どこを目指すか

前回は偉そうな事たくさん言ってたくせに、自分は箸を持つという基礎基本ができていない事を思い出し絶望しております。完全に我流でここまできちゃったんです。我流とかってカッコつけましたが、ちゃんと持てないだけです。子どもの頃は、箸くらいちゃんと持ちなさい!と、よく言われましたが、使えればなんでもいいじゃん、って感じで今に至ります。要はどこ目指すかなんですよね。サッカーに置き換えると普通にできればいいじゃんって人もたくさんいると思います。それも正解です。あいつ上手いよな〜。なんて話もよく聞きますよね。でも誰と比べて?(笑)だから本当に上手くなりたいのであれば世界のトッププレイヤーたちから学ばなくてはなりませんよね。すぐできることであればプレーを見て真似する事。ボールの持ち方だったり、キックの仕方からフォロースルーまで。細かく言うとどこに当ててボールタッチしてどこに当てて蹴っているのか。審判への文句とかオーバーリアクションまでは真似しなくてもいいですが(笑)でもプレーを見て真似するとわかってきます。その選手たちが必ず利き足で勝負していることが。いや、あれはメッシだからさぁ〜。とか、最後のシュートは右足だったね。だからやっぱり逆足が大事だよね。という結果ではなくプロセスを子ども心で学びましょう。世界のトップの選手たちのベースは間違いなく利き足にあります。僕たちはそこから謙虚に学ばなければいけません。ちなみにアルゼンチンに生まれた子どもたちは幼い頃からメッシに憧れ、メッシを目指しますよね。自然にドリブルの仕方、キックの仕方を真似します。ストリートでサッカーして取られない技術だったり身体の使い方だったりが勝手に身につきます。誰に教えられる事なく。こう考えるとそもそも世界に追いつく事とか不可能に思えてきますよね(笑)サッカーを取り巻く環境も、目指してる場所も違いすぎるから(笑)ブラジル人からこんな話を聞いたことがあります。今都会の子たちは環境が整いすぎた場所でサッカーを教えてもらっているから、サッカーが下手になってきているんだ。って。普通はうまくなりそうですよね。設備が整ったいい環境でサッカーしたら。だけどみんな下手になってしまっているんだと。これを聞いて自分なりに解釈しました。ブラジル人も生まれた時からサッカーが上手い訳ではなく、ストリートでサッカーに明け暮れて、そこは左でシュートだろーとか言われる事なく、多分素足の子もいますよね。そこで夢中になることで自然に基礎基本が身につくのだと。おそらく一回でもボールを取られたら、一生ボールは回ってこないと思います。なので取られないように必死ですよね。本来ストリートで勝手に身につくはずの基礎基本をすっ飛ばして、靴履いて人工芝の上でサッカーを教えてもらってしまっているから、下手になってきている。みたいな話になるんでしょうね。でもなんか納得ですよね。ブラジル人がうまい理由がわかりますよね。遊び(サッカー)に夢中になってたら勝手に基礎基本が身につく。何より自然。ほんと自然です。その環境は残念ながら日本にはないですよね。だから日本ではまずは基礎基本を身につけるような、個人が上手くなるためのトレーニングが必要ですよね。でもこれってちょっとした意識で変わるし、練習したら確実に上手くなります。ボール感覚めちゃくちゃよくなります。サッカーしている子あるあるだと思うんですけど、上手くなってる気がしない・・・。みたいなことっあるじゃないですか?多分それって練習方法間違ってます(笑)練習の練習みたいな。よくあります。試合じゃ絶対やりませんよ。みたいな。でも上手くなる方法があるんです。めちゃくちゃ簡単な方法。まずは世界のトッププレイヤーのプレーを見て真似する。ポジショニングとかじゃなくて。さっき言ったようなことを見て学ぶ。いい時代になったので世界のトッププレイヤーのプレーがいとも簡単に見れますもんね。僕らの時代はビデオでした。父にポルトガル代表ルイコスタのビデオ買ってもらったのを思い出しました(笑)話がかなり脱線しましたが、そもそもサッカーって遊びなんですよ。複雑に考えるめっちゃ複雑になっちゃう(笑)タイに行った時もストリートでサッカーとかセパタクローしてる人たちめちゃくちゃ上手くて度肝抜かれました。全然まとまってないし、なんの話だよ、って感じですが、どこを目指して何をするか。めちゃくちゃ大事でよね。終わり方わからなくなってきたので、箸くらいちゃんと持てるようになりたいな。って気持ちと箸使い世界選手権で世界一目指してる訳じゃないので今のままでいいや。ってそんな気持ちと。ただ両親が悲しむと思うのでこれを機に箸をちゃんと持とうと思います。持とうと思えば持てるんですよね。なんでもそうじゃないですか?やろうと思えばなんでもできる。みたいな。そんな話でした(笑)