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夏期講座『短歌ひと口メモ』~初心者さま向け~(1168字)

こんにちはー。^^

暑いです、大阪。💦
今、洗濯し終えて、ほっとしているところです。

みなさまの地域はいかがでしょうか。
全国的に梅雨明けでしょうか。

洗濯中に、本を第1章読みました。
『短歌の文法』という本です。

ともかく馴れよ、が印象的でした。

そこでいきなりですが、
印象に残った事を
自分の経験と合わせて少し
お話できればと思います。

文法なんて、暑くて覚えるなんてムリ~、
な私です。^^

短歌は現代の言葉(口語こうごと言います)で
詠めるので、昔の言葉(文語ぶんごと言います)で
わざわざ詠む必要なんて無いかもしれませんね。

この記事も、記憶されなくていいと
思いながら書きます。^^

短歌を古い言葉で詠む、文語で詠む場合、
二種類のジャンルがあります。

まず文語。
現代では使われない言葉の用法です。
例えば、

く、と読みます。

言葉の用法の基本形である
終止形です。
現代では『来る』と言いますね。

く、だけでは何だか物足りない
言い方のように感じられるお方も
いらっしゃるかもしれません。

そして、もう一つのジャンルが、
歴史的仮名遣いです。
旧かな遣い、などとも言われます。

これは、説明するのが難しいのですけれども、
例えば、

言う

これを歴史的仮名遣いにしますと、

言ふ

となります。

簡単に申してしまいますと、
表記が古いだけで、
声に出して読んだ時には
同じ読みとなる言葉の用法です。

昔の言葉は、これらを使って
短歌、和歌を詠まれていました。

文語と歴史的仮名遣いのミックスとして、
分かりやすい例として挙げますと、

恋ふ

というのがあります。

「こう」と読むのですけれども、
意味は、恋する、という意味です。

現代で使われない言葉ですし、
仮名遣いも歴史的仮名遣いです。
ちなみに現代の仮名遣いは
新仮名遣い、現代仮名遣いなどとも言われたりします。

この辺りで、今回の記事を
終えたいところですけれども、
あともう一つだけしゃべります。^^

『意思、意図』を意味する言葉が
あります。

遊ぼう
学ぼう
恋しよう

などです。
これを文語、旧かなで詠むと
どうなるでしょう。

遊ばむ
学ばむ
恋ひむ

声にだして読みますと、

あそばん
まなばん
こいん

となります。

この記事で、わたしが書きたいと
思いましたのは一つだけです。

恋ひむ

この一言。

意思を表す文語って、

他にも、

探さむ
習はむ
打たむ

など、
『ア行』で活用させる場合が多い
のですけれども、

恋、は、

終止形が、『恋ふ』で、

恋しよう、と意思などを表す時は、

恋ひむ

と、『イ行』で活用するようなのです。^^

ここがわたしの一口メモでした。

以上、
つる の短歌一口メモでした。☆彡

忘れて下さって構いません。
目に馴れさせるのが目的でした。
わたしも書くことで
馴れてゆきたいと思っております。

暑いなか、お読み下さります方へ
感謝です。m(_ _)m

なによりご無事がなによりです。🌳
どうぞご自愛の日々を。🌼

つる かく 🍵

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