書の朝練『王羲之「十七帖」』(500字)
おはようございます。
おせわになっております。つる です。
早朝、気持ち良く目覚めまして、
また筆を執りました。
今回の臨書は王羲之(おうぎし)です。
精神集中は必要ですが、
書いていて楽しい書です。
手本は、十七帖という作品。
今で言うお手紙です。
書体は草書です。トライしてみました。
書聖と呼ばれる王羲之ですが、
書き手に優しい書家です。
ある程度書き慣れて来ますと、
それなりに書けてしまいますように
感じられますのは、
王羲之の書の懐の深さを表しているものと
思われます。
親しみやすく、素直にその書に
学びたいと思わせてくれる稀有な書家です。
筆法は、線にしっかりと脈が通っておりまして、
主に草書の類ですと、その特徴が
よく見つけられます。
一番偉い書家ですが、その実は
組し易いのは、王羲之のお人柄も
あるかもしれません。
書へのハードルが高いからと申しまして、
必ずしも好きな書とは限らない好例と思います。
それでは、少ししゃべり過ぎまして
恐縮です。
草書の練習は始めたばかり。
主に運筆(線の運び)を練習して
ゆきたいと思います。
それではまたです。
みなさまのご無事とご自愛のほどを。
良き日を。
しばらくです。
つる かく
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