見出し画像

宇宙杯みんなの短歌大会応募 by つる

(応募作品は三首です)

自転車を漕ぎて近づく夕空の
春の月見てよき道や漕ぐ

ミステリー漫画読み切る春の夜
深く覚ゆる月あらはかも

春の月もし問ふならば美しさ
かがよへばわが目ようたがふな

(以上、三首です)

☆-----------------------------------

こんにちは。☆
noter の、つる と申します。

note 上の企画、
宇宙杯みんなの短歌大会に
応募したいと思います。

上限三首の応募です。
審査は無いそうなので、
自己解説などしてみます。

★ 一首目

自転車を漕ぎて近づく夕空の
春の月見てよき道や漕ぐ

読みは、

「じてんしゃを
こぎてちかづく
ゆうぞらの
はるのつきみて
よきみちやこぐ」

のつもりです。

自転車を努めて漕ぐと、
前方に春の青い夕空が
見えました。
前傾姿勢になって、
まるで夕空に向かって
漕いでいるような気分。
その空の上部には、
まだ薄白い月が見えました。

気分よく、
またペダルを漕ぐ力にも
一層入る、そんな歌の
つもりです。^^

★ 二首目

ミステリー漫画読み切る春の夜
深く覚ゆる月あらはかも

読みは、

「ミステリー
まんがよみきる
はるのよる
ふかくおぼゆる
つきあらわかも」

のつもりです。

ミステリー漫画、とは、
最近テレビドラマ化も
されている、
『 ミステリという勿れ 』
という漫画を題材に
しましたつもり。

第一巻を試しに買ってみて、
読み切りました、
夜も遅く。

歌の中の
「覚ゆる(おぼゆる)」ですが、
古語(文語)で、
古語辞典で調べますと、

覚ゆ。
「感じる」「自然に思われる」
「気がする」、などの意味の
ようです。

また、「あらは」ですが、
こちらは、
「露出している」
「外に現れているさま」、
などを意味する古語の
ようです。

読み切ったミステリー漫画で、
すっきり解決を見た
春の夜中、
家に居ながらも想像を
巡らせて、
今頃は空にお月さんも
露わに出ているかもしれない。

そんな気分を詠いました
つもりです。☆

★ 三首目

春の月もし問ふならば美しさ
かがよへばわが目ようたがふな

読みは、

「はるのつき
もしとうならば
うつくしさ
かがよえばわが
めようたがうな」

のつもりです。

春の月を見ている時の、
率直な思いを詠いました。

古語に関しては、

「かがよふ」・・・
ちらちらと光ってゆれる。
かがやく。

「うたがふ」・・・
疑う、に同じ意味です。

かがよう光、それを
見つめる私の目よ、
確かな物として見よ。

ほどの意味として、
詠いましたつもりです。

☆-----------------------------------

(あとがき)

久しぶりに、がっつり
短歌(作歌)に取り組みました。

新鮮な気分で詠えて、
あれこれ推敲したり、
楽しかったです。^^

募集期間の始まりでは
ございますが、
今まで、数週間を掛けて、
推敲を重ねてきました
三首です。

どうぞ、よろしく
お願いいたします。m(_ _)m

2022年3月25日(金曜日)、
早朝

つる かく🍵


募集要項は以下です。


お着物を買うための、 資金とさせていただきます。