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姫路競馬場の馬主席に行ってみた。2(一口馬主から、馬主を目指す日記。13)

岡山で宿泊した翌日の朝。
岡山駅09:53発のこだま838号で、姫路駅に向かいます。

こちらの新幹線。
現在では大変貴重な存在となってしまった500系車両で運用されているだけではなく、現在は「ハローキティ新幹線」として、かわいいラッピングを施されて走っています。

ハローキティ新幹線

………かわいい♡♡♡
新幹線にピンク色って、すんごい違和感ですけど、めっちゃかわいい笑

以前、エヴァ新幹線なんていうのも走っていましたが(乗ったことあるのに写真がない…涙)、やはり東京にいては見ることすら出来ないレア車両。
これだと1レースには間に合いませんが、そんなことはどうでもいいんです!笑
ここまで来て、乗らずに帰れるかっっっ!!!!!

…取り乱しました(汗)
さて、先頭車両を写真に収め、車内へ。
結構な乗車率ですが、意外にもみなさん、大人しく座っています。
写真を撮りまくっている人なんて、白髪交じりのおっさん一人だけ(←わたし笑)。

発車まで10分ほどありますので、座席に落ち着く前に、まずは1号車へ向かいます。

ハローキティ新幹線1号車は、撮影スポットとグッズ売り場になっています

………かわいい♡♡♡
1号車は、グッズ売り場とフォトスポット。
さすがにおっさん一人での自撮りはキモすぎるので諦めて(娘を連れてきたかった…)、娘へのお土産を何点か購入。
ここでしか買えない貴重なグッズもあったので、大満足で座席に向かいました。

姫路駅10:26着。
後ろ髪引かれつつ、「ハローキティ新幹線」を乗り捨てて、姫路競馬場行き無料バス(ファンバス)乗り場へ。

姫路駅から数分歩いて到着するファンバス乗り場

10:40発のファンバスに乗車。
発車してすぐに、目の前に姫路城の美しい姿が!

バスは姫路城に突き当たって右折

白鷺城と呼ばれるだけあって、色白の美しいお姿。
時間さえあれば、ぜひ訪れたいところですが、残念ながら今回は時間がなく、バスから見るだけに留めます。
競馬場に行く時間があるので、その気になれば行けるんでしょうけど(笑)

正味10分程で競馬場に到着。
わずか十数人の乗客は、さっさと門を通り抜けて、場内に消えていきます。

さて。
一応、馬主席に入れるとしたら、やっぱり正装していないと…ということで、スーツに身を固めた場違いな自分だけが取り残され、恐る恐る入場門へと近づきます。

どこで馬主登録証を見せたらいいのだろう…?
ところが、門に近づくに連れ、どうやら入場料が不要だということに気づきます。数名の警備員さんが常駐しているものの、「どーぞー」と言われながら誘導され、いつの間にか開きっぱなしの門を通過していました。

左手に、なにやら平屋の建物があるので中に入ってみると、数軒の飲食店が開いており、室内に並べられた机には、お酒やおつまみを前にしながら、モニターを睨んでいる数名のおじさん達が座っています。
どうやらこちらの建物は、フードコートのようなものらしく、飲食しながらモニターで競馬を楽しめるようです。パッと見る限り、馬券の券売機は見当たりませんでしたので、馬券はスタンドまで行かないと購入できないみたいですね。

フードコートを出て、スタンドの方へ向かうと、右手には今度はコースが現れます。

入場門からスタンド方面に進むと、右手にコースが現れます。

姫路競馬は右回りですので、手前入場門側が4コーナーで、奥に行くに従いゴール板、1コーナー方面ということになります。
時刻は11:00少し前。1レースはすでに終了し、2レースの馬場入り直前というところで、馬場にはまだ一頭もお馬さんの姿は見えません。

入場門側からスタンドを望む

スタンドの手前まで歩いていっても人の姿はわずか。
スタンドの1階に入ると、売り場があったので、新聞を購入。
そしてそのまま、スタンドの裏手にあるパドックへ行ってみます。

パドック
手書きの表示版

ちょうど2レースに出走するお馬さんたちが馬場入りした直後だったので、馬も人も誰もいない(笑)
昔ながらの手書き表示版に感動しつつ、改めてスタンドに戻ります。

すると、スタンド1階パドック側に「案内所」があるのを発見!
ここでいよいよ、本日最大のミッションを発動します!!

「あのー、こちらの競馬場には馬主席はあるんでしょうか?」
そう尋ねて、馬主登録証を見せます。

すると、中にいた二人のお姉さんのうち、お一人が対応してくださり、
「ご連絡はいただいていますか?」
(ご、ご連絡…?!)「い、いえ、していません」
「ちょっとお待ち下さいね」
「あ、あの…出走馬の馬主ではなくて、今日たまたまこちらの近くに来たので寄ってみたのですが…」
「はい、それでは確認しますので、お待ち下さい」

なにやら電話でどこかへ連絡するお姉さん。
(しまった…やはり電話して聞いておくべきだったか…)

電話が終わって「すみません。ちょっとそのままお待ち下さい」とだけ言い、そのまま数分が経過。
目の前のモニターでは、2レースの競走が始まりました。

やがて2レースが終わり、お客さんたちが徐々にパドックの方へとやってきます。
お姉さんが申し訳無さそうに「お待たせしてすみませんね…」と言いながら、「良かったらこちらのキャンペーン用紙にご記入いただきながら、お待ちください」と、なにやらプレゼントが当たるキャンペーン用紙を出してくれたので、記入しながら「すみません。連絡なしに来てしまって…兵庫県協会でもなくて、東京のものなので、もし難しければ結構です…」と言うと、「いえいえ、お待たせしてすみません。もう少しお待ち下さいね」と返ってくるので、またそのまま数分。

最初に尋ねてからたっぷり15分は経過した頃、案内所の電話が鳴り、なにやら話していたお姉さんが、入口の扉を空けてこちらに出てきました。
「お待たせしました。こちらのエレベーターで5階に上がって、係員にお声がけください」…と、エレベーターの場所まで案内してくれました。

エレベータの中にあったフロア案内表示

エレベーターの手前には、有料観覧席の券売機があり、「本日は完売しました」という表示がかかっています。
エレベーターに入り、フロア案内表示を見ると、ちゃんと「馬主席」という表示が…!
姫路競馬場には、馬主席が存在していました!!
ちなみに、馬主席も有料観覧席も、同じ5階にあるようです。

お姉さんに、案内してくれたお礼を行って、5階へ向かいます。
果たして、馬主席はどんなところなのでしょうか…?
期待に胸を膨らませながら、一人エレベーターに乗車しつつ、次回に続きます。

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