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『あなたの短歌、書きます』終了しました。ありがとうございました。

こんにちは。
つる と申します。

年末年始は、note 読み専門になろうと
考えていましたのに、
こんなお試し企画を立ち上げてしまいます。

内容はタイトル通り、
あなた様のお詠みになられました短歌を
私が書いて差し上げたいと思います。

書く道具ですけれども、
ハガキサイズのコピー用紙に、
万年筆、もしくは筆ペンで書かせて
いただきます。

私は字を書くのが好きです。
それでこんな企画を立ち上げます次第です。

募集期間ですけれども、
今日現在(2023年12月28日)より、
2024年1月20日(土)まで


させていただきたいです。

需要のあるかは分かりませんけれども、
個人的に、ただ他の方の詠まれた
短歌を書きたいなあと思いました
次第です。

ここだけの話でもないですけれども、
俳句、川柳、都々逸も受け付ける
ことにいたします。

過去作でも構いません。おかわり自由です。
この記事のコメント欄に、

一つのコメントにつき一首、もしくは
一句をお書き下さい。


お時間をしばらく頂戴いたしまして、
この記事に書いたものを順次アップ、
更新してゆけたらと思います。

のんびり年末年始を過ごしたい気持ちとは
裏腹に、やはり私は創作の手を
休められないようです。恐縮です。

私の体調いかんによりましては、
締め切りの前後もございますこと、
どうぞお赦し下さいますよう、
お願い申し上げます。

それでは、ぼちぼち参りたいと思います。

つる かく

追伸

書かせていただきました作品は、
詠者の方の物といたします。

詠者の方のみお取り扱い自由と
させて下さいませ。
ご了承のほど、よろしくお願い
申し上げます。

☆彡 お知らせ


ただ今をもちまして、
本企画『あなたの短歌、書きます』を
終了いたします。

ご参加下さりましたみなさま、
ご覧下さりましたみなさまへ
感謝申し上げます。

まことにありがとうございました。


他の方のお詠みになられた詩歌を書く。
我ながら、とても面白い試みでした。
良い経験になりました。

また、楽しいアイデアが浮かびましたら、
企画物、立ち上げてみたいと思います。

お世話になりました。
かさねまして感謝申し上げます。

どうぞ、すてきな note ライフを。

つる かく

令和6年(2024年)
1月21日(日)午前5時19分現在


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一枚目
佐竹紫円さま

この傷がいつかきれいに癒えたとき痛みは真珠に変わるのでしょう

一枚目から、風変わりな作風とさせて
いただきました。

イメージとしましては、
川の流れのような書風を志向しています。

使いましたのは、0.28ミリの
ボールペンです。
日本情緒なども意識しながら。

佐竹さん、ありがとうございました。

☆彡
二枚目
春永睦月さま

点を追い繋いでいって知ったこと私は宇宙の欠片であった

春永さんのお歌から神秘的な詠みぶりを
感じました。

少しヴィジュアルも意識した書きぶりを
目指しました。

ボールペン0.28ミリで
書かせていただきました。

線の細さに、
宇宙の冷ややかな感じを表現
できていれば幸いです。

春永さん、ありがとうございました。

(濁点の付け忘れを修正、更新しております)

☆彡
三枚目
友音さま

煩悩を見つめてみれば平凡な 内に小さな幸せがあり

友音さんの短歌です。
平凡な書を目指しましたけれども、
「幸せ」の部分だけ、小さい字で
楷書を意識して書かせていただきました。

友音さん、すてきなお歌を
ありがとうございます。

☆彡
四枚目
友音さま

来る年に期待を一つ除夜の鐘

友音さんの俳句です。
背筋を正す思いで、
まっとうな楷書を意識しつつ
書かせていただきました。

除夜の鐘に間に合ってよかったです。

すてきな御句をありがとうございます、
友音さん。

☆彡
五枚目
riraさま

終バスの《降ります》灯る夏の夜

rira さんの俳句です。

ボールペンと万年筆で書き分けました。
「灯る」雰囲気を意識しつつ、
字は丁寧さを意識しました。

rira さん、すてきな御句を
まことにありがとうございます。

☆彡
六枚目
これでも母さま

月灯り欠片になった想いすら息をのむほど耳塞ぐほど

これでも母さんの短歌です。

とても詩情にあふれてすてきでした。

月灯り、という言葉にひらめきを
覚えまして、
字で、月が空にあるかのような
書きぶりを目指しました。

ブルーブラックの万年筆を使用しました。

気に入って下さるといいなあ。
これ母さん、いつもありがとうございます。
こんなん出ました。

☆彡
七枚目
kounotoriさま

向かい風 負けんと空へばらもん凧 広い世界を僕にも見せてよ

kounotoriさんの短歌です。

凧、ばらもん凧というのを初めて
拝見したのですけれども、
鬼の絵が描かれた、とても縁起と
きっぷの良さそうな凧でした。

向かい風、と詠まれて、
風にも勢いを感じましたので、
書にも迫力を求めました。

筆ペン使用しました。

ハガキサイズいっぱいに
収まり切らないほどに
書き上げたかったのでした。

kounotoriさん、
誠にありがとうございます。

☆彡
八枚目
西野圭果 さま

病室の窓越しに見るタワーの灯 点滅のひかり闇に消えゆく

西野圭果さんの短歌です。

タワーの灯がなんともシンボリックで、
すてきな歌で、
光の加減をエフェクト効果で表しました。

書は、あまり感情を表に出さない
端正な字を心掛けました。
ブルーブラック色の万年筆で書きました。

西野圭果さん、書かせて下さりまして、
誠にありがとうございます。

☆彡
九枚目
春~と共に さま


古の紫式部光るberry

春~と共に さんの俳句です。

もうすぐ、テレビ放送で
紫式部のドラマが始まるようです。

私も短歌詠みとして、興味のある
ところです。

御句を一読しまして、
やはり紫を意識した書にしたかったことと、
およそ革新的な創作であったこととも
思われまして、
ブルーブラックの万年筆、それに
横書きを採り入れて書かせて
いただきました次第です。

