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切り餅づくり

お餅といえば、
疑いもなく長方形であった。

お豆腐といえば、
疑いもなく長方形だった。

厚揚げといえば
疑いもなく長方形だった。

横浜から、
九州(佐賀県有田町)へ来てから、

お餅は丸になり。

お豆腐は正方形になり。

厚揚げは正方形や、三角になった。

例外も多々あると思うけど、
地域による形の違いは面白い。

数年前にホームベーカリーを買って、
お餅もつけるようになったので、
冬になると、この方に餅担当をまかせる。

それで、最初は、
つき上がった熱々の餅をちぎって
丸めて丸餅を作っていたのだけど。

あるとき、簡単な切り餅の作り方を
教えてもらってから、こればかりになった。

丸めるのは鏡餅を作るときだけに。

ホームベーカリーがついてくれた餅を
ラップを敷いたバットに出して、
平らに伸ばしてまたラップをする。

そのまま、放置。
冷めてからは冷蔵庫にいれる。

一日くらい置いたらちょうどよい固さに
固まるので、ラップをはがして、
包丁で適当に切る。

一日くらいで切るのがポイント。
あまり置きすぎるとカチカチになって
切れなくなる。

切り餅サイズや、
さらにその半分の小さめサイズに
切っておくと重宝する。
餅巾着にいれる餅は小さいサイズだと
便利。
焼いても煮ても原型はとどめないので、
大きさも形も気にせずテキトーにカット!

そして、またひとつひとつラップで
包んで冷凍。

食べたいときに冷凍のまま、
ストーブで焼いたり、
鍋に入れたり。

この土地でとれた餅米を分けてもらって、
この土地の山水で、
文明の力に助けてもらって出来たお餅は、
やわらかくて本当に美味しい。

冬の楽しみ、今年も完成。

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