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Cretaceous Reverberation Chamber(聴きながら書きます)4031字

こんばんは。
お世話になっております。つる です。

今回の記事は、音楽の感想文です。

曲は、noter ミテイナリコ さんのアルバム、
『Cretaceous Reverberation Chamber』。

ご本人曰く、ミュージック・コンクレートと
仰ってらしたでしょうか。

今年の4月15日に、note で発表なさって、
今晩、聴くことにしました。
と申しますか、聴きながら書いています。

ミュージック・コンクレート。
言葉はお聞きしたことがあるのですけれども、
環境音などを使って、新たな音楽像を
作り出す一ジャンルとしてあるでしょうか。

西洋クラシックの分野や、
クラブミュージックの方面からも
アプロ―チされているように思うのですけれども。

最初の5曲は、じっと耳を傾けていたのですけれども、
次第に集中力がすぼまって、
note しながらになって、
アルバム全部を聴き終わってから、
感想を書こうと当初は思っていたのですけれども、
何だか、BGMのようにも思えてきて、
今、こうして音を聴きながら書いています。

吞みながら書く、じゃないけれど。

効果音とかのオンパレードの気のされるのですけれども、
音程感覚、リズム感覚を感趣しました。

こういう音楽って、言葉にはし辛い面を感じて、
というより、言葉に出来ないから魅力とも
思ったりなどしました。

余談ですけれども、
5トラック目を、ウクレレで合わせてみたら
Cコードでした。

これは、個人的な感覚なので、間違いも多いと
思われるのですけれども、
私は、リズム隊や、環境音などを聴いても、
大まかに音程が分かります。

机を指で叩く音なども、おおよそ、
ドレミに置き換えて、楽器などで
確認できたりします。

以上、余談でしたけれども、
ミテイさんの音楽にも、音程感覚や、
リズム感を持たずには居られませんでした。

音色は刺激的なものが多めなのですけれども、
音楽的に気持ち悪い所が、ほとんど無いのは、
ひょっとすると、西洋音階を鳴らしている部分も
多いからかもしれません。

とはいえ、ひと言では語れない。
重層的な音像、空間処理など、
私は、パソコンで、ヘッドフォンをつなげて
聴いているのですけれども、
ボリュームは22で聴いています。

ときどき、私の現実の音と重なって
聞こえるのも不思議です。
飛行機の音とか、私の家からは
聞こえますので。

これも個人的な感覚と考えですけれども、
ミュージック・コンクレートと聞いて、
思い出すのは、ジョン・ケージの
『4分33秒(時間合ってるかな)』です。

ひたすら休符の4分間の音楽です。

CDショップで試聴したことがあって、
ヘッドフォンで聴いていますと、
周りの音ばかり、お店のスピーカーから鳴る
音楽が聞こえたりなどして、
ある意味、なるほどなあと思ったことが
あります。

音楽と現実の境界線は実質的には無いとも
思われました。

ミテイさんの音楽は長いですので、
途中、お手洗いにも行きましたし、
こうして、記事を書きながら聴いているのも、
リスニング・スタイルのありふれた在り方とも
思われます。

さて、今は何トラック目かな。
セットリストの表示が無いので、
何曲で終わるのか分からないままに
聴いております。

9トラック目の途中です。

廃墟とか、イメージを喚起されます。
燃えているジャケットも、幾分か
その音楽性を表しているかもしれません。

10トラック目。
またお手洗いに行きたくなりました。

面白いトラックです。
一時停止するのが惜しい。

ライブハウスで聴くのとは、
雰囲気とかもだいぶ違うのでしょうね。
私はこんな音の鳴るライブハウスは
怖くて行けそうにないですけれども。

自分の家で聴いている分には
大丈夫です。

私も一度くらいは、こんな音楽を
作ってみたいとも思いました。
私だったら、アンビエント系がいいな。
面白そう。

11トラック目に入った所です。
一時停止をして、一服しています。
煙草を吸ったら、今一度お手洗いに
行きます。
私は映画館で映画を見るのは無理だろうな。

何曲あるんだろう。

ミテイさんの音楽を聴いているせいか、
お手洗いで便座に静かに座っていますと、
周りの小さな音に気付きます。

冷蔵庫の音であったり、
空気の流れる音、そして
私にはわずかに耳鳴りの音が常時
するのでした。たまに大きくなることが
あります。

またパソコンの前に座って、
再生ボタン。

ピアノとかを普通に弾かずに、
拳で鍵盤を叩いたり、
張られた弦を直接叩いたりなどする表現なども
思い出したりしました。

インダストリアルな音色のようでいて、
そんなに産業的な音塊に感じない。
意外といろんな音が介在している感想です。

最初にも書きましたけれども、
結構音階的な所も意識なさってらっしゃる
でしょうか。

私は、インダストリアルなテクノとかは、
本当に頭が痛くなっちゃうのですけれども、
ミテイさんのこのアルバムは、音の
バランスがいいのか、聴いていて、
頭が痛くなることは無いです。