春~と共に さん、
書かせて下さりまして
誠にありがとうございます。

☆彡
十枚目
ゆず さま


ママだって泣きたいんだよ冬の月

十枚目、ゆずさんの俳句です。
お子さん三人の方の俳句を三句
届けて下さりました。
その一枚目です。

冬生まれの長女さんを想って
詠まれたそうです。

お母さんの心情を想いながら、
絵、書ともにまとめることに
努めてみました。

ゆずさん、ありがとうございます。

☆彡
十一枚目
ゆず さま


姉になりぽてぽて歩く夏の月

ゆずさん、三句中の二句目です。
夏生まれの次女さまのことを
詠まれました。

お子さんの絵を描くのは難しいですけれども、
愛情をもって、書と共に
演出を心掛けました。

ゆずさん、感じ入る俳句を
ありがとうございます。

☆彡
十二枚目
ゆず さま


春の月大きくなってならないで

ゆずさん、三句目です。
末っ子の長男さん、春生まれを
想われての俳句です。

母の手と子の手を結ぶ絵を
象徴的に表現しましたつもりです。
書風は、三枚ともなるべく
統一して書かせていただきました。

ゆずさんのあたたかい感性は、
書風も柔らかな書体へと
導いてくれました。

ゆすさん、かさねがさね
ありがとうございます。

☆彡
十三枚目
恵子 さま


君想う命日の空冬北斗

十三枚目、
恵子さんの俳句です。

お父さまの命日が近いそうです。

まず、北斗七星の絵を大らかに描きました。
書風は、行書(つづけ字)を少し採り入れて、
大人風を目指しました。

冬北斗へ思いを託す心情を
表し切れましたでしょうか。
拙い書にて御免です。

恵子さんに感謝いたします。
書かせて下さりまして、
誠にありがとうございます。

☆彡
十四枚目
羽根宮糸夜 さま


新しい手帳を開くその度に今年こそはと毎年思う

十四枚目、
羽根宮糸夜さんの御歌です。

羽根宮さんは、新年新たな手帳について
お詠み下さりました。

しばらくどのように書こうかを
考えまして、
スケジュール帳に歌を書くイメージで
書かせていただきました次第です。
罫線を描き入れました。

なので、横書きに。
ブルーブラックの万年筆にて
書かせていただきました。

扱われるテーマに依りまして、
書きぶりも異なってまいります。
今回も勉強になりました。

羽根宮糸夜 さんへ、
誠にありがとうございます。

☆彡
十五枚目
春~と共に さま


自分達が継承したものをどうすれば次世代に繋げられるか

十五枚目、
春~と共に さん、二度目のご投稿です。
お待たせいたしました。

数日、時間のあります時に、
この御歌をどのように書くか、
考えておりました。

まず、ごく普通にいつもしているように、
奇をてらわない書にしようと決めました。
それから、今一度、春 さんの御記事を
読み返しまして、
今の世代の継承者が、青色を
採り入れている文面に目が行きまして、
前回と同様に、
ブルーブラックの万年筆を使うことに
いたしました。

文字のレイアウトに関しましては、
やや縦長に画像を仕立てました。
斜め下方向へ、段々と下りてゆく
形は、継承のイメージを模した
つもりです。

京都の伝統細工、そして朝日焼など、
懐の深さを思いますと、
背を正す思いで書かせていただきました。

春~と共に さん、ありがとうございました。

☆彡
十六枚目
島風ひゅーが さま


甘ったれ。ぬるい悲しみ吸い過ぎてぼくはこんなに弱っちいのさ

十六枚目は、
島風ひゅーが さんの御歌です。

筆ペンで書かせていただきました。
お歌を拝読した瞬間に、
共感し得る内容、感じ入りまして、
即、筆を執りました次第です。

肘をテーブルに付けず書くことで、
心の不安定感を書風とさせて
いただきました。

島風ひゅーが さん、
すてきな御歌を書かせていただきまして、
誠にありがとうございます。

☆彡
十七枚目
およねこ さま


柔らかき 祖母の二の腕 揉みし時 幼き頃の 思ひ出溢るる

十七枚目、
およねこ さんの御歌です。

おばあ様へのすてきな思いを詠まれまして、
書風も柔らかさを意識しました。

筆ペンにて書かせていただきました。
あまり力まない書きぶりで。

私も、と申しますか、
おばあちゃん子でしたので、
感じ入る御歌でした。

およねこさん、書かせて下さりまして、
まことにありがとうございます。

お着物を買うための、 資金とさせていただきます。