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漢数字の『一』を書こう❢ (1549字)

こんばんは。つる です。
お世話になっております。

さて、今回のメンバーシップ記事、
『おままごと書道教室』、
まだ始めたばかりでありまして、
しばらくは公開 note が多くなりそうです。

今回も、メンバーさんだけでなく、
みなさまにもご覧下さりますと幸いです。

今回のお題は、
漢数字の『一(いち)』を書く、です。

以前にもお伝えいたしましたけれども、
今一度復習を兼ねまして、
画像を載せたいと思います。

書に興味の湧く記事を書けますと
幸いです。

まずは、紙とボールペンで
書いてみました。

書き順は3段階

アをご覧下さりますと、
1,2,3と打ってあります。

1で、斜めに入り、
2でふくらみを持たせてやや斜めに書き進める。
3で最後の後始末です。左上に気持ち
 突き上げて終了です。

イをご覧下さいませ。
漢数字の一を書く時も、
横半々の意識、イメージを
少し意識しながら書きますと、
字の中心を押さえた書きぶりの
練習になります。

ここまで大げさに書く必要は
ありませんけれども、
気持ちとして押さえておくだけで、
書きぶりも違ってくることでしょう。

それでは、お次は、
墨と筆で書いてみます。

その前に、筆をどこまで下ろすか、
とか、硯(すずり)って、
どう使うの?とかありましょうけれども、
ともかくはたっぷり筆に墨、墨汁を
沁み込ませて、自分の書きやすい程度に、
汁を切りましょう。
具体的な手順などは後回しにしまして、
ともかく書いてみましょう。

私の場合は、筆をよく下ろして、
墨をたっぷり付けて書いています。

太い筆、太筆で半紙に書きます。
中心点があると安心ですので、
あらかじめ半紙を四つ折りに
しておきましょう。

それでは、書いたものを
図解入りで載せますね。

1,2,3の手順はボールペンと同じだけど。

筆の持ち方だけお伝えしておきます。
基本自由ですが、
持つ筆の位置は、筆の根本から
10センチ強くらいが、塩梅がいいのは
私の場合です。

ちなみに今回は右手、右利きの方を
想定して記事を書いております。

他のお方は、参考程度までに。

書き方は、おおむねボールペンと同じ
なのですが、筆は線の太さがある分、
細い太いで遊べます。

まず、ボールペンと同じように、
斜めから打ち下ろします。
そしてその角度のままで右へ
線を書くのですが、
コツとしまして、
徐々に筆を持ち上げて浮かしてゆきましょう。
そうしますと線がだんだん細くなります。

字の中央まで来ましたら、
今度は線を太くしてゆくのですが、
ここでまた一つのコツを申し上げます。

横(右方向)へ書きながら、筆を
じょじょにねじるようにして、
最初に打ち下ろした角度を上げて
ゆきます。
そうすることで、自然と線が
太くなってゆきます。

最後には、最初の打ち下ろしよりも
太い線まで書きまして、
一番の難所ですけれども、
最後の書き終わり方です。

筆を半紙に付けたまま、一旦止めて、
ここでちょこちょこ線の終わり方を
整えます。
基本はボールペンで書いたように、
左上への角度へ気持ち突き上げるのです
けれども、
工夫次第で、色んな線の終わり方を
表すことができるでしょう。

いろいろ試してみましょう。

今一度、画像の付けたしです。

上記の本文を少し詳しく図解しました。

上に書きました本文を、
部分部分で解説しております。

およそ、線の書き終わり方が肝心です。
漢数字の一は、とても単純ですので、
基本をしっかり学べます。
画数も一画と最少のため、
半紙の中でどの位の大きさを占めるかなど、
考え出しますと、実は奥が深いです。

最初の内は気にせず、大きく書きましょう。

☆彡

以上、拙い解説にて恐縮ですけれども、
私なりの漢字書の基本につきまして、
書かせていただきました。

一つのアイデアとして。
一つの参考として。
一つ、ご覧下さりますと幸いです。

それではまたです。
みなさまの書が
楽しいものになりますように。

つる でした。

(全1549字)

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