写真とかもなさる、ミテイさんですけれども、
私にとっては、ミテイさんと言えば音楽、と
思っていました。

やっぱりダイレクトに聴感覚に訴えてくるものは
大きいです。

この音楽が何であるか、と考えるより、
今の自分の心身がどうであるかを
考えたくなるような、そんな思いも持ちました。

このトラックも面白いです。
聴きながら書いてますので、
文章も長くなってしまいます。
ご容赦くださいませ。

しばらく拝聴。

コーラ、取りに行きたいけど、
パソコンの前から離れられない。
ミテイさんの作品と思えば。

11トラック目が終わるので、
コーラ取りに行きます。

タイトルは、『Language death』だったかな。
これは、テクノぽかったなあ。

12トラック目。
ミテイさん、ジャケットとかデザインする時が
楽しいとお書きになられていましたけれども、
このアルバムとかも、曲順とか
考えるの楽しそうだなあとか思いました。

ここまで来ると、全体像が少し見えつつ
思えてきました。

アルバムの構成や、物語性があるかは
微妙な所で、1曲1曲で独立した作品を
寄せ集めた感もあります。

モノラルチックな音像。
やっぱり、バランス感覚とかは
意識なさっている印象です。
微妙にエンターテインしているかも
しれません。
少なくとも、聴き手を全く無視した
作りではないような気がされます。
めっちゃ長いですけれどもね。

ここで、モノラル感、いいなあ。

次の曲、あるのかな。
それともエピローグ的なトラックなのかな。

あ、13トラック目、来た。
ミテイさんのトラック名って、
英語だと思うのですけれども、
結構難しい単語とかお使いなのかな。
ぱっと見では、意味が分からなかったです。

このトラック、
一番ジャケットぽい表し方かも。
なかなか濃いです。
ちなみに再生時間は、6分42秒です。

病みつきにはならないのだけど、
自分の普段聴いてる音楽、
作っている音楽が、
いかにある種のルールに従っているかと
いうことに気付かされます。

作者は、適当に作ってます、なんて
仰っておられますけれども、
その適当が、なかなかできないものかもと
思います。

作り続けているのも凄いと思います。
好きでないとできない。

14トラック目。18分あります。

今夜はミテイさんの日にします。

ここまで聴いて来て、
微妙に映像が浮かんで来ます。
不定形ですけれども。

これ、CD 1枚には入らないだろうなあ。
ちょっとしたカルチャーショックです。
私はCD 世代でしたので。

最後にリンク、貼っておこう。

私が、ダーク・ファンタジーの小説を
note で書けるなら、このアルバムを
BGMに、書いてアップしてみたいものです。

ジャケットの炎?がやっぱり
シンボリックかなあ。

ストイックなものも感じます。

テクノ・アーティスト、
エイフェックス・ツィンの
『サーフィン・オン・サイン・ウェーヴ』とか
思い出しました。
内容はすっかり忘れていますけれども、
とても厭な印象が残っています。
でも、何故か今でもアルバム名だけは
このように言えます。

CDシングル『ON』とかも好きだったなあ。
私はテクノ好きなので、そういう耳で
聴いちゃうな。

ミテイさんのは、インダストリアルな
アンビエント。って言ってて分からないです
けれども。

かっこいいな。

西洋クラシック音楽とか、
プログレッシヴ・ロックとかも
尺、長いですね。

これを聴きながら note していると、
普段と全然違う感じでしている感じが
するから面白いです。

15トラック目。
出だしの音が、サージョンの
ファースト・アルバムぽくて好き。

音が反響してます。

こういう音空間、好きですけれども、
あまり長く聴き過ぎるとやばいかなぁ。

スペース(宇宙)的な。
エコー、心地いいです。

作曲というより、音のデザインなのかも
しれない。エフェクトやマスタリングで
楽しんでそうです。

結構お腹いっぱいになって来ました。

やっぱり、このトラックはやばいなあ。
心が閉じてゆきそうな感じがするから。

鳴っている音は、とても面白いです。

コーヒー飲みたくなってきました。

こんなに長く音楽を聴くことは、
ここのところ無かったので、
少々疲れてきました。

ボリュームを少し下げよう。
15。

ここまで来たら、最後まで聴きたい。

と思ったら、・・・終わりました。

と。いう訳で。

がっつり聴かせていただきました。
ミテイ・ナリコさんの音楽。
トラウマになりそうな一歩手前で、
アルバムが終わりました。
終わってみれば、強烈でした。

熱いソウルも感じました。
ミテイさん、ありがとうございます。

なんか分からないけど、
また私は私の音楽、がんばろうって
思いました。

ちなみに、今回の記事は、
特に読者の事を思いながらは
書いておりません。

ミテイさんだけと向き合うつもりで
聴かせていただきまして、
書かせていただきました次第です。

乱文でしたらごめんなさい。

ミテイさんの音楽は、一度
記事にしておきたかったのでした。

それでは、4000字に届きそうです。

ありがとうございました。

また、ウクレレ触るかな。

みなさまのご無事を。
どうぞご自愛の日々を祈り申し上げます。

それではまたです。

つる かく 🎵


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