に当たり前のように行ったけれどそれが最後になっている。 当たり前だったことが当たり前ではなくなりつつある今、、とか暗い話ではなくて「あああああ! プール行きてええええ」ってなっていう禁断症状が出たというお話。 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.91

競泳のスタート前。 ある者はゴーグルを念入りに押し込み、ある物は水を浴び、ある者はバシバシと筋肉を刺激する。 レースに臨むスイマーのルーチンは人それぞれだから、その違いを観察するのも密かな楽しみになっている。 2009年@辰巳国際水泳場/日本選手権 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.70

競泳の50mはスタートが命だ。各々が独自のルーティンで集中力を高めていく。 バシバシと大胸筋や大腿四頭筋を叩く者、肩甲骨のストレッチをする者、そして、叫ぶ者。 「っしぁぁぁぁ!!!」 短距離ゆえの緊張感が伝わってくる瞬間だ。 2008年@辰巳国際水泳場/日本選手権水泳競技大会 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.69

どの業界にも専門用語とか業界用語は存在する。 僕たちスポーツ写真の世界で400mmF2.8の大型レンズをヨンニッパと呼ぶように、競泳では400m個人メドレーをヨンコメと呼んだり、バタフライのことはバッタなんて呼んでいる。 最初は「え? コーヒーですか?」「蝶なのにバッタ??」なんて思っていたけれど、あるとき素で「今日のヨンコメは誰がでるのかなぁ」と考えていた自分がいて、業界に馴染んできたことが少し嬉しくなったのは内緒です。 ちなみにこの写真はバッタ。スイマーの肩甲骨と背

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.68

いつもなら50mの長水路として使うプールだけれど、この日は短水路の大会だったから、ショートサイドを使うことになっていた。 いつもと同じ辰巳のプールだけれど、泳ぐ向きが違う。そうすると撮影条件も大きく変わってくる。 辰巳には大きな窓がある。夕方になると夕日が差し込んでくる。短水路だと見事な逆光になる時間帯だ。 2008年@辰巳国際水泳場/日本短水路選手権水泳競技大会 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.66

アテネ五輪で躍進した競泳は北京でも期待の競技で、代表選考を兼ねた全日本選手権には注目が集まっていた。 その影響だろうか。照明が暗い辰巳での開催に中継局が動いた。この大会ではテレビ中継用にプールを照らす照明がメインスタンドに設置されたのだ。 プールサイドのフォトポジションはその反対側だから、そこから撮る人間にとってはド逆光になる。水面が反射してコースが見にくいし、露出も安定しない。ハッキリいってメチャクチャ撮りにくい。 でも折角の機会なので、その逆光でウマウマさせてもらう