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姫路競馬場の馬主席に行ってみた(一口馬主から、馬主を目指す日記。12)

昨年の10月上旬に、地方競馬の馬主登録証を手にしてから、はや数ヶ月。
いまだ単独所有?一人所有?の見通しも立たない…というか、やり方すら分からない状況ではありますが、せっかくなので、馬主として歩いてみたい。

馬主として…?!

そもそも、馬主の歩き方って、何でしょうか?
地球の歩き方みたいに、そんなマニュアルが売っていればいいのですが、書店の競馬本コーナーに行っても「馬主マニュアル」的な本など全く見当たりません。(←そもそも、そんな本のニーズなどないのでしょうね…)

実は昨年(2022年)の12月31日に、キャロットの出資馬・ラビュリントスが大井競馬場に遠征してくるということで、馬主登録証で入場してみたりしたのですが(その話はまだいずれ)、馬主の入場については、TCKのWEBサイトに、詳しく記載がありました。

TCKは、地方競馬の中でも、最も規模が大きい競馬場ですし、都心に近いので、それなりに馬主の出入りも多そうですから、こういった案内をきちんと出してくれているんでしょうね。

では…それ以外の競馬場はどうなんでしょうか??
せっかくなので、出来る限り機会を作って、競馬場巡りをしてみたい!

…ということで。
実はこの度、2月中旬に倉敷と福井に出張する機会があり、そのついでに姫路競馬場に行ってみよう!…という計画を立てました。

そもそも、倉敷と福井に連続して出張に行くということ自体、かなりレアなのですが(笑)、たまたま連続して倉敷と福井に行く用事ができましたので、それならばイチイチ東京に戻るのも面倒ですし、倉敷からそのまま福井に行ってやろう!…という出張が成立。
その上で、倉敷で仕事がある日の前日に、姫路競馬が開催しているということで、これは行くしかないっっ!!…と、もはや何が主目的なんだかよくわからん旅の計画が出来上がったわけです(笑)

姫路競馬は、園田競馬と合わせて兵庫県と姫路市及び尼崎市が開催していますが、2012年を最後に2019年までは開催されず、そのまま廃止になってしまうのではないか…と危惧されていました。

自分が地方競馬に興味を持ち始めたときにはすでに休止されており、ひょっとしてこのまま行くことはないのか…と思っていたら、2020年から無事に再開され、現在に至ります。

ただ、今年(2023年)の開催は、1月中旬から10週間のみ。
春になったら、もう来年まで開催がないんです!
…そんな競馬場あるん??
(以前フランスに行くとき調べたら、フランスにはある季節に数日しか開催されない競馬場もあるらしいのですが、日本では聞いたことがない)

このチャンスをもし逃してしまえば、少なくとも1年以上姫路競馬に行くことは出来ないわけで、なんだったらそのうちまたいきなり開催休止…なんてことになったら目も当てられない。

それもあって、倉敷での仕事の前日に、姫路競馬場に行く…という計画が無事(?)に出来上がったわけです。

そしてせっかくならば、大井競馬場に行ったときのように、馬主登録証を使って入場してみたい!そしてできるならば馬主席で競馬を楽しみたい!!
※ちなみに、TCKには馬主席は存在しませんでした…

そもそも、姫路競馬場に「馬主席」ってあるんでしょうか?
そして馬主はどのように競馬場に入場すればいいのでしょうか??

…わからないことはググってみる。
現代社会の常識ですね☆
でも、全く情報が出てきません(T_T)

「姫路競馬場 馬主」
「地方競馬 馬主席」
…など、いろいろワードを変えて検索してみますが、欲しい情報が全くヒットしません。

それならば、とにかく現地に行ってみるしかない!
昔から営業職の経験豊富なので、当たって砕けろ精神だけは人並みに持ち合わせています(笑)
…というわけで、前日オフィスで夕方のミーティングが終わり次第飛び出して羽田空港へ向かい、岡山桃太郎空港へ飛んで、岡山駅前のホテルにチェックイン。
岡山駅から姫路駅までは、山陽新幹線で2駅(約30分)ですから、ここまでくれば俺を邪魔立てするものは何もないっ!(誰が邪魔をするというのか笑)

ホテルの部屋に落ち着き、就寝前に念のため再度ググってみますが、やっぱり欲しい情報は何も手に入りません。

「そのだけいば・ひめじけいば」の公式サイトで、姫路競馬場へのアクセスを最終確認。
そのページをふと見ると、無料バスの案内の他に、姫路競馬場の住所と電話番号が掲載されています。

「明日の朝行く前に、馬主席があるかどうか電話で聞いてみようかな…?」

一瞬、そんなことが頭をよぎりましたが、もうここまで来てしまっています。とにかく明日、現地に行ってから考えることにしましょう。

続きます。


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