ヘアズイヤー・ニンフ

現代風のアレンジも多彩なメイ・ニンフ・パターンフライボックスにすっかり定着した、おなじみのメイフライ・ニンフを紹介しよう。
原型は、9世紀初頭のイギリスで誕生した、ウイング付きのウエットフライ。その当時から、モシャモシャのボディと、ノーレッグのシルエの
ットをもっていた。ニンフがアメリカに渡ったのは20世紀に入ってからのこと。現在のようなスタイルは、アメリカで完成したとされているが、残念なことに、考案者ははっきりとしていない。
使い方は、ニンフの基本中の基本、しっかり沈めてナチュラル・ドリフト。濡れたヘアズイヤーは、水中で微妙な動きを見せ、魚たちを効果的に誘う。
釣り場の深さや流れの速さに応じられるよう、ウエイト量の調節は必
要不可欠だ。今回はウエイトを少なめに巻いたが、シャンク全体に巻い
た多めの仕様も用意しておきたい。

